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2012年3月15日 (木)

第760回オルフェーヴルも始動

 今週は重賞が4レース。ともに春の本番に向けての重要なステップレースで、3歳3冠のあと、有馬記念も勝ったオルフェーヴルが春の天皇賞を目指して、阪神大賞典に出走してくる。
 阪神大賞典は1番人気馬の連対率が高く、比較的堅い決着が多い。過去10年、勝ち馬だけでなく、3着内の馬たちもすべて、7番人気以内の馬たちだった。指数のランク馬も前走指数上位馬を中心に、平均指数や、過去の指数が高い馬たちが上位を占めている。指数のランク外で連対したのは過去10年で2頭だけ。指数の上位馬で、人気もある馬たちが中心になるのだろう。

(阪神大賞典)
       1着    2着    3着
02年    AXa   BYb    Zd
03年    C     AXa   -
04年    AYa   DYc   BXb
05年    B d     c   AXa
06年    DXa   C      Yd
07年    AZa   D     Bx
08年    -      Xa   AZb
09年    BYc   D     D
10年    CZc   -     A d
11年    A     D      Yd

 今年はヒルノダムール、ナムラクレセント、オルフェーヴル、ジャガーメイル、ビートブラックなどが指数の上位馬だ。
 中心は、何といっても3冠馬で有馬記念も勝ったオルフェーヴルだ。有馬記念を使った3冠馬は、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクトの3頭がいたが、すべてこのレースを勝っている。そのデータからすると、オルフェーヴルが断然の中心になるだろう。
 3000メートルの距離はスローペースが基本で上がりの脚の勝負だが、3000メートルの上がり指数はオルフェーヴルが最も鋭く、スローペースでの上がりの脚は断然だ。休み明けとはいえ、調整もうまくいっているようで、ケチをつける材料もない。ここは相手探しのレースだろう。
 相手も指数上位馬たちが中心になりそうで、ヒルノダムール、ナムラクレセント、ビートブラックなどが有力だろう。ランク外では4歳馬ギュスターヴクライ、距離が得意な10歳馬トウカイトリック、コスモヘレノスまでは押さえておきたい。

 皐月賞のトライアルレース・スプリングSは、近年レベルの高いメンバーが揃うようになって、過去10年で4頭の皐月賞馬、4頭のダービー馬を輩出している。ただ、前走にスローペースが多く、スローペースで指数を下げている馬たちが活躍する傾向も強い。今年も前走指数でスローペースが目につき、指数は低くても上がりの脚がある馬たちには要注意だ。
 今年の指数上位はマイネルロブスト、アルフレード、グランデッツァ、サトノプライマシー、ロジメジャー、ゼロス、ストローハットなどだ。
 実績ではアルフレードが最上位だ。新馬、500万、G1朝日杯を勝って、目下負け知らずの3連勝中。昨年は最優秀2歳牡馬に選出されている。朝日杯の指数は今も世代のトップレベルにランクされており、指数に不足はない。もともと先行力もあるが、スローペースに対応する上がりの脚もあり、ペースや展開に左右されにくく、その点からも連軸向きだろう。
 他に、指数上位のマイネルロブスト、グランデッツァ、サトノプライマシーも先行力を生かして流れに乗れそうで、上位を狙える馬たちだろう。スローペースで鋭い上がりの脚で見所がある3連勝中のゼロス、ディープブリランテ、サトノギャラント、ロジメジャーなども要注意だ。

(スプリングS)
       1着    2着    3着
02年    AXb   B     CXc
03年    DY    A a   B a
04年    B a     d   -
05年    -     -     -
06年    AYb   CXa   B
07年    -     B      X
08年    -     -     BYb
09年    C     -      Z
10年    -     -     AZa
11年(阪神)CZ     Xa   -
(スローペース調整-15/-5)

 牝馬のフラワーカップは、チャーチクワイア、セシリア、ラスヴェンチュラス、マイネボヌール、コリーヌなどの前走指数が高い。牡馬中心のスプリングSに比べると、前走指数の上位馬が中心を占めているが、このレースも基本はスローペースだろう。近走、スローペースでの差し脚はラスヴェンチュラス、ヴェルデバンダム、オメガハートランド、メイショウスザンナ、チャーチクワイアなどが鋭い。まだ1勝馬ながら、中段から差し脚を伸ばすラスヴェンチュラスの上がりの脚が魅力的にみえる。

(フラワーC)
       1着    2着    3着
02年    C     BZc   A a
03年    C c    Z    -
04年    A a   Bz     Yc
05年    C     ダ     -
06年    D c   BYd   ダ
07年    A a   -     C
08年    A a   C c   A b
09年    -      Yb   -
10年    BXa   C c   -
11年(阪神)-     B c   -
(スローペース調整-20/-10)

 新・中京競馬場でのファルコンSは3歳の短距離重賞。距離はそれまでの1200から1400メートルに変更になった。中京競馬場はコースも新しくなって、過去の傾向も参考にしにくいが、3歳限定の短距離戦だけに、前走指数の高い馬たちが強い傾向は変わらないだろう。
 今年はエクセルシオール、メイショウヒデタダ、トウケイヘイロー、レオアクティブ、サドンストーム、レオンビスティー、ハクサンムーン、ローレルブレットなどが指数の上位馬だ。
 果敢に逃げるのはエクセルシオールだろう。中京の新コースの芝はかなりタフで、どこまで粘りきれるかだ。前が止まれば当然、差し脚のあるキングオブロー、ニンジャ、ハクサンムーン、レオアクティブなどの台頭もあるはずで、その馬たちからの馬券の組み立てがセオリーだろう。ただ、前半の速さはエクセルシオールが最上位で、ペースを落として逃げられるなら、そのまま逃げきりもありそうな気がする。

 (ファルコンS)
       1着    2着    3着
06年    A b   -     C d
07年    A d    Zc   C c
08年    BXc   A     -
09年    A a   -     -
10年      c     a   -
11年(阪神)-     DZc   BZa
(スローペース調整-20/-10)

☆お知らせ☆
中京競馬場の馬場改造に伴い、基準タイムを更新しました。基準タイムのお申し込みはこちら、更新日程など、くわしくはこちらをご覧ください。

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