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2012年7月10日 (火)

第793回心理的に遠い馬たち

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 福島芝2000メートルのハンデ戦・七夕賞は14番人気のアスカクリチャン、中京のダート1400メートルのプロキオンSは12番人気のトシキャンディが勝った。七夕賞の3連単は59万を超え、プロキオンSも30万超の高配当になった。

 アスカクリチャンもトシキャンディも、当該の距離にはこれまで全く実績がなかった馬たちだった。アスカクリチャンの勝ち星は1600メートル戦まで、トシキャンディは1200メートル戦にしか実績がなく、加えて、アスカクリチャンは休み明け、トシキャンディは初重賞チャレンジだったから、ここでは人気がないのも当然だっただろう。

 しかし、距離が長すぎるといっても、七夕賞のアスカクリチャンは指数上では(Bc)馬だったし、ナビグラフでも見ても、前走の上がり指数は最上位にあった。ここではハンデも55キロと手頃で、中段待機策から直線はコースの真ん中を鋭く伸びた。大外一気に駆け上がってきた1番人気のトーセンラーをギリギリ、ハナ差抑え込んでの初重賞制覇だった。

 トシキャンディも近走の指数こそ高くはなかったが、4、5走前には86、87と水準程度の指数を示していた。ここは初の重賞チャレンジだったが、牝馬で軽量を生かして、迷いもなく逃げの一手をうつ。有力馬たちは中段より後ろで差し脚に懸けたい馬が多く、彼らの仕掛けも少し遅かった。アドマイヤロイヤルも、ファリダットも、シルクフォーチュンも、追っても追っても届かず、トシキャンディがまんまと逃げ切ってしまった。

 アスカクリチャンもトシキャンディも、買えない馬ではないが、買えそうだけど、実際はなかなか買いにくい。わたしもアスカクリチャンは連下に取ったが、トシキャンディは無印にしてしまった。レースの予想の段階ではそれなりに意識はしているが、馬券を組み立てる段階では心理的に遠いところにあるのだろう。結局、買えそうで買えない。分かっていても買えない。あるかもしれないとは思っても、ある程度、手を絞りたいから、買い目からは外されてしまう。ましてや、アスカクリチャンもトシキャンディも、連下にはおさえたとしても、なかなかその馬を軸には取りにくい。

 今週は、競馬の難しさを絵に描いたような、2つの重賞の結果だった。

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コメント

アスカクリチャンはランク馬だし、ナビ上もいいところにいたし、何より勝春から内田博幸に乗り代わったし、なのに全然人気がないし・・ということで迷わず単複買いました^^
発馬五分なら好勝負と見ていました。
さすが内田ですね!

投稿: 名古屋の伊藤 | 2012年7月11日 (水) 15時38分

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