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2012年11月 8日 (木)

第828回悩み続ける女王杯

 今週はジャンプ重賞を除いて、4つの重賞が組まれている。土曜日に2歳重賞が2つ、日曜日は東京でダートの武蔵野S、京都はG1エリサベス女王杯が注目のレースだ。
 牝馬のG1エリザベス女王杯は、圧倒的に指数の上位馬が強い傾向にある。なかでも前走指数の上位馬たちが最有力で、前走指数の上位馬は過去10年で7勝、9年間で連軸の中心になっている。1番人気は10年で3勝。期待ほどには走っていないが、1、2番人気馬がそろって連を外したのは10年で1度だけだから、堅実な組み立ての方が良いだろう。負担重量で2キロ軽い3歳馬が6勝をあげており、こちらは狙いを立てやすい。過去10年、勝ち馬はすべて5歳まで。牝馬は若い方が良い。

(エリザベス女王杯)
       1着    2着    3着
02年    A b   AZb    Xa
03年    B     A     外国馬
04年    AXa   -     -
05年     Ya   C       c
06年    C     D a    Zc
07年    A      Y    AXa
08年    B b    Xa   -
09年    -     -     B
10年    外国馬   CXb   A a
11年    D外    A      Xa
(スローペースは-10/0)

 今年はフミノイマージン、マイネジャンヌ、マイネイサベル、ピクシープリンセスなどの前走指数が高く、他に平均指数や過去の指数でホエールキャプチャ、スマートシルエット、オールザットジャズ、アカンサス、マイネオーチャードなどが上がってくる。
 今年の1番人気は3歳馬のヴィルシーナだろう。桜花賞、オークス、秋華賞で、3冠牝馬となったジェンティルドンナの2着続きだったが、近走はスローペースのために指数上はランク馬にならなかった。過去10年、指数のランク外で勝った馬は2頭いるが、1頭は外国馬のスノーフェアリー、もう1頭は09年、3連単150万馬券の立役者になったクィーンスプマンテだけだ。3歳馬なら、指数の高さだけにこだわる必要はないかもしれないが、人気でも取りこぼしがあるかもしれない。
 ここは素直に指数の上位馬から軸馬を選びたい。とすると、フミノイマージン、ホエールキャプチャ、マイネイサベル、ピクシープリンセス、スマートシルエットなどが、連軸の有力候補になるのだろう。
 今年のメンバーでどうしても逃げたいという馬は見あたらず、押し出されてレジェンドブルーがペースを握りそうだ。想定されるペースは平均的な流れで、超スローペースはないだろう。ある程度前に位置して、直線でも十分に脚を使えるスタミナが求められることになりそうで、ホエールキャプチャ、マイネイサベル、ピクシープリンセスなどの先行力と差し脚が生きる展開が見えてくる。
 底力では、牡馬相手の重賞戦線で実績を残してきたフミノイマージンが最右翼だが、後方一気の脚に懸ける馬だけに、少し展開が向かないかもしれない。
 一方、3歳馬ヴィルシーナの先行力は評価できる。指数が少し足らないとはいえ、展開上はプラスに働くだろう。
 ホエールキャプチャは1600から1800あたりに適性があるように見え、2200メートルの距離は少し微妙ではないか。
 そう考えていくと、どの馬も一長一短。なかなか中心に納まりそうな馬がいない。
 こんな時はあえて1番人気に乗るか、デムーロが騎乗する人気薄のピクシープリンセスに懸けてみる手もあるだろうか。もうしばらく、悩みそうだ。

 波乱の多い武蔵野S。連軸の中心は、過去の指数上位馬たち。
 今年はナムラタイタン、シルクフォーチュン、ダノンカモンが過去の指数が高いXYZ馬で、他にバーディバーディ、ナムラビクター、ガンジスなどの前走指数が高い。
 力のいるダートをこなす先行力とスタミナでは、ナムラタイタン、ナムラビクター、ダノンカモン、ガンジス、バーディバーディなどが上位だろう。
 ここは負担重量で2キロ減が有利な3歳馬ナムラビクター、ガンジスが中心になりそうだ。

(武蔵野S) 1着    2着    3着
03年    -     B     -
04年    A     DZc   -
05年    -     -     BYb 
06年    C d   DXa     d
07年    -     BXa   A c
08年    D      Xa   -
09年    -      Z    BXa
10年     Y    D c   -
11年     Y    AZb   -

 京王杯2歳Sは、ヴァンフレーシュ、ノウレッジ、マイネルエテルネル、コスモシルバード、アットウィル、タイセイドリーム、ナカナカ、モグモグパクパクなどが指数の上位馬だ。ただ、スローペースのレースが多く、指数が低くても要注意の馬も多い。
 逃げるのはエーシントップ、ヴァンフレーシュ、テイエムイナズマなどだが、芝1400メートル戦とはいえ、ペースはスローだろう。直線での上がりの脚の戦いになれば、スローペースのレースで鋭く切れる脚を発揮してきたレッドヴィーヴォ、タイセイドリーム、コスモシルバード、ガチバトル、ツクバリンカーン、テイエムイナズマなどに流れが向くのではないか。

(京王杯2歳S)
       1着    2着    3着
02年(中山)DYd    Zc   -
03年    DXd   C b   B a
04年    D     -     A b
05年    DYb   -     AXc
06年     Y      c     b
07年    -       d   -
08年    -     A a   CY
09年    BXa   C c   -
10年    D b   -     -
11年    CY     Xd   -
(スローペースは-20/-10)

 2歳馬の重賞ファンタジーSの指数の上位馬は、ディアマイベイビー、タガノミューチャン、ストークアンドレイ、エーシンセノーテ、サウンドリアーナなど。今年も指数上位馬の能力が高そうで、ディアマイベイビー、タガノミューチャン、ストークアンドレイが有力だろう。

(ファンタジーS)
       1着    2着    3着
02年    A a   -     A a
03年    -      X    -
04年    D     -      Xa
05年    CYb   A a   BZ
06年    A a    Yb    Zc
07年    C     AXc   -
08年     Z    B c   A a
09年    -      Y    C
10年    A a   -     -
11年     Zd   -     DXc
(スローペース調整値-20/-10)

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