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2012年7月31日 (火)

第799回強かったアイムユアーズ

201207290111

 子供の頃の夏は、カンカン照りの日差しとスイカとプールだった。日本がまだ貧しい時代だった。小学校にプールはなかったから、近所の子供たちと連れだって近くの市民プールに通った。プールから帰ってくると、砂糖の入った甘い麦茶が用意されていて、スイカを食べて、昼寝をする。家族で海水浴に出かけることはあったが、泊まりがけで旅行に出かけた記憶はない。それでも楽しく元気な夏休みだった。
 きょうも窓越しに青空が広がり、スカイツリーもくっきりと見えるが、子供の頃に見た夏空とはどこか違う。あのキラキラとして抜けるような透明感のある夏空が懐かしい。

 牝馬の重賞・クイーンSは、3歳馬のアイムユアーズが勝った。アイムユアーズは好スタートから5番手の外につけて、向正面を流す。直線に向くと馬群の外から一気に加速して、あっという間に先頭に立った。ゴールでは2、3着馬に少し詰め寄られたが、まったく危なげない勝利だった。レース内容も池添騎手の騎乗ぶりも、パーフェクトといえるレースだっただろう。
 アイムユアーズは1番人気だったが、2着に10番人気のラブフールが入って、3着は4番人気の3歳馬ミッドサマーフェア。3連単は7万7140円の好配当になった。
 これで3年連続で3歳馬が勝利を手にしたわけだが、今後とも、負担重量で恵まれる基礎能力の高い3歳馬が圧倒的に有利、という構図に変わりはないだろう。

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2012年7月26日 (木)

第798回3歳馬に注目

 牝馬の重賞・クイーンSは、昨年まで8月の中旬に行われていたが、今年は7月の下旬の開催になった。とはいっても、連対馬の傾向に大きな変化はないだろう。連軸の中心は過去10年のうち8年で連対している前走指数上位馬と、平均指数上位馬たちだ。

(クイーンS)1着    2着    3着
02年    -      Xc   -
03年    -     CZc   BXb
04年    D     B d   -
05年      d   -     D
06年    A     CX      c
07年    C d   B     -
08年     Xb   CZ     Z
09年    -     A a   D
10年    -     B b   -
11年    B     D      Yb

 今年はアイムユアーズ、シースナイプ、コスモネモシン、エリンコートなどの前走指数が高く、他に過去の指数や平均指数でフミノイマージン、オールザットジャズ、アニメイトバイオ、レインボーダリアなどが、指数上位の有力馬だ。
 上がり指数上ではミッドサマーフェア、オールザットジャズ、レインボーダリア、フミノイマージン、コスモネモシン、アイムユアーズなどが上位にある。
 例年、先行馬が活躍するレースで、アイムユアーズやシースナイプ、レインボーダリア、レジェンドブルーなどに展開が向くだろう。
 G1ヴィクトリアマイルが創設された07年以降、前走ヴィクトリアマイルを使った馬たちが過去5年で2勝、2着2回と中心を占めている。今年はフミノイマージン、オールザットジャズが該当するが、共に後方のまま15、16着と成績はふるわなかった。距離が合わなかっただけなのかもしれないが、ここでは強くは推しにくい。
 要注意は3歳馬だ。過去10年、負担重量で恵まれる3歳馬が3勝、2着2回と好走しており、この直近の2年間は3歳馬が連勝している。今年の3歳馬はアイムユアーズ、ミッドサマーフェアの2頭だが、なかでも、桜花賞3着、オークスも4着と、世代を代表する1頭に成長してきたアイムユアーズが最有力だろう。指数上位で、上がりの脚もあり、先行力も上位で展開も向く。3歳馬で負担重量も楽。これだけ条件が揃えば中心に推すしかないだろう。適距離ではなかった前走のオークスでも、直線トップに立つ勢いをみせ、そのまま粘って4着に好走してみせたが、距離はクイーンSの1800メートルの方が合うはずで、ここはアイムユアーズの素質の高さに懸けたい。
 クイーンSは1番人気馬が勝っても、2、3着に人気薄の馬が飛び込んで波乱になりやすいレースだ。人気薄で気になるのはシースナイプ。指数ランク上では(Bb)馬で、距離も1800が合う。洋芝のコースは初めてだが、先行力もあり、問題はないのではないか。

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2012年7月24日 (火)

第797回熱い夏

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 イチローがヤンキースにトレードになった。ホント、朝からビックリニュースだった。すぐに行われた「ヤンキース対マリナーズ」のゲームも少し見たが、新しいヤンキースのユニフォーム姿にも、全く違和感がなかった。いきなりヒットを打って、いきなり盗塁を決めて、やっぱりイチローだ。頑張れイチロー。ひとりぼっちになってしまったムネリンも頑張れ。そういえば松井に元気がない。松井も頑張れ。
 先週は全英オープンで眠れず、今週からオリンピックでまた、眠れない。高校野球もあるし、しばらくは熱い戦いの夏が続く。頑張れニッポン。かんばろうニッポン。

 蒸し暑い名古屋の中京記念は、最後方にいた5番人気のフラガラッハが直線の坂下から一気に駆け上がって他馬を圧倒。初の重賞タイトルを手にした。前走の米子Sと全く同じ戦法だったが、重賞でもその直線の差し脚は断然に鋭かった。ナビグラフで見ても、3着に入ったトライアンフマーチと並んで、上がり指数では上位にあった。
 2着に6番人気のショウリュウムーン、3着に10番人気のトライアンフマーチが入って3連単は23万を超す高配当だったが、私はフラガラッハから流していながら、休み明けが嫌でトライアンフマーチが抜けた。うーーん。熱いなあ。

 アイビスサマーダッシュはテンに速いエーシンダックマンが逃げて、2番手にハクサンムーンだろうと想定していたが、実際、ハナを切って逃げたのはハクサンムーンの方だった。内枠からコースの外に向けて斜めに切れ込みながら、しかもペースが速い。結局、ハクサンムーンは脚が持たず、ゴールの100メートルほどの手前でバタッと止まってしまった。止まったハクサンムーンをするっと交わして勝ったのは3番手から抜け出してきたパドトロワ。2着は2番手で粘りきったエーシンダックマン。この1、2着馬はともに外枠の馬たちだった。3着は4番手から脚を伸ばしたエーシンヴァーゴウ。
 私の期待したハクサンムーンは4着。単複の頑張れ馬券も外れたが、前走、1000万条件を勝ったばかりの3歳馬だったし、飛ばしすぎて失速気味のレースを、よく頑張ったと言うべきだろう。

 熱い戦いはレースの中だけのこと。馬券にまで熱くなりすぎるのは禁物。
 冷静に、冷静に。

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2012年7月19日 (木)

第796回サマーダッシュ

 新潟のカンバンレース、直線千メートルで繰り広げられるアイビスサマーダッシュ。過去10年、前走指数や平均指数の上位馬の連対率が高い傾向が見える。さらにこのレースは10年で8勝をあげている牝馬も強く、要注意だ。

(アイビスサマーダッシュ)
       1着    2着    3着
02年     Yb   AXa   C
03年    B d   A b   -3歳
04年     Xa   A     DYb
05年    -3歳   A      Z
06年    B     -3歳   A
07年    ダ     B c   -3歳
08年    -     BZb   -3歳
09年     Ya     c   AZd
10年    -     CXb   -
11年    A     B a   -

 今年はハクサンムーン、オウケンサクラ、ジュエルオブナイル、アフォード、エーシンヴァーゴウ、アポロフェニックス、パドトロワ、シャウトライン、エーシンダックマンなどが指数上のランク馬たちだ。
 先手を取って逃げるのはテンに速いエーシンダックマン。初の直線1000メートル戦だが、「そのまま」のケースもあるかもしれない。ただ、56キロは背負い慣れた重量で問題はないはずだが、牝馬や3歳馬の負担重量が非常に軽い分、ゴール前で差し切られてしまう可能性もありそうだ。
 そこで浮上してきそうなのが、3歳馬ハクサンムーン。前走は1000万条件戦とはいえ、スピードの違いでハナに立つと、そのまま逃げ切り勝ちを収めた。直線では更に加速して、後続との差を広げる一方。テンのスピードはおいても、その上がりの脚の鋭さは、このメンバーに入っても上位に評価できるレベルだろう。その上がりの瞬発力、スピードがあれば、このレースでも勝ち負けになるのではないか。
 他ではアフォード、アポロフェニックスなどの上がりの脚が上位だが、牝馬が強い傾向を重視するなら、切れる脚のある51キロのビウイッチアス、54キロのコパノオーシャンズからの手もありそうだ。

 新中京コースで行われる中京記念は、2000メートルから1600に距離が変更されて、開催の時期も3月から7月下旬になった。ハンデ戦には変わりはないが、過去の傾向は役立ちそうもない。
 指数の上位馬はダノンヨーヨー、チャームポット、タマモナイスプレイ、ミッキードリーム、レッドデイヴィス、トライアンフマーチ、フラガラッハなどだ。トップハンデは58キロのダノンヨーヨー、ダノンカモン、トライアンフマーチの3頭だが、他の馬も57キロや56キロのハンデが多く、ハンデ差はあまりないメンバーだ。
 前走、重賞で好走しているのは、G1安田記念4着のダノンヨーヨーくらいで、他は横一線。特に前走で米子Sを使った馬が多く、そのレースの評価がポイントになりそう。
 米子Sは阪神の1600戦だったが、スローペースで前残りのレース。それを最後方から追い込んで勝ったフラガラッハの上がりの脚は高評価に値するだろう。そのフラガラッハの57キロのハンデを基準に考えると、58キロでもダノンヨーヨーの底力が上位に思える。ただ、この中京記念もスローペースになりそうで、1キロでも軽い方が、上がりに懸ける馬にはありがたい。スローペースの上がりの脚と、スローペースの適性は、フラガラッハの方が良いように見える。
 他に、上がりの脚があるのはエーシンリターンズ、オセアニアボス、ゴールスキー、ミッキードリーム、ドリームカトラスなど。上がりの脚があるトライアンフマーチだが、休み明けが少し苦しいだろう。

(中京記念) 1着    2着    3着
02年    -     CY    -
03年    B     -     -
04年    -       d   DXa
05年     Zb    Xa   -
06年    D      Yb    Xa
07年     Za   -     C
08年    -     A     CZ
09年    -     AXa   A
10年     Xc   -      Yc
11年(小倉)C d    Y    -

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2012年7月17日 (火)

第795回古豪、頑張る

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 日曜日から、ずっと暑い日が続いている。関東は今日、梅雨明けになった。事務所の窓越しの青空の向こうに、スカイツリーが白く輝いて見える。日曜日は高校の部活の同窓会が東銀座であった。実に45年振りに会う仲間もいた。これまでも風の便りに伝え聞くことはあったが、こうして顔を合わせて話を聞くと、それぞれに苦労もあったんだなと感慨深いものがある。団塊の世代と言われたわれわれも、とうに還暦を過ぎ、それなりの年齢になったが、皆、元気で勢いもある。まだまだ頑張らなくては。

 函館記念はハイペース気味の流れだったこともあって、中段に控えていたトランスワープが馬場の真ん中を突き抜けて勝ち、後方にいたイケトップガンが大外から一気に2着まで浮上してきた。4角手前から早めに先頭に立ったミッキーパンプキンが内ラチで粘りきって3着を確保した。結局、4番人気、8番人気、7番人気という波乱模様で、3連単も15万を超す高配当だった。それにしても、勝ったトランスワープは7歳馬、2着に8歳馬のイケトップガン、3着は6歳馬のミッキーパンプキン。もともと若い3、4歳馬の参戦がなかったから、という見方もあるだろうが、競馬の世界も、まだまだ古豪おじさんパワーが健在だと示した1戦だったようだ。

 人気がなかった2着馬のイケトップガンは、ナビグラフでは近走の上がり指数で最上位にあった馬だ。私自身もイケトップガンをトウカイパラダイスの対抗に推したが、あいにくトウカイパラダイスが4着では、馬券にはならなかった。

 おじさん話はさておき、いよいよ2歳馬の重賞も始まって、その第1弾が函館2歳Sだった。世代最初の重賞ウイナーになったのは牝馬のストークアンドレイ。ストークアンドレイは3番人気だったが、その新馬戦での指数は、芝では現2歳世代のナンバーワン指数で、上がり指数も出走メンバー中で最上位にあった。その点からも順当な勝利だっただろう。

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2012年7月12日 (木)

第794回洋芝適性で

 今週は函館が最終週。掉尾を飾る重賞に函館記念と函館2歳Sが組まれている。
 函館記念はハンデ戦らしくと言うか、トップハンデ馬は過去10年で1勝、1番人気馬も2勝しか上げられず、波乱度の高いレースだ。指数上は前走指数の高いABC馬の連対率が少し高い傾向だが、ランク外の馬も多い。

(函館記念) 1着    2着    3着
02年    -     -     A
03年    B b   -     DZ
04年    B d    Zd   A
05年    -     -     B
06年    C c     b   -
07年    -     -     BXd
08年    -     C      Zb
09年(札幌)C d   -     -
10年    AYb   C     -
11年    A      Y    DXb

 今年はトウカイパラダイス、イケトップガン、ゴールデンハインド、セイカアレグロ、などの前走指数が高く、過去の指数や平均指数ではマイネルスターリー、コスモファントム、ネオヴァンドーム、アクシオン、ロードオブザリングなどが上がってくる。
 トップハンデは休み明けのコスモファントムの57.5キロ。次いで57キロのマイネルスターリーだ。
 前走に函館の巴賞を使ってきた馬たちが多く、順当なら、そのレースを好指数で勝ったトウカイパラダイスが中心になりそうだ。まだ重賞勝ちはないが、近走は5戦3勝、2着1回と絶好調。2走前の目黒記念2着は上々の実績だし、春の天皇賞での10着を除けば、パーフェクト連対だ。56キロのハンデもこなせるだろう。力のいる芝コースだった中京での連勝、前走の巴賞での勝利を見る限り、力のいる洋芝の適性も高いはず。直線の短い函館コースも、先行差しの戦法を生かしたい脚質に合うのではないか。
 トウカイパラダイスを脅かすとしたら、先行して一瞬の鋭い差し脚のあるトランスワープ、セイカアレグロ、ネオヴァンドーム、イケトップガンなどだろう。

 2歳馬の最初の重賞・函館2歳Sは昨年より3週も開催が早くなった。2歳戦だけに、当然ながら前走指数の高い馬たちが有力で、過去10年、毎年ABC馬のいずれかが連対している。今年はストークアンドレイ、トルークマクト、エターナルムーン、コスモシルバード、ディアセルヴィスなどの前走指数が高く、他にコナブリュワーズ、タイセイロバリーの過去の指数が高い。
 前走のレース内容が最も良かったのは牝馬のストークアンドレイだ。芝1000メートル戦を好スタートも3番手に控え、直線なかばで外に持ち出すと、あっさりと抜け出して圧勝した。指数の高さはもちろん、差し脚の切れも鋭く、ここでも最有力だろう。この時期は牡馬より牝馬の方が成長が早く、過去10年、毎年牝馬が連対しているのも好データだろう。芝1200メートル戦を勝った馬たちの中では、鋭い差し脚をみせたコスモシルバードも中心に推せる有力馬だ。他では、前走ダート1000メートル戦を、世代ナンバー1の高指数で大差勝ちした、タイセイロバリーも能力は高い。芝の適性があれば、ここでも勝つ力はありそうで、気になる存在だ。

(函館2歳S)1着    2着    3着
02年    A     -     BXb
03年    D d   B b   -
04年    -     A a   B
05年    C b   C b   A a
06年    -     CXd   -
07年    A a   -     D d
08年    -     AYa   -
09年(札幌)B     AZc   -
10年    -     AXa   C
11年    B b   C c    Y
(スローペース調整値-20/-10)

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2012年7月10日 (火)

第793回心理的に遠い馬たち

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 福島芝2000メートルのハンデ戦・七夕賞は14番人気のアスカクリチャン、中京のダート1400メートルのプロキオンSは12番人気のトシキャンディが勝った。七夕賞の3連単は59万を超え、プロキオンSも30万超の高配当になった。

 アスカクリチャンもトシキャンディも、当該の距離にはこれまで全く実績がなかった馬たちだった。アスカクリチャンの勝ち星は1600メートル戦まで、トシキャンディは1200メートル戦にしか実績がなく、加えて、アスカクリチャンは休み明け、トシキャンディは初重賞チャレンジだったから、ここでは人気がないのも当然だっただろう。

 しかし、距離が長すぎるといっても、七夕賞のアスカクリチャンは指数上では(Bc)馬だったし、ナビグラフでも見ても、前走の上がり指数は最上位にあった。ここではハンデも55キロと手頃で、中段待機策から直線はコースの真ん中を鋭く伸びた。大外一気に駆け上がってきた1番人気のトーセンラーをギリギリ、ハナ差抑え込んでの初重賞制覇だった。

 トシキャンディも近走の指数こそ高くはなかったが、4、5走前には86、87と水準程度の指数を示していた。ここは初の重賞チャレンジだったが、牝馬で軽量を生かして、迷いもなく逃げの一手をうつ。有力馬たちは中段より後ろで差し脚に懸けたい馬が多く、彼らの仕掛けも少し遅かった。アドマイヤロイヤルも、ファリダットも、シルクフォーチュンも、追っても追っても届かず、トシキャンディがまんまと逃げ切ってしまった。

 アスカクリチャンもトシキャンディも、買えない馬ではないが、買えそうだけど、実際はなかなか買いにくい。わたしもアスカクリチャンは連下に取ったが、トシキャンディは無印にしてしまった。レースの予想の段階ではそれなりに意識はしているが、馬券を組み立てる段階では心理的に遠いところにあるのだろう。結局、買えそうで買えない。分かっていても買えない。あるかもしれないとは思っても、ある程度、手を絞りたいから、買い目からは外されてしまう。ましてや、アスカクリチャンもトシキャンディも、連下にはおさえたとしても、なかなかその馬を軸には取りにくい。

 今週は、競馬の難しさを絵に描いたような、2つの重賞の結果だった。

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2012年7月 5日 (木)

第792回差し脚上位馬が中心

 福島の七夕賞は、ハンデ戦とはいえ、過去の指数が高いXYZ馬や平均指数上位のabcd馬などの指数上位馬が強い傾向にある。

(七夕賞)  1着    2着    3着
02年    DYa    Xb   -
03年    BYa    Xa   -
04年     Xd   -     C
05年    AXa     d   B
06年    D b   A d   BZa
07年     Za    Xa   D
08年     Z    -     B b
09年    BXa     a    X
10年    -     -     CZb・Cd同着
11年(中山)-     AYa   -

 今年はシンゲン、アスカクリチャン、ケイアイドウソジン、タッチミーノットなどの前走指数が高く、過去の指数などでゲシュタルト、トーセンラー、ダイワファルコン、トップカミングなどが、指数ランク上位の一角を占める。
 1番人気馬は10年間で2勝、2着2回、3着2回と、信頼性からは微妙な成績だ。5番人気以下の馬たちが6勝をあげており、いかにもハンデ戦らしい。
 上がり指数を見ると、近走+10以上の馬たちが中心になっており、休み明けの馬たちを除けば、ニシノメイゲツ、タッチミーノット、トップカミング、ケイアイドウソジン、トーセンラーなどが連軸の有力候補だろう。なかでも、スローペースなら差し脚鋭いタッチミーノット、ペースが平均的な流れなら先行力も兼ね備えるトーセンラーなどが中心になりそう。ただ、2頭ともに人気になりそうで、ハンデもそこそこ課せられている。過去の傾向からは、人気を背負って凡走もあるかもしれず、ここは軽ハンデで伏兵的なニシノメイゲツからの狙いもあるかもしれない。

 ダート1400の重賞・プロキオンSは中京競馬場での開催になった。連対馬の傾向も多少変わるかもしれないが、これまでの傾向からは指数上位馬が圧倒的に強く、前走指数上位ABC馬が10年連続で連対している。

(プロキオンS)
       1着    2着    3着
02年(阪神)A b   -     D
03年(阪神)CXa   -     -
04年(阪神)AYa   BZb   -
05年(阪神)AYb    Yb   B
06年(京都)-     AZb   -
07年(阪神)A c   CXa    Zb
08年(阪神)B     AYb    Xa
09年(阪神)A     A     DYc
10年(阪神)A     CXa   A c
11年(京都)  b   BXa   -

 何頭かが公営競馬を使っているが、公営競馬の成績を減戦処理すると、今年はシルクフォーチュン、ファリダット、テイクアベット、アドマイヤロイヤルなどが前走指数の上位馬で、他にセレスハント、ワールドワイド、スーニ、シャアなどもランク上位馬だ。
 新しくなった中京競馬のダートコースは、パワーのいるタフなコースのようで、下級条件戦では先行馬の前残りが多い。ただ、このクラスになれば、直線の差し脚の鋭さは必須だろう。上がりの脚は良さではシルクフォーチュンを筆頭に、ファリダット、ワールドワイド、アドマイヤスワット、アドマイヤロイヤル、テイクアベット、デュアルスウォードなどが上位だ。
 中京コースは直線に坂が出き、直線も長くなった。後方一気の脚に懸けたいシルクフォーチュンには適コースだろう。

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2012年7月 3日 (火)

第791回レコードタイム

201207010711
201207010311

 先週から中京競馬が始まったが、春の開催に比べると中京競馬場の芝コースはすごく速くなった。土曜日のグリーンチャンネルの中継ではたびたび「このレースもレコードタイムです」と驚きを持って伝えられていた。結局、土日の2日間で、芝、ダート合わせ10のレコードタイムが出た。ただ、そこでいうレコードタイムとは、この春の開催で勝った馬たちの走破タイムが基準で、データ数も少なく、あまり驚くには値しない。とくに芝コースの場合、春の開催時ではまだ野芝の育成が遅く、ほとんど洋芝コースのようだったし、雨も多かった。この開催も春同様オーバーシードで開催されるが、春に比べると野芝の生育も進んでおり、天気が良ければ、走破タイムが全体として速くなるのは当然だった。多分、この夏の開催の走破タイムが、中京競馬の平均的な走破タイムになるのだろう。

 日曜日。朝からの雨で重くなったコースで行われたのがCBC賞だったが、このレースも2番手で先行したマジンプロスパーがレコードタイムで勝った。2着には後方から追い込んできたスプリングサンダー、3着に59キロのトップハンデのダッシャーゴーゴーが入った。ハンデは重くても、高松宮記念で上位だった馬たちのがんばりが目についたレースで、このクラスになると、先行して粘れる底力が問われるようで、軽量ハンデだけでは結果に結びつかない。

 福島のラジオNIKKEI賞は波乱の多い3歳限定のハンデ戦。54キロのファイナルフォームが4番手から直線なかばでトップに立ち、そのまま一気に差を広げて圧勝した。メイショウカドマツがスローペース気味に逃げ、道中のペースは先行馬に有利だったのだろう。2着のヤマニンファラオ、3着のオペラダンシングも先行していた馬たちだった。勝ったファイナルフォームは2番人気、2着のヤマニンファラオは1番人気。3着のオペラダンシングは16頭立ての16番人気馬で、3連単は30万を超える高配当だった。今年もやっぱり荒れた。

 ナビグラフで見ると、ファイナルフォームの2走前の上がり指数は+27と断然の位置にあったし、2着のヤマニンファラオも3走と5走前の上がり指数はスローペースのレースとはいえ、+20、+21の高レベルを記録していた。人気薄で3着に食い込んだオペラダンシングも、3走前に+18の上がり指数を示している。スローペース気味のレースで、上がりの脚がある馬たちが先行してしまえば、前残りは当然だったのだろう。後方から追い込みに懸けていた馬たちの出番はなかった。

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