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2012年4月26日 (木)

第772回オルフェーヴルの天皇賞

 いよいよ春競馬の本番。今週の春の天皇賞を皮切りに、6週連続でG1レースが続く。 第1弾となる春の天皇賞は、スピード指数上、平均指数上位のabcd馬が12年のうち10年で連対して中心を構成し、前走指数上位馬も9回連対している。世代別では4歳馬が7勝して他世代を圧倒しており、2着馬も含めると12年で12頭が連対し、占有率は50パーセントになる。ランク馬はもちろん、ランク外であっても4歳馬を中心に考えた方がよいレースだ。逆に、ランク外の古馬が勝ったのは08年のアドマイヤジュピタと10年のジャガーメイルだけで、古馬の場合は指数上何らかのランクがないと上位は厳しいだろう。

(天皇賞)  1着    2着    3着
00年    AXa     d   BZ
01年    DYb   D c   AYc
02年    -     DYb   CXa
03年    D      Yd   -
04年     Xb   -     CXa
05年    -     -     -
06年    AZ    BXa   -
07年    -     -      Yb
08年    -     BXb   A
09年    C     B b   AYb
10年    -     AYb   -
11年    B b   A a   C

 今年の平均指数上位馬はトーセンジョーダン、オルフェーヴル、ヒルノダムール、ウインバリアシオンなど。他に前走指数で、ユニバーサルバンク、クレスコグランド、モンテクリスエスが上位馬として上がってくる。
 春の天皇賞は3200メートルの長距離戦で、スローペースが基本。スタミナに加え、直線の差し脚が問われるレースだ。過去の連対馬の傾向を見ても、近走で上がり指数が+15以上を示していた馬たちが中心になっており、その点からオルフェーヴル、ウインバリアシオン、トウカイパラダイス、ローズキングダムなどが有力馬といえそうだ。
 しかし、今年の春の天皇賞の注目は、何といってもオルフェーヴルだろう。史上7頭目となる3冠を達成した後、有馬記念も制して年度代表馬に選出された。今年、復帰緒戦となった阪神大賞典では、3コーナーでの大逸走から、まさかの盛り返しを見せて2着。負けて強し、かえって底力の違いを感じさせた。4歳時、春の天皇賞に出走した3冠馬はシンボリルドルフとディープインパクトだが、ともに堂々と天皇賞馬に輝いている。その事例を出さなくてもオルフェーヴルの強さは、別格の現役ナンバー1だ。いまさら言うことでもないだろう。
 オルフェーヴルの相手は4歳馬が中心。なかでも差し脚のあるウインバリアシオンを筆頭に、先行力のあるフェイトフルウォー、長距離の適性が高いギュスターヴクライなどが中心になるだろう。
 古馬ではトーセンジョーダン、ヒルノダムール、ローズキングダムを上位に見ているがトウカイトリック、トウカイパラダイスにも上位のチャンスがあるかもしれない。

 青葉賞は、例年スローペースで指数を下げている馬が多く、指数が低くても要注意だ。今年も超スローペースのレースが多いようで、上がりの脚比べになるのだろう。
 今年の指数上位は、皐月賞6着のサトノギャラント、スプリングS5着のビービージャパン、毎日杯6着のアドマイヤブルー、弥生賞6着のフェノーメノなどを上位に、シルクキングリー、タムロトップステイと続く。ダービートライアルらしく、前哨戦で惜しいレースをしていた馬たちがこぞって出走して、残された2枚のダービー切符を争う。
 超スローペースでなければ、ペースの対応力のある皐月賞6着のサトノギャラントを推したいが、ここは超スローペースもありそうで、ジャングルクルーズやタムロトップステイ、ステラウインド、エタンダール、ヤマニンファラオ、フェノーメノからの手もあるかもしれない。

(青葉賞)  1着    2着    3着
02年    -     -     AXa
03年    -     D b     d
04年    B     B     DXa
05年     Ya   -     -
06年    AXa   B b   CZc
07年    C     -      Z
08年    A a   -      Xb
09年    -      Y     Z
10年    B a   -     -
11年    -     -     -
(スローペース調整-15/-5)

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