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2012年9月27日 (木)

第816回 秋のG1がスタート

 いよいよ秋のG1が始まる。その第一弾はスプリンターズSだ。
 過去10年、前走指数の高いA、B、C馬が毎年連対しており、近走で好走している馬たちが中心になるレースだ。また、過去10年、1、2、3番人気馬が揃って連対を外すこともなかった。人気の面からは、3番人気までの馬が連軸の中心だろう。

(スプリンターズS)
       1着    2着    3着
02年(新潟)A     B      Xa
03年    -     A a     d
04年    A     BXa   外
05年    B b   AYa   -
06年    B b   -     -
07年    -     A     C
08年    A a   CXc   B
09年     X    BXb   C
10年    外     CXa   -
11年    A     A     -

 今年はパドトロワ、ダッシャーゴーゴー、カレンチャン、エピセアローム、ロードカナロア、フィフスペトルなどの前走指数が高く、過去の指数ではサンカルロ、マジンプロスパーもピックアップできる。なかでも、前走指数の上位3頭、パドトロワ、ダッシャーゴーゴー、カレンチャンの3頭が最有力だろう。
 過去10年、後方一気の脚で勝ったのは9年前のデュランダルだけで、スプリンターズSは基本的に先行馬や逃げ馬の活躍が目立つレースだ。今年、指数上位馬で先行力があるのは、パドトロワ、ダッシャーゴーゴー、カレンチャン、エピセアローム、ロードカナロア、マジンプロスパーなどだが、果敢にハナに立って行きたいのはパドトロワだろう。
 パドトロワは昨年のスプリンターズSでも逃げて、勝ったカレンチャンの2着に粘っている。その後の香港遠征は骨折もあって14着に大敗。この春に復帰して国内で3戦したものの、いずれも中途半端なレースが続いていたが、アイビスサマーダッシュ、キーンランドCを連勝して、サマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いた。前走は力のいる札幌の洋芝コースとはいえ、レコードタイムで勝っており、2走前は野芝の新潟の1000メートル戦を勝った。野芝でスピードの求められる中山コースでも、スピードの対応力はあるだろう。前走の指数にも不足はなく、中心にも推せるのではないか。
 ダッシャーゴーゴーはパドトロワの勝ったキーンランドCで差のない2着だった。G1戦では降着などの不運もあって、結果がついてこないが、押し切る能力はあるはず。
 2頭に実績で優るのは、昨年の覇者で、今年の春の高松宮記念も勝ち、G1を2勝しているカレンチャンだ。前走のセントウルSは2番手で先行して、直線競り負けた格好だったが、久々だったこと、牡馬と同じ負担重量だったことを考えれば、十分な好走と評価しても良いだろう。今回はひと叩きされて好調のようだし、牡馬に比べて2キロ減で乗れるのも好材料だ。
 カレンチャンが4着に負けたセントウルSを勝ったのは3歳牝馬のエピセアロームだったが、52キロの軽量が効いたのだろう。評価するなら、そのレースで最も指数が高かった2着のロードカナロアの方だ。道中は3番手につけ、直線、カレンチャンとの叩き合いを制して先頭に立ち、勝ったと思ったほどだったが、ゴール前エピセアロームにわずかに差されてしまった。惜しいレースだったが、ここでもペースが落ち着くようなら、スピード感あふれる差し脚が生きるのかもしれない。
 ペース次第だが、平均ペースならパドトロワにカレンチャンが有力。スローペースならロードカナロアを連軸の中心に取りたいと思っている。

 シリウスSは、07年に新設された阪神ダート2000メートルのハンデ戦。過去5年間、まだトップハンデ馬が勝てないレース。今年は58キロを背負うインバルコ、グレープブランデーがトップハンデだが、苦戦もあるかもしれない。軽量を利して、上がりの脚が使えるのは、ハギノリベラ、クラブトゥギャザー、グラッツィア、ヤマニンキングリーなどだろう。

(シリウスS)1着    2着    3着
07年    -     B     DXc
08年    -      Xa   -
09年    B      Zb   -
10年     Z    B d   -
11年    -     DXa    Yb

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2012年9月25日 (火)

第815回秋本番に向けて

201209230911
201209230611

 神戸新聞杯は皐月賞馬ゴールドシップが後方待機策から、直線一気の脚を使って快勝した。「さすが皐月賞馬」と思わされる強い内容だった。しかし何故か、ゴールドシップは1番人気とはいえ単勝は2.3倍もついた。2着は8番人気のロードアクレイム、3着は2番人気のマウントシャスタで、3連単は2万6300円。
 ナビグラフでみると、ゴールドシップの上がり指数は1頭だけ断然のレベルだった。先週のセントライト記念はダービー2着のフェノーメノが勝ったが、その上がり指数もゴールドシップと同じようなエリアにあった。芝中長距離の3歳重賞戦線では往々にして、上がり指数で高いレベルを示していることが勝利の条件になることが多く、ナビグラフ上いわゆるキングエリアにある馬は、信頼性が高いと思っても良いのだろう。
 ゴールドシップにフェノーメノ。春のクラシックシーズンに好成績を残してきた馬たちが、ともに順調で快調なスタートをきった。秋競馬が盛り上がると嬉しい。
 関東は久々の雨の日曜日になった。洋芝と比べると根がしっかりと張る野芝コースは多少の雨でもベースが崩れることは少ない。強い雨が降り続いたこの日も重馬場にはなったが、馬場は持ちこたえていた。
 オールカマーは2番人気に推されたナカヤマナイトが直線なかば、早め先頭に立ったダイワファルコンを差し切って勝った。これで中山コースは(3200)で、連対率は100パーセント。かつてのマツリダゴッホ(中山・8113)のように、間違いなく中山巧者だ。コースが少しトリッキーな中山は、巧拙が出やすいのかもしれない。

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2012年9月20日 (木)

第814回指数上位馬が中心

 神戸新聞杯は先週のセントライト記念同様、菊花賞を目指す馬たちが参戦して、レベルが高く、基礎能力が問われるレースだ。
 指数上は02年の3着馬1頭だけがランク外だったが、他はすべてスピード指数で上位にランクされる馬たちだった。07年に距離が2400メートルに変更された後も、指数上位馬が圧倒的に強い傾向が続いている。

(神戸新聞杯) 1着     2着     3着
02年     B b    DXa    -
03年     CZ     BXa    AXb
04年     AXb    D d    BYa
05年     AXa    BYb    D c
06年(中京)  Ya    BXc    B
07年     A       Zd    CXa
08年     AXa    CYa    D
09年     A d    C       Zc
10年      Xa     Xb    A
11年     BX     C      D c
(スローペース調整値-10/0)

 今年の過去指数上位は、ゴールドシップ、ベールドインパクト、マウントシャスタ、ユウキソルジャー、メイショウカドマツなどだ。
 例年、ダービーで上位に活躍した馬が中心を占める傾向が強く、今年はダービー5着のゴールドシップ、同9着のベールドインパクト、同18着のヒストリカルの3頭が出走してきた。
 なかでもゴールドシップが指数の高さと安定感で一歩抜けた存在だ。共同通信杯、皐月賞を連勝して、ダービーでも5着。重賞戦線での実績も断然だ。ダービーは2番人気に支持されたたが、位置取りが後ろ過ぎて、早めに抜けだしたディープブリランテ、フェノーメノなど、前をとらえきれなかった。それでも最速の上がりの脚を使っており、皐月賞馬としての能力は十分に発揮できた。今回はダービー以来の出走になるが、この夏の間に、ゴールドシップをしのぐような成長を遂げた馬も見あたらず、中心に推すならこの馬しかないだろう。
 ゴールドシップの相手は、ダービー9着のベールドインパクト、宝塚記念5着のマウントシャスタを中心に、指数上位のメイショウカドマツ、ユウキソルジャー、巻き返しを図りたいヒストリカル、上がりの脚があるカポーティスター、エーシングングン、ミルドリームなどだろう。

 オールカマーも過去10年、指数上位馬が圧倒的に強い傾向が続いている。前走指数上位馬は10年連続連対中で、平均指数の上位馬も9年連続で連対している。
 今年の指数上位馬はコスモファントム、ルルーシュ、メイショウカンパク、ユニバーサルバンク、マイネルキッツ、ヒットザターゲット、マイネルスターリーなど。
 例年、先行力のある馬たちが活躍しており、指数上位馬の中ではコスモファントム、ルルーシュ、ユニバーサルバンク、ヒットザターゲット、マイネルスターリーなどに展開が向きそうだ。なかでも距離が合うユニバーサルバンク、ルルーシュを連軸の中心に取ろうかと思っている。

(オールカマー)1着     2着     3着
02年(新潟) C      -       Zb
03年      Xa    D b    -
04年     D      A a      d
05年     DXc    -      B b
06年     CXd    DYc    -
07年      Xb    CZc    D
08年     AYb    C b    -
09年      Z     BXa    CYc
10年     AYb    BXa    C
11年     AYa     Yb    D

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2012年9月19日 (水)

第813回秋本番に好スタート

201209170611
201209160911

 ちょうど、セントライト記念の出走馬たちが本馬場に入場するころ、強い風とともに向正面もかすむような激しい通り雨があった。レースが始まるまでにはやんで、馬場状態が大きく変わることもなかったが、暑さをしのぐにはちょうどよかった。そろそろ10月だというのに、東京はまだまだ暑い日が続いている。
 セントライト記念は、ダービーで惜しい2着だったフェノーメノが単勝2倍の1番人気に支持されて、期待通りの快走で勝った。スタートから好位6番手につけ、直線に向くと難なく先頭に立ち、そのまま押し切る強いレース内容だった。ナビグラフを見てもフェノーメノは先行力もあり、上がりの脚もしっかりとしていることがよく分かるが、その通りのレースだったといえるだろう。
 直線、中段からスカイディグニティが伸びてきて、ゴールでは1馬身差まで迫ってきたものの、フェノーメノを脅かす内容ではなかった。3着は4番人気のダノンジェラートだったが、2着のスカイディグニティは14番人気。3連単は13万7500円の高配当になった。わたしの3連単馬券にもスカイディグニティがなかった。
 セントライト記念を勝ったフェノーメノ、ダービー馬のディープブリランテともに、このまま菊花賞に向かうかどうかは、まだ決まってはいないようだが、是非とも菊花賞での2頭の対決を見たいものだ。
 秋華賞を目指す3歳牝馬のローズSも、桜花賞、オークスを勝った2冠馬ジェンティルドンナが完勝した。スローペースに折り合いをつけて2番手で先行。直線なかばで追い出しにかかると、一瞬のスピードの違いを見せつけて差を広げていく。2着に2番人気のヴィルシーナ、3着に3番人気のラスヴェンチュラスが伸びてきたが、完全にジェンティルドンナが抜け出した後、勝負がついた後の事になってしまった。人気の1角を占めると思っていたハナズゴールが取り消したために、ナビグラフでみても3頭以外にこれといった馬が見あたらず、当然という結果だったが、単勝は1.5倍、3連単の配当は重賞では過去最低の800円。わたしも「そうだろうな」という感想しかなかった。
 先週は2010年に牝馬3冠を達成したアパパネの引退が伝えられた。屈腱炎ということで、突然の引退発表だったが、今年のローズSはメジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネに続く牝馬3冠を大きくたぐり寄せるジェンティルドンナの勝利だった。

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2012年9月13日 (木)

第812回有力3歳馬の戦い

 今週は中山と阪神で3歳馬の重賞が組まれている。中山のセントライト記念は菊花賞を目指す牡馬たちの戦い。阪神のローズSは秋華賞に向けての牝馬のトライアルレースだ。
 セントライト記念には、例年、春のクラシック戦線を戦ってきた有力馬たちが集結するため、出走馬のレベルは高く、スピード指数上も、前走指数や平均指数のランク馬を中心に、全体として指数上位馬の活躍が多い。

(セントライト記念)
        1着     2着     3着
02年(新潟) AXc     Zb      d
03年     B      -      B
04年     AXa    CZ     D
05年     -      -      -
06年     -       Yd    -
07年     A      BY     -
08年       d    AYa    BXb
09年       Xa    A c    -
10年     C      -      CYc
11年       c    -       X
(スローペース調整値-10/0)

 今年はフェノーメノ、エタンダール、エキストラエンド、ベストディール、アーデントなどが指数の上位馬だ。
 スローペース気味の流れになりそうで、上がりの脚比べも考えられる。上がりの脚ではフェノーメノ、ダノンジェラート、エタンダール、ニューダイナスティ、エキストラエンド、ソルレヴァンテ、サンレイレーザー、コスモワイルドなどが上位だ。
 なかでも今年の注目はダービー2着のフェノーメノだろう。今年のダービーを勝ったのはディープブリランテだったが、ディープブリランテが直線4番手から早々と抜け出しを図るところ、中段からぐんぐん伸びてゴールに迫ったのがフェノーメノだった。しかし、写真判定の結果、わずかに届かずハナ差の2着だったが、実に惜しいレースだった。
 ダービーでの指数は世代ナンバーワン。指数の高さだけでなく、上がりの脚もしっかりとしており、順当ならこのセントライト記念はフェノーメノが中心になるのだろう。レース経験は6戦。(3102)の成績で、まだ成長余力もありそうだ。

 ローズSは秋華賞のトライアルレース。牡馬のセントライト記念同様、春のクラシック戦線を戦ってきた有力馬が多く、レベルは高い。
 今年の指数上位馬は、オークス馬ジェンティルドンナを筆頭に、オークス2着のヴィルシーナ、ハナズゴール、トーセンベニザクラなど。上がりの脚はハナズコール、ラスヴェンチュラス、ジェンティルドンナなどが少し抜けているようだ。
 平均ペースの流れになりそうで、差し脚が生きる展開になりそう。ここは牝馬3冠を目指すオークス馬ジェンティルドンナが最有力だろう。
 ただし、過去のローズSの連対馬を見ると、春のG1馬は10年でわずか1勝、ダイワスカーレットだけだった。G1馬といえども苦戦をする傾向があり、要注意だ。

(ローズS)  1着     2着     3着
02年     D      B a    -
03年      Ya     Zb    C
04年     A d    -      BXa
05年      Yb    AXa    -
06年(中京) BXb     Yc    A
-------------------------
07年     AYa    B b    D d
08年     -      -      BXd
09年      -      CX       c
10年     -      A b     Yb
11年     BYa    -      A d
(スローペース調整値-15/-5)

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2012年9月11日 (火)

第811回軽量3歳馬が活躍

201209090611
201209090911

 中山は好天。開幕週で馬場状態も良く、スピードのでる野芝コースが舞台で、京成杯オータムハンデは1分30秒7のレコードタイムの決着になった。勝ったのは軽ハンデ54キロの3歳馬レオアクティブ。後方から33秒1という驚異的な上がりタイムでの差し切り勝ちだった。前走も高速馬場の新潟芝1400朱鷺Sを33秒5の上がりタイムで差し切って勝っており、野芝向きのスピードでは上位の力があるようだ。
 レースはゼロスの逃げでペースは少しハイペース気味の流れになった。ゼロスはよく頑張ってはいたが、直線で先に抜け出しを図るコスモセンサーに追いすがるように馬体を合わせていって、少し左によれた。その結果、直線、2頭分ほど、内にスペースが開いた。その内ラチをついたのが2着のスマイルジャックと、勝ったレオアクティブだった。2頭は内枠の利もあり、終始内ラチ沿いにコースを取って、全く無駄なくマイルの距離を走り切った。3着のスピリタスも比較的、コースの内を通ってきた馬で、馬場状態の良さに加え、もともと中山のマイル戦は内枠が有利。加えて、騎手のコース取りの判断が勝敗を分けることになったようだ。内が詰まっていたら、結果は全く違っていたかもしれない。

 阪神のセントウルSも軽量の3歳牝馬エピセアロームが勝った。カレンチャン、マジンプロスパー、ロードカナロアが上位人気で、エピセアロームは6番人気だった。
 マジンプロスパーが強引にハナを奪って、カレンチャン、ロードカナロアがすぐ後ろにつける。人気馬3頭が先行することになったが、直線でマジンプロスパーが苦しくなって後退。ロードカナロア、カレンチャンがそのままゴールするのかと思ったところ、3頭のすぐ後ろにつけていたエピセアロームがアンシェルブルーとともに鋭く伸び、ゴール前で差し切って、小倉2歳S以来、2つ目の重賞の勝利を手にした。ロードカナロアが2着に残り、3着は12番人気のアンシェルブルー。3連単は37万超の高配当になった。
 ナビグラフで見ると、エピセアロームは4走前に+19という高い上がり指数があり、2着のロードカナロアも5走前に+18という上がり指数があった。古馬陣と比べて3歳牝馬エピセアロームの52キロの負担重量は、いかにも軽量だったといえそうだ。
 京都記念に続いて今年2つ目。中央で久々の重賞勝ちを収めた武豊騎手のインタビューが、ホント嬉しそうに聞こえた。

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2012年9月 6日 (木)

第810回秋競馬スタート

 今週から中山、阪神を舞台に秋競馬が始まる。中山も阪神も野芝で行われ、例年、かなり速いタイムがでる。軽いスピードのある馬に要注意だ。
 中山の重賞は京成杯オータムハンデ。1番人気馬は新潟開催だった10年前に1勝しただけで、このところ9年連続、勝利どころか連対さえない。3着が2度あるだけだ。ただ、2、3番人気馬が合わせて6勝をあげており、人気馬総崩れというわけでもない。ハンデ戦らしくというか、指数上位馬も苦戦の傾向が見える。

(京成杯オータムハンデ)
        1着     2着     3着
02年(新潟) CXa     Xb      c
03年      Zc    -      B
04年     AXa    -      C b
05年     -        d     Zb
06年     -       X     -
07年     -      CXc    -
08年     B      -      D d
09年     -      AZd    -
10年     A      -      A d
11年     -      -      D a

 今年はコスモセンサー、スピリタス、エーシンリターンズ、スマイルジャック、ネオサクセス、レインボーペガサス、レオアクティブなどが指数の上位馬たちだ。
 トップハンデは57.5キロのコスモセンサーとスマイルジャック。次いで57キロのレインボーペガサス。トップハンデ馬の苦戦を考えるとコスモセンサーとスマイルジャックは連軸向きではない。
 上がりの脚はゼロス、ネオサクセス、マイネルロブスト、スピリタス、エーシンリターンズ、スマイルジャック、ラインブラッドなど。開幕週で馬場状態はよく、ハイペースにならなければ、先行馬に有利のはず。上がりのある馬で、先行力も合わせて考えるとエーシンリターンズ、スピリタス、マイネルロブスト、ゼロスなどが連軸向きだろうか。重賞のマイル戦だけに、ある程度のスタミナはいるはずで、ここはエーシンリターンズに期待したい。

 阪神のセントウルSは芝1200メートルの短距離戦。
 今年はマジンプロスパー、カレンチャン、スギノエンデバー、エピセアロームなどの前走指数が高く、サンカルロ、ロードカナロアは過去の指数で上位にある。
 GⅠ・2勝のカレンチャンがここから始動する。休み明けだけが気になるところで、実績では断然だし、指数の高さを見ても中心に推せるレベルの馬だ。
 カレンチャンの相手になるのは、マジンプロスパーとロードカナロアを筆頭に、スギノエンデバー、サンカルロなどだろう。なかでは前走CBC賞を勝っているマジンプロスパーを最上位にと考えている。高松宮記念5着の後、前走も果敢に先行して、直線、堂々と押し切るレースで、2つ目の重賞タイトルを手にした。スパッと切れる末脚はないが、ペースが上がる重賞なら、先行力と粘り強い直線の脚が生きることになるのではないか。カレンチャンは休み明けで、レースの勘が戻っていないこともあるかもしれないし、今回は有力牡馬との負担重量の差もない。順調さを考えるならマジンプロスパーを連軸の中心に取る手もあるかもしれない。

(セントウルS)1着     2着     3着
02年     C c    D      AXd
03年     BXc    BZd    -
04年     -       Yb     Xa
05年      Yb    C      AZa
06年(中京) AYd    外      D
07年     -      -      A a
08年     -        c    -
09年      Zd    CXb    -
10年     -      -      C
11年     A      -      D a

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2012年9月 4日 (火)

第809回感謝の20年

201209020411
201209010111
201209021011

 ちょうど20年前の秋、9月の中山開催の初日に合わせて、「スポニチ」の予想コラムが始まった。「スピード指数・ズバリこれだ」というタイトルだった。当時の編集局長から「できるだけ長くやってください」と言われたが、まさか丸20年も続くとは思わなかった。
 1992年、その年の6月から、「競馬最強の法則」で「スピード指数の理論と実践」という連載をしていて、その単行本も10月に発売になった。新宿の紀伊国屋書店では村上春樹氏に次いで週間ベストセラーの第2位になったし、全国のノンフィクション部門でも7位にランクされて、テレビ番組でも紹介された。私自身もテレビや雑誌など、いろいろマスコミに取り上げられたりして、望外な出来事が続いた。どれもこれも、たくさんの人たちが支持してくれたおかけだった。
 いま思えば、あっという間の20年間だったが、その間、十分に満足のいく仕事ができたかどうか--。納得はしているが、反省もある。まだ、やりたいことや、やらなければならないこともいっぱいある。これまで多くの人たちに支えられてきたことを胸に、少しでも前に進んでいけたらと思っている。
 あらためて、これまでのご支援に感謝し、心よりお礼を申し上げます。そして、これからも、よろしくお願い申し上げます。

 まだ、真夏の日差しがまぶしいが、先週、新潟、小倉、札幌と開催されてきた夏競馬が終わった。次週から中山と阪神に開催が移る。
 新潟記念は、前走、函館記念を制していたトランスワープが勝って、重賞を連勝。サマー2000シリーズのチャンピオンの座についた。
 トランスワープは7番人気と評価が低かったが、道中、中段の内でじっと我慢、直線残り200メートルから馬場の真ん中に持ち出し、一気の脚で差し切って勝った。3番手で先行したタッチミーノットが2着に粘っていたように、スローペースの流れを中段から差し切ったのだから、上々の評価をしても良いだろう。トランスワープの上がり3ハロンは33秒2という極限ともいえる上がりタイムだった。4走前にスローペースの東京で+18という上がり指数(上がりタイム33秒6)を示していたことはあったが、これほどに切れるとは。正直、少々驚かされた。当然というか、中段以降に位置していた馬で上位に上がって来たのはトランスワープだけだった。
 札幌2歳Sは3、4番手で先行していた3番人気のコディーノが直線、すっと抜け出して全く危なげなく、圧勝した。3角からまくっていった1番人気のラウンドワールドは位置取りが後ろすぎた印象で、無理に上がっていった分、直線での伸びはなかった。コディーノの指数はわずかながら、現2歳世代のトップ指数になった。レース内容からも、これからが楽しみな1頭だろう。
 小倉2歳Sは2番人気のマイネルエテルネルが差し切り勝ち。ハイペース気味の流れを2番手につけた1番人気の牝馬エーシンセノーテは、直線もよく粘ったが4着だった。ハイぺースが応えたのだと思うが、先行して上位に粘ったのはエーシンセノーテだけで、さほど悲観する内容ではないだろう。

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