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2012年6月21日 (木)

第788回オルフェーヴルの取捨

 今年の上半期の頂上決戦は宝塚記念。出走が危ぶまれていたオルフェーヴルも無事出走にこぎつけ、ファン投票上位5頭の内4頭がそろった。指数上位馬は、過去10年の内9年で連対する前走指数上位馬の連対率が高く、平均指数の上位馬も8年で連対を果たしている。春の天皇賞組が強い傾向も見える。

(宝塚記念) 1着    2着    3着
02年    B b   C b   D
03年      d   A c   BZb
04年    AXb    Za   -
05年    B     -     AXa
06年(京都)A a   -      Z
07年    -     A a   -
08年    -     A a   -
09年    C a     d    X
10年    -      Yb   -
11年    -     A      Xa

 今年は、ビートブラック、ヒットザターゲット、ホエールキャプチャ、ウインバリアシオン、スマイルジャックなどの前走指数が高く、他にトゥザグロ-リー、エイシンフラッシュ、オルフェーヴルなどが平均指数の上位馬たちだ。
 宝塚記念は阪神の内回りコースの2200メートル戦。外回りコースと違って直線が短い分、ペースが速くなることが多いが、今年は逃げるのがネコパンチ、2番手追走はビートブラックだとすると、それほどペースが上がるとは思えない。基本はスローペースで、上がりの脚が切れる馬や、先行馬の前残りに要注意という流れだろう。
 2000メートル以上の距離に限ると、スローペースで上がりの脚が鋭いのは、ショウナンマイティ、オルフェーヴル、ルーラーシップ、ウインバリアシオン、アーネストリー、フェデラリスト、トゥザグローリーなどだ。
 有馬記念や春の天皇賞を使ってきた、実績上位の馬から連軸馬をとるのがセオリーだとすると、有馬記念1着のオルフェーヴル、2着のエイシンフラッシュ、3着トゥザグローリー、4着ルーラーシップに加え、春の天皇賞馬ビートブラック、3着ウインバリアシオンなどが連軸向きの有力馬たちだろう。
 問題はオルフェーヴルの取捨だ。3冠馬の栄誉に加え有馬記念の勝利で、現役最強馬として期待されてきたが、阪神大賞典では2着、春の天皇賞は11着に大敗して、期待と信頼を裏切ることになってしまった。陣営では、前走の大敗は体調が万全ではなく、気合いも足りなかったと判断しているようで、宝塚記念に出走してくる以上は、体調も万全と思いたい。結果、3度目の正直であれば、それはそれで良いのだが、2度あることは3度あるのたとえが頭から離れず、どうも素直に飛びつけない。
 ではオルフェーヴルに代わる軸馬候補は、前走香港のG1クイーンエリザベスⅡ世カップを勝ったルーラーシップか、鳴尾記念を勝ったトゥザグローリーだろうか。
 ルーラーシップは近走の重賞を勝った金鯱賞、AJCCともに不良馬場の勝利で、香港での勝ちタイムも日本の同距離のタイムからすると3秒も遅い。明らかに力のいる馬場が得意な馬のようで、雨で馬場が悪くなれば、中心に推したいが、軽いスピードが求められる馬場なら苦戦もあるかもしれない。
 ならば、連軸の中心はトゥザグローリーか。休み明けだった前走は、スローペースを見越して2番手で先行、直線では早めに先頭に立ち、ショウナンマイティの追撃をおさえて鳴尾記念を勝った。スローペースで指数そのものは高くないが、上がりはしっかりとしており、状態に不安はなさそうだ。芝の2000から2400メートルでは、(6204)と安定しており、2200メートル戦も(2001)。距離適性も高いだろう。順調さと距離適性、上がりの脚から中心に取るとしたらトゥザグローリーではないか。
 他に気になるのは、上がりの脚があるフェデラリストとショウナンマイティ、先行力のあるビートブラックなど。ここでも十分に勝つ力のある馬たちだ。

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