« 第769回3冠馬の期待も | トップページ | 第771回まだ寒い »

2012年4月19日 (木)

第770回東京向きの上がりの脚は

 今週から競馬は東京と京都に開催が移る。東京の開幕週はオークスの出走権を懸けたフローラSが組まれている。3歳戦だけに前走指数上位馬の連対率が高いが、スローペースで指数を落としているランク外の馬にも注意が必要なレースだ。

(フローラS)1着    2着    3着
03年    -       d   AYb
04年    AXa   -     -
05年    AZa   B b   -
06年    -     B a   -
07年    CY    -     AXa
08年    AY     Z    -
09年     Zc   D     -
10年    -     -     CZc
11年    -     AYb   DYc
(スローペース調整-20/-10)

 前走指数の上位はミッドサマーフェア、サンキューアスク、ターフデライト、コスモアンドロメダなど。他にラシンティランテ、チェリーメドゥーサなどは過去の指数の上位馬たちだ。
 ほとんどが1勝馬で、2勝馬はチェリーメドゥーサ、チャーチクワイア、ヘレナモルフォ、ミッドサマーフェア、ラシンティランテの5頭。波乱の目もある。
 牝馬の東京2000メートル戦は、スローペースが基本。上がりの脚がなければ、上位は苦しい。実際、上がり指数で+15以上の馬たちが例年好走しており、今年もその水準が連軸馬取捨の目安になるだろう。
 今年の出走メンバーで、+15以上の上がり指数をクリアしているのは、サンキューアスク、ラスヴェンチュラス、ミッドサマーフェア、チャーチクワイア、セコンドピアットなどだ。
 2勝馬のなかで、上がり指数が最も高いのがミッドサマーフェアだ。前走も後方から直線は大外に回して、一気の差し切り勝ち。東京コースも合いそうだ。
 東京の2000メートルの経験があり、上がりの脚もしっかりとしているのがラスヴェンチュラス。まだ1勝馬の身だが、近走の上がりの脚はナンバー1だ。前走は中山のフラワーCに挑戦したが、雨で重くなった馬場が合わなかったのか、最後方から追い上げたが9着までだった。東京コースに向いた脚質で、長く上がりの脚を使える。良馬場の東京コースなら、巻き返しがあるだろう。
 ラスヴェンチュラスと同じフラワーCで、堂々の3着だったのがサンキューアスク。メンバー最速の上がりで後方から追い込んでおり、一瞬の切れは鋭い。
 連軸候補は上記3頭になりそうだが、東京向きの上がりの脚があるラスヴェンチュラスを上位に取ろうかと考えている。

 読売マイラーズカップは07年以降、阪神外回りコースで開催されてきた。直線が長くなった外回りコースはスローペースが基本で、上がりの脚比べになることが多い。読売マイラーズカップも例外ではなく、07年以前と比べると、新コースになってからランク外の馬たちが上位に進出する傾向が見てとれる。今年は京都の開催になったが、その傾向に変化はあるのだろうか。

(読売マイラーズC)
       1着    2着    3着
01年    A      Xb   -
02年     Z    D     A
03年    BXb   D     -
04年    CZc   AXa   D
05年     Ya   BZc   -
06年    BXa   A     -
----------------------
07年    -     -      Xa
08年    AYa   -     B c
09年    CZb   DXb   D
10年     Z    -      Y
11年    -     -     BXa

 指数上位馬はシルポート、ダノンヨーヨー、エイシンアポロン、コスモセンサー、フィフスペトル、グランプリボス、ミッキードリーム、リアルインパクトなどだ。
 マイル戦とはいえ、ペースにかかわらず上がりの脚は必須だが、後方一気では届かないのが古馬の重賞だ。先行馬のなかで差し脚のある馬が中心になるだろう。
 とすると、ダノンヨーヨー、エイシンアポロン、フィフスペトル、トーセンレーヴ、コスモセンサー、リアルインパクト、シルポートなどが有力馬に上がってくる。
 マイルの実績ではエイシンアポロンが断然だが、休み明けに加え、G1勝ち馬だけに負担重量が少し厳しい。休み明けのダノンヨーヨーも順調さからはマイナスだろう。
 ならば、順調さでトーセンレーヴ、シルポートが連軸向きだろうか。
 トーセンレーヴは勢いのある4歳馬。前走、マイルに初挑戦した洛陽Sを快勝。前残りのレースだったが、直線の切れは断然だった。京都のマイルは合うのだろう。
 シルポートは昨年のマイラーズCを逃げ切って勝ったが、その後はふるわなかった。しかし、前走、中山記念を高指数で2着に逃げ残って、完全復調の気配にある。ここは楽にハナが取れそうで、開幕週の馬場状態の良さから、再度の逃げ切りがあっても不思議ではない。今年も波乱の主役になるかもしれない。

 福島牝馬Sは前走指数の上位馬が有力。今年はコスモネモシン、オールザットジャズ、アスカトップレディ、マイネイサベルが前走指数の上位馬だ。上がりの脚はオールザットジャズ、メーヴェ、ラブフール、コスモネモシンなどが上位だが、波乱の多い牝馬限定戦で、なかなか一筋縄ではいかないだろう。小回りの福島なら、先行力がありギリギリ粘れそうなマイネイサベルからの手もありそうだ。

(福島牝馬S)1着    2着    3着
04年    AXa   -     DY
05年    -      Ya    Ya
06年    A d   -     AXa
07年    -     B     C d
08年    D     B     A
09年    -     D c   -
10年    A     C b   C
11年(新潟)-     D b   -

☆お知らせ☆
中京競馬場の馬場改造に伴い、基準タイムを更新しました。基準タイムのお申し込みはこちら

|

« 第769回3冠馬の期待も | トップページ | 第771回まだ寒い »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/54511377

この記事へのトラックバック一覧です: 第770回東京向きの上がりの脚は:

« 第769回3冠馬の期待も | トップページ | 第771回まだ寒い »