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2012年3月20日 (火)

第761回何ということだ

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 3コーナー手前、オルフェーヴルの逸走を見て、誰もが「えっ、まさか、故障?」と思ったことだろう。史上7頭目の3冠馬で、古馬との初対決だった有馬記念も圧勝。ここでは単勝1.1倍の圧倒的な支持を受けるのも当然だった。秋には凱旋門賞を取りに行くという、そのオルフェーヴルが「故障」なんてことになったら、これからの競馬の楽しみの何分の1かは、確実に失われてしまうだろう。そんな心配も頭をよぎったほどだ。
 しかし、驚くのはそれからだった。
 オルフェーヴルは逸走して馬群から大きく離れ、最後方に後退。止まりかけていたが、何を思ったのか、(そう、私には「何を思ったのか」としか見えなかったが)また前を行く馬群をめざして走り出した。驚きのどよめきと拍手、大歓声が沸くなか、オルフェーヴルはあっという間に馬群に追いつき、そして直線では先頭に立ちかけていた。しかし、さすがにそこからの脚に余力はなく、最後は内から伸びたギュスターヴクライに半馬身の差をつけられて、オルフェーヴルは2着だった。
 それにしても、何ということだ。逸走してまた走り出すなんて、そんな競馬は見たことがないし、それほどの不利がありながら、最後は差のない2着にまで追い込んでくるなんて、何ていう馬だ。信じられない。それが条件戦レベルの馬だったら、(それでもすごいとは思うだろうが)競馬マニアの話題で終わるところだろう。しかし、稀代の名馬の仲間入りをした馬が、である。驚く以外になかった。オルフェーヴルは、他の馬とは圧倒的な能力差があることを示したかったのだろうか。
 しかし、それでも負けは負け。私の馬券も大負け。
 手綱を取った池添騎手は、あまり多くのことを語っていないが、「かかってしまって抑えが効かず、制御できなかった」、ということのようだった。結果は信頼を裏切ることになったが、それも競馬。なによりも「故障」でなくてホント良かった。

 皐月賞のトライアルレース・スプリングSは、外から伸びたグランデッツァが勝った。先に抜けだしたディープブリランテが2着に粘り、3着はロジメジャー。中山は週末ごとの雨模様で馬場が悪く、この日の芝も重馬場だった。この後の皐月賞も荒れた馬場は避けられそうもなく、馬場の適性も考えるとスプリングSを勝ったグランデッツアは最有力の1頭に浮上してきそうだ。

 新・中京競馬場のファルコンSはブライトラインが勝ち、2着レオンビスティー、3着はサドンストームだった。
 中京競馬は3週が終わって、ダートは逃げ先行馬の天国は変わらず。芝は逆に差し追い込み馬の舞台になっている。直線は坂を上がってから200メートル以上あるためか、芝の場合は坂上からの叩き合いで様相がガラッと変わることが多い。このレースも後方から伸びたブライトライン、レオンビスティーが1、2着だったが、芝も深く、非力な馬には厳しいコースといえそうだ。

 牝馬のフラワーカップは、オメガハートランドが勝ち、2着メイショウスザンナ、3着サンキューアスク。

 きょうは春のお彼岸。父母の墓は名古屋にあるが、今年も墓参りに行けなかった。いつもいつも弟と妹任せで、申し訳ない。

☆お知らせ☆
中京競馬場の馬場改造に伴い、基準タイムを更新しました。基準タイムのお申し込みはこちら、更新日程など、くわしくはこちらをご覧ください。

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