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2012年5月29日 (火)

第781回「岩田ーー」と叫びたかった

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 ダービー馬とダービージョッキーを迎えるために、芝コースのゴール付近で多くのカメラマンが待ち構えている。私も、堂々と凱旋してくるはずのダービー馬の姿を探していたが、しかし、芝コースを戻ってくる馬はいなかった。

 10番ディープブリランテと11番フェノーメノとの写真判定の結果、ターフビジョンの最上段に10の数字が光った。岩田騎手は涙をぬぐいながら、ダービー馬ディープブリランテとともに、ダートコースから地下道へおりていってしまう。

 大歓声の中のウイニングランは、なしなのだろうか?

 ウイニングランがあれば、「岩田ーーー」ととびきりの大きな声で、勝利をたたえたかったのに、少し残念だった。「どっちが勝ったか分からなくて、ウイニングランはできなかった」とのことだが、それも岩田騎手らしいか。しかし、相変わらず、岩田騎手のインタビューはボソボソとして、良く聞き取れないが、ここは何よりも、勝てて良かった。良かった良かった。おめでとう。

 今年のダービーは、ゼロスが果敢に逃げて、そのペースが最後までゆるむことがなかった。2番手にトーセンホマレボシ、3番手にクラレント、ディープブリランテは4番手で先行していく。フェノーメノは中段の7番手に、人気になったワールドエース、ゴールドシップは中段の後ろにつけている。直線では2番手からトーセンホマレボシが早々と抜けだし、それを追ってディープブリランテの岩田騎手が体をおおきく揺すって、猛然と追い出してトップに立つ。2頭の追い比べが続くところ、馬場の中央から鋭く伸びたのがフェノーメノ。ゴール前ではディープブリランテにハナ差まで迫ったが、惜しくも2着だった。ワールドエース、ゴールドシップは33秒8という最速の上がりの脚を見せたが、3、4着まで。勝負はついた後だった。

 最近のダービーは超スローペースで、直線だけの追い比べになりがちだった。当然というか、ダービー馬のスピード指数も80がやっとという、低調に思える結果が続いていたが、しかし、今年勝ったディープブリランテの指数は、父ディープインパクトが勝ったダービー以来、久々に90の大台に乗る高指数になった。

 ナビグラフでみると、勝ったディープブリランテ、3着のトーセンホマレボシはともに前走で、厳しいペースを乗りきって結果を残していた馬たちで、その厳しいペースの経験がダービーでも先行力として生きたのだろう。ともすると、上がりの脚だけにとらわれがちになってしまうが、グレードの高いレースでは上がりの脚は必須とはいえ、それだけではなく、厳しいペースを先行して指数の高さを残していること、スタミナを併せ持っていることが必要なのだと、あらためて思わされた。4、5着に終わったワールドエース、ゴールドシップはそうした厳しいペースでの先行力が少し足りなかったのかもしれない。

 ハンデ戦の目黒記念は非常に難解なレースだった。結局1番人気のスマートロビンが勝ったが、ナビグラフで見ても、このレースもダービー同様、上がりの脚があり尚かつ、厳しいペースの経験があり、先行力もある馬たちが上位を占めるレースになった。

 この日は終日馬券もまずまずで、ダービーも的中して、気分も上々、意気揚々。いつもこんなだと、楽しくて仕方がないのだけどね。

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コメント

私は

あぁ内田ぁ~

と力なく叫んでいました(笑)

投稿: 名古屋の伊藤 | 2012年5月31日 (木) 17時12分

ゴールドシップの旗手って昼間のイベントでバクテンしてませんでしたっけ?
あれ見たら、もし失敗とかして怪我でもしてたらと
関係者にどれだけ迷惑かかっただろうとか考えないのか

馬券買ったあとだったんですが・・・
先に見てたらゴールドは消しましたねw

投稿: へべれけ馬券師 | 2012年6月 2日 (土) 12時38分

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