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2012年8月28日 (火)

第807回久々感動のレース

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 札幌の土曜日に組まれたエルムSは、この夏、最も印象に残ったレースだった。

 4連勝と勢いもある4歳馬ローマンレジェンドと、59キロの酷量を背負った7歳の古豪エスポワールシチーの、まれに見る壮絶な叩き合いが4コーナー手前からゴールまで続いた。2頭が馬体を合わせて、ともに譲らずゴールを目指す。どっしりと低く構えてムチを振るう佐藤哲三騎手のエスポワールシチーと、腰を大きく上下させる岩田騎手独特のフォームに応えるローマンレジェンドの、まさに一騎打ちだった。ゴールではローマンレジェンドがクビ差で差しきって勝ったが、久々に力の入った感動的なレースを見せてもらった。

 これでローマンレジェンドは5連勝。初の重賞のタイトルを手にした。指数も2戦連続して100の大台を超す高さを示しており、ダートの新星の誕生にふさわしいレース内容だったといえそうだ。

 ローマンレジェンド以上に感動させてくれたのはエスポワールシチーだった。エスポワールシチーは4コーナー手前で逃げるエーシンモアオバーをとらえて早めに先頭に立った。が、すぐにローマンレジェンドが外から馬体を合わせてきた。ローマンレジェンドは56キロ、片やエスポワールシチーは59キロ。エスポワールシチーの負担重量は楽ではなかったはずだ。

 私は原稿の手を休めて、グリーンチャンネルの実況を見ていたが、ローマンレジェンドに並ばれたところで、常識的に「交わされるのだろう」と思った。しかし、そこからのエスポワールシチーの闘志には正直、驚かされた。素晴らしかった。魅了された。「まだまだ若い者にも負けない」という意志を十分に示してくれた。手に汗を握るレースとはこういうレースのことをいうのだろう。エスポワールシチーだけでなく、佐藤哲三騎手にも「良いレースを見せてくれて、ありがとう」と伝えたい気分になった。

 日曜日の札幌は芝の1200メートルのキーンランドC。マイペースで逃げるパドトロワは直線でもスピードが落ちず、差し脚を伸ばして迫ってきたダッシャーゴーゴーをハナ差だけ抑え込んて勝った。パドトロワは、前走のアイビスサマーダッシュに続いて重賞連覇。早々にサマースプリント王の座を手にすると同時に、秋のG1スプリンターズSの有力候補に名乗りを上げた。

 新潟2歳Sは、道中後方にいた3番人気のザラストロが、33秒4の最速の上がりの脚を使ってレコードタイムで勝った。人気薄のノウレッジ、サウンドリアーナが2、3着に入って、3連単は47万を超す高配当になった。勝ったザラストロと2着のノウレッジの指数は、いまのところ世代の最高指数にランクされるレベルだった。

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