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2012年12月20日 (木)

第840回有馬記念はゴールドシップ

 震災からの復興も見えないまま、民主党は政権の座を追われた。新たに日本の舵取りを自民党が担うことになるが、喫緊の課題である経済の立て直しをどこまですすめられるだろうか。「一気に豊に」とまでは言わないものの、多くの庶民が競馬を楽しめる程度の余裕がほしい。
 いよいよ、今週はグランプリ有馬記念。
 有馬記念は指数上位馬たちが圧倒的に強さを発揮してきた。過去19年、指数のランク外で勝った馬は4頭だけで、そのうちの3頭は3歳馬だった。指数上ランク外の古馬が勝ったのは07年のマツリダゴッホだけで、古馬ならまず、指数上位でなければ勝利は難しいだろう。
 過去10年、1番人気馬は(5302)と健闘しており、2番人気馬も(3007)。この1、2番人気で合わせて8勝を上げており、人気は無視できない。世代別では、3歳馬が3勝、4歳馬が6勝、5歳馬が1勝で、圧倒的に若い3、4歳馬が強い。また、外国人騎手も5勝、2着3回と高率で勝利、連対している。

(有馬記念) 1着    2着    3着
93年     Za   A d   Dz
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -3歳   -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年    Y a    Xd     b
01年    -3歳   -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -3歳
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B da
06年     Xa   -     BYc
07年    -     D     AY
08年    A      Z    B a
09年    BYa   -3歳   A b
10年    -3歳    Y    -3歳
11年    A b    Za    Y

 今年はゴールドシップ、スカイディグニティ、ルルーシュ、ダイワファルコン、ナカヤマナイトの前走指数が高く、過去の指数でエイシンフラッシュ、ルーラーシップ、ダークシャドウ、ビートブラックなどが上位にある。
 過去10年、勝ち馬の前走は、ジャパンC、天皇賞秋、菊花賞のいずれかだった。指数上位馬で前走、該当のレースに出走していたのは、ジャパンCにエイシンフラッシュ、ルーラーシップ、ダークシャドウ、ビートブラック、菊花賞にはゴールドシップ、スカイディグニティ、天皇賞にナカヤマナイトなどで、その中にほぼ、今年の勝ち馬が含まれているだろう。
 ナビグラフ上では、上がり指数で+15以上の馬が連軸の中心になることが多く、今年その条件を満たすのはゴールドシップ、ルーラーシップ、エイシンフラッシュ、ダークシャドウなど。なかでも2500メートルの距離適性から、菊花賞を勝った3歳馬ゴールドシップが中心になるのではないか。
 ゴールドシップは皐月賞を4番人気で勝ったあと、ダービーは2番人気に推されたが、道中の位置取りが後ろ過ぎて5着まで。しかし、勝ったディープブリランテとの指数差は1しかなく、むしろ負けて能力の高さを示したレースだった。休み明けの神戸新聞杯は1番人気で順当に勝ち、菊花賞も1番人気に応えて、高指数で圧勝している。菊花賞は向正面から果敢に上がっていって、4コーナーでは2番手。そのまま押し切る強いレースだった。長距離戦での鋭い差し脚は、世代のナンバーワンだろう。
 今年はオルフェーヴルの出走回避で、魅力のある古馬が不在だけに、素質上位の3歳馬ゴールドシップに有馬の夢を懸けたい。
 ゴールドシップの相手は、スカイディグニティ、ルーラーシップ、ルルーシュ、ナカヤマナイトのほか、指数上位馬を中心に手広く、と思っている。

 ラジオNIKKEI杯2歳Sは7頭立てと、少し寂しくなった。前走指数の上位は東スポ杯2歳S5着のバッドボーイだが、スローペース必至だけに、京都2歳Sを鋭い差し脚で楽勝してきたエピファネイア、休み明けでも札幌2歳S2着以来となるラウンドワールド、先行力があるアドマイヤドバイなどが中心になりそう。

(ラジオNIKKEI杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年    -     -     DXd
07年    CXb   -     -
08年    B b   AYa   -
09年    -     A a   -
10年    D d   A a    Xb
11年    -     D     AXb
(スローペース調整値-20/-10)

 阪神カップは今年最後を締めくくる重賞になった。シルポートの逃げでペースは上がるだろう。ハイペースで持ち味が生かせそうなのはテイエムオオタカ、サンカルロ、レオアクティブ、マルセリーナなど。直線、鋭い差し脚のあるファイナルフォーム、インプレスウィナー、アドマイヤセプターなどの浮上もあるかもしれない。

(阪神C)
       1着    2着    3着
06年    -      Z    D
07年    AXa   -     -
08年    BZ    A b   -
09年    C d  (Aa、-)2着同着
10年    B a     a   -
11年    C     -     -

 今年も暖かいご支援をいただき、ありがとうございました。
 今年はスピード指数が世に認められてから、ちょうど20年にあたる年でした。ここまで続けてこられたのは、ひとえに皆様のおかげと、こころから感謝しております。
 末尾ながら、有馬記念でのご健闘、ご幸運を、心よりお祈り申し上げます。 
 GOOD LUCK!!!

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