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2012年11月22日 (木)

第832回オルフェーヴルのJC

 オルフェーヴルが帰ってきた。凱旋門賞では惜しい2着だったが、世界的なレベルから見てもトップクラスにあることは証明できただろう。凱旋門賞でオルフェーヴルを抑え込んで勝ったソレミアも、このジャパンカップに出走して、再度の決戦になった。
 ジャパンカップは今年で32回目になる。外国馬に歯が立たない時代もあったが、最近では日本馬のレベルが上がったことと、東京の高速馬場の適性、加えて地の利がある日本馬が断然の成績を上げるようになった。この10年、外国馬で勝ったのは2頭だけ。この5年間は3着もない状況だ。
 片や日本馬の信頼は厚い。一昨年はブエナビスタが1着から2着に降着になったが、それでも日本馬のなかで最も人気上位だった馬は(4240)と、過去10年、すべて3着内という好成績が続いている。
 スピード指数上は、前走指数の上位馬の連対率が高く、連軸の中心になっている。指数のランク外で上位に食い込んでいるのはほとんどが3歳馬で、指数のランク外で3着内に入線した古馬は、08年の勝ち馬スクリーンヒーロー、昨年の3着馬ジャガーメイルだけだ。古馬の場合は、まず指数上位であることが条件になりそうで、連軸の中心は、人気上位、指数上位の日本馬からというのがセオリーだろう。

(JC)   1着    2着    3着
02年(中山)外     外     A
03年     Yb   -     AYd
04年    AYa    Z    D
05年    外     DZ    BXa
06年    DXa   -     A b
07年    CXc   BZb   AXa
08年    -     A c   A
09年    A     C     -
10年    -     A b   -
11年    CZ    A c   -

 今年の前走指数上位馬はオルフェーヴル、エイシンフラッシュ、フェノーメノ、ルーラーシップなど。オルフェーヴル以外は、秋の天皇賞の上位馬たちだ。他にダークシャドウ、ビートブラック、トーセンジョーダン、オウケンブルースリなどが過去の指数や平均指数での上位馬たちだが、ランク外でも3歳牝馬のジェンティルドンナを加えておこう。
 日本馬のなかで、人気上位になりそうで、尚かつ指数でも上位にあるのはオルフェーヴルだ。直前の調教でも、あいかわらず気性の悪いところを見せているようだが、そのマイナスがあったとしても、日本馬では最強の称号はオルフェーヴルのものだ。ここでも不動の中心と見ても良いと思うが、もしオルフェーヴルが不覚を取るとしたら、高速馬場で先行馬たちが楽なペースになって、後方から追っても届かない場合だろう。その可能性は全くないわけではない。
 オルフェーヴルに勝てるのは当然、先行馬たちだ。とするとフェノーメノ、ダークシャドウ、ルーラーシップ、トーセンジョーダンなどが浮上してくるが、なかでも指数の高さがあり、堅実な差し脚もある3歳馬フェノーメノが魅力的だ。ダービーは2着。古馬と初対戦だった前走、秋の天皇賞でも2着だったが、最内をすくったエイシンフラッシュに勝利を持って行かれた格好で、最も強いレースをしたのはフェノーメノだっただろう。負担重量でも2キロ減は大きいはず。オルフェーヴルに挑む一番手として評価したい。
 今年は外国馬が5頭出走してきた。無視はできないものの、日本の高速馬場に合うスピードのある馬は見あたらない。

 芝1200メートルの京阪杯は、短距離戦だけに指数の上位馬の活躍が目立つ。
 今年の指数上位はエーシンヴァーゴウ、サドンストーム、スギノエンデバー、テイエムオオタカ、アドマイヤセプター、パドトロワ、エーシンホワイティ、シュプリームギフトなどだ。
 先行力があるのはハクサンムーン、テイエムオオタカ、パドトロワなどだが、極端にペースが上がらなければ前残りもありそうだ。上がりの脚ではビウイッチアス、マコトナワラタナ、アドマイヤセプター、スギノエンデバー、サドンストーム、スプリングサンダーなどが上位で、なかでも注目は3歳馬サドンストームの鋭い瞬発力だろう。

(京阪杯)  1着    2着    3着
06年    -     A c   B
07年    AXb    Ya   A
08年    D     A b   A c
09年     Y    -     D
10年    AZa   BXb   外
11年    B     -     B

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