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2012年3月 1日 (木)

第756回中京も始まる春

 今週はいよいよ中京競馬も始まり、重賞も豪華4本建て。競馬の春はここからスタートだ。
 中山の3歳重賞・弥生賞は、上位3着までに皐月賞の優先出走権が与えられる。クラシックを目指す3歳馬にとっては、超えなければならない大きな関門だろう。過去10年の連対馬をみると、ABCなど、前走指数の高い馬たちが圧倒的に強く、前走でしっかりとしたレースをしていないと上位は難しい。他では平均指数上位馬やXYZ馬の連対率も高い。

(弥生賞)  1着    2着    3着    
02年    D d   AXa    Z
03年    A     B d     b
04年    -     BYc   C d
05年    B     C     AYb
06年    BZd   BXa    Yb
07年    AXc   -     -
08年    -      Z    AXc
09年    AXa   -      Z
10年    B     AXb   C a
11年    CZb   CXc   A d
(スローペース調整は-20/-10)

 今年の前走指数上位はアーデント、アダムスピーク、フェノーメノ、トリップなど。メイショウカドマツは過去の指数が高い馬だ。
 出走馬の大半が2勝馬だが、負けなしで連勝しているのはアダムスピークとサイレントサタデーだけ。指数のランク馬のなかではアダムスピークだけだ。加えて、過去の弥生賞の勝ち馬の多くは、近走で重賞を勝っている馬たちだった。今年はただ1頭、アダムスピークが重賞勝ち勲章を胸にこのレースに臨む。
 アダムスピークは新馬戦のあと2戦目のラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったが、楽勝というわけではなかった。直線で包まれ、出しどころがなく、そのまま負けてもおかしくない状況だった。それでも、ようやく少し空いたスペースに突っ込んでいって、抜け出す一瞬の切れは断然で、素質の高さを示しての勝利だった。指数の高さも世代のトップクラスのレベルにあり、連軸の中心に置ける馬だろう。
 他にスローペースの上がりの脚は、ジョングルール、ブリスアウト、アーカイブ、アーデント、サイレントサタデー、コスモオオゾラなどが鋭く、要注意だ。

 3歳牝馬の重賞・チューリップ賞は桜花賞のトライアルレースだ。牡馬の弥生賞同様、前走指数の高い馬を中心に、指数上位馬が圧倒的に強い傾向にある。
 07年、阪神の馬場改造後は、阪神JFの勝ち馬が毎年連対しており、連軸の中心になっている。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
02年     Xc   CYa   C
03年    D c   A a   B
04年    AYa   -     -
05年    A a   -     -
06年     Z    CYd   -
07年    AXa   BZ    -
08年      c   AYa   BXb
09年    AZa   -     -
10年    -     B     -
11年     Xa    Zd   C
(スローペース調整は-20/-10)

 今年はジョワドヴィーヴル、ジェンティルドンナ、エピセアローム、イントゥザストームなどの前走指数が高い。他にウイングザムーン、ゴールデンムーン、ヒーラなどは過去の指数や平均指数の上位馬だ。
 今年も阪神JFを勝ったジョワドヴィーヴルが出走している。2戦2勝と負けがなく、上がりの脚も水準以上、マイルの距離適性も心配ない。名牝の誉れ高いブエナビスタの妹としても、中心の座は譲れない。
 ジョワドヴィーヴルを逆転できそうなのはジェンティルドンナだ。前走は牡馬中心のシンザン記念を3、4番手で先行して、直線は早めに抜け出して先頭に立ち、そのまま押し切る強いレース内容だった。先行力があり、ジョワドヴィーヴルより前々でレースができるのも心強い。
 阪神の外回りのマイル戦はスローペースになりがちだが、スローペースの上がりの脚でもジョワドヴィーヴルと同レベルにあり、ここは差のない2強とみて良いのではないか。
 超スローペースなら、長く良い脚を使うハナズゴールの差し脚が気になる。

 芝短距離戦のオーシャンSは、6年で4頭の指数上位馬が勝っているが、2着はランク外の馬たちが多い。連軸という点からは前走指数の上位馬が中心だろう。今年の指数上位は、カレンチャン、ブルーミンバー、エーシンダックマン、ジョーカプチーノ、ワンカラット、ダッシャーゴーゴーなどだ。
 逃げるのはエーシンダックマンだろう。流れは重賞の平均的なペースになりそうで、そのままエーシンダックマンの逃げ切りがあるかもしれない。
 先行馬、中段からの馬たちで差し脚があるのはカレンチャン、グランプリエンゼル、ブルーミンバー、ジョーカプチーノ、ダッシャーゴーゴーなど。順当なら、この馬たちからの馬券の組み立てが本筋になるだろう。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着
06年    -     D     -
07年     Xb   -     -
08年    C     -     C
09年    A b   -     -
10年    BZc   -      Y 
11年    -     CXb   AYa

 今週からいよいよ、スタンドもコースも新しくなった中京競馬が始まる。開幕を飾る重賞は中日新聞杯だ。昨年まで12月に行われていたレースで、ハンデ戦で距離の2000メートルも変わりはないが、今年から春の開催に移ってきた。
 指数の上位はダノンバラード、メイショウカンパク、コスモファントム、マイネルスターリー、アクシオン、エーシンジーラインなどだ。
 4歳馬ながら57キロのハンデを背負うダノンバラードの前走指数がもっと高い。皐月賞3着のあと、跛行のためダービーは回避して休養入り。昨秋に復帰して、近走は重賞でも3、2着と好レースが続く。素質の高さは明らかで、ハンデがこなせれば連軸向きだろう。
 上がりの脚ではメイショウカンパク、セイカアレグロ、オールアズワンなどが鋭く、長くなった直線一気の浮上もありそうだ。

 

☆お知らせ☆
中京競馬場の馬場改造に伴い、基準タイムを更新いたします。基準タイムのお申し込みはこちら、更新日程など、くわしくはこちらをご覧ください。

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