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2012年3月27日 (火)

第763回カレンチャンにネコパンチ

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 新しくなった中京競馬場でのG1高松宮記念は、2番手で先行したカレンチャンが直線でも脚色が衰えることなく、そのまま押し切って勝った。2着は後方からただ1頭、脚を伸ばして上がってきたサンカルロ、3着は内で先行していたロードカナロアだった。結局2、3、1番人気の決着で、3連単は5930円と堅い配当になった。カレンチャンは秋のスプリンターズSに続いて短距離のG1を制覇、短距離界の王座を守った。
 新・中京競馬場の芝コースは以前と比べて、かなりタフなコースに変わった。直線が短い上に直線に坂がなく、3コーナーからゴールまで下り坂が続いていた以前の中京芝コースでは、逃げ馬や先行馬の活躍が圧倒的に目立っていた。しかし、新コースは直線にもうけられた急坂と、その坂を登ってからゴールまでの240メートルでの攻防が非常に激しく、中段以降の馬たちでも差し脚が届いて、レースがより面白くなった。
 今年の高松宮記念は、先行馬と差し馬の決着になったが、人気上位馬が好走して、能力のある馬たちの順当な結果だった。新コースでは、力のない馬が展開の利だけで勝つのはかなり難しくなるのではないか。ただ、坂上まで余力を残しておきたいという意識が働きすぎると、どうしてもスローペースになりがち。今後のペースには要注意だ。

 中山の日経賞はネコパンチが大逃げを打ち、そのまま逃げ切って勝った。1.4倍という圧倒的な人気を背負っていたルーラーシップは離されての3着。2着には後方から伸びたウインバリアシオンが能力のあるところを見せたが、ネコパンチを捕らえることはできなかった。勝った江田騎手も、負けた武豊騎手、福永騎手ともに、前日からの雨でぬかるみ重かった馬場状態を、それぞれ勝因と敗因にあげていたが、3頭とも「重馬場得意」とはいわないまでも不得意ではなかったはず。ネコパンチのペースを読み切れなかっただけではないか。ネコパンチは12番人気で単勝は1万67100円。「長距離戦の穴は逃げ馬」を絵に描いたような結果に、「ネコに負けた」と笑うしかなかったのだろう。お笑い芸人の猫ひろしもカンボジアのオリンピック代表に内定した。ネコツヨシ。3連単は45万円を越す高配当だった。

 荒れるダートのハンデ戦・マーチSは今年も大荒れ。3連単は232万円を超す配当らになった。勝ったのは大外一気6番人気のサイレントメロディ。2着に16番人気のメイショウタメトモが突っ込んできて、3着には先行した7番人気のバーディバーディが残った。もともと差のないメンバーの、しかもハンデ戦で、中心馬も不在。予想も難しいレースだった。私は、あえて条件戦を勝ったばかりのマイネルオベリスクを軸に馬券を買っては見たものの、あえなく10着、まだ力差は明らかだった。

 3歳馬の重賞・毎日杯はヒストリカルが勝った。直線では前が壁になって出すところがないまま、大外に回したものの、先に抜け出していたマウントシャスタの勢いが素晴らしく、ヒストリカルはかなり苦しい位置に見えた。しかし、大外からぐんぐん伸びてきてゴール前、マウントシャスタを捕らえて勝った。いかにもディープインパクト産駒らしい飛ぶような末脚だった。

☆お知らせ☆
中京競馬場の馬場改造に伴い、基準タイムを更新しました。基準タイムのお申し込みはこちら、更新日程など、くわしくはこちらをご覧ください。

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コメント

高松宮記念、観に行ってきました。
中京なのに、ものすごい人の数で最後の直線は歓声と悲鳴が入り混じって、鼓膜が破れるほどでした(笑)
せっかくきれいになった中京なのに、人が去った後は新聞やマークカードが散乱し、どうしようもならん状態でした。
どの人も子どもの頃「ごみはゴミ箱に捨てるんだよ」と習ったはずなのに、競馬に熱中するあまり忘れてしまうのでしょうか?
情けないですね。
こんな惨状は中京だけでしょうか?

投稿: 名古屋の伊藤 | 2012年3月28日 (水) 15時51分

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