« 第846回相変わらず外国人騎手が強い | トップページ | 第848回先行馬が頑張る »

2013年1月24日 (木)

第847回真冬の短距離戦

 今週から関東は東京に舞台が変わる。重賞の第1弾は根岸Sだ。ダートの1400メートル戦で、4週後のG1フェブラリーSの前哨戦に位置づけられるレースだ。ダートの短距離戦だけに、比較的指数の上位馬が活躍しており、なかでも過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬たちが連軸の中心だろう。

(根岸S)  1着    2着    3着
03年(中山)BYb   B      Zd
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -
12年      a   -     -
(地方競馬の成績は減戦して集計)

 今年はテスタマッタ、ダノンカモン、スティールパス、メイショウマシュウなどが平均指数の上位馬たちで、他にケイアイテンジン、エーシンウェズン、タイセイレジェンド、トウショウカズンなどが、前走指数や過去の指数で上位にある。
 実績では昨年のG1フェブラリーSを勝っているテスタマッタが最上位で、指数の高さでも抜けているように見えるが、その後は地方競馬で、3、3、2、5着と、なかなか勝てないレースが続いている。さらに過去10年間、58キロ以上を背負って勝った馬は皆無で、2着もないだけに、今回テスタマッタが背負う59キロの負担重量はかなり厳しいだろう。同じように59キロのタイセイレジェンド、58キロのセイクリムズンも、連軸向きではないだろう。
 根岸Sはダート1400メートル戦でペースは厳しくなりがち。逃げ馬は苦しいが、このクラスの馬たちなら、多少ペースが厳しくても、先行して押し切れるスタミナがなければならず、ここは先行して直線も差し脚を使える馬たちが中心だろう。
 今年、先行して差し脚が鋭いのはガンジス、エーシンウェズン、メイショウマシュウ、トウショウカズンなどだろう。
 成長の勢いも含めて考えると、4歳馬で負担重量も55キロと恵まれるガンジスが少し有利に思える。指数上はまだランク外だが、昨年の秋には90の高指数も示しており、上位とも差はない。ダートは7戦4勝2着2回。ダート1400は5戦4勝。まだ重賞勝ちはないものの、大きな成長を感じさせ、先々も楽しみな1頭だ。
 近走、ダートに路線を移してから素質開花を感じさせるのが5歳馬のエーシンウェズンだ。近走はダートを5戦して3勝、2着1回。指数の高さと安定感もあり、ダートの瞬発力も鋭い。前走、強いメンバーの揃ったカペラSでは、出負けして先行できず後方からのレースになったが、直線半ばから狭い馬群を割ってぐんぐん伸びてきた差し脚は出色だった。精神力のタフさもありそうで、ここでも中心に推したい1頭だ。

 シルクロードSは京都の芝1200メートルのハンデ戦。トップハンデ馬は過去10年で2勝、2着2回。1番人気馬は4勝、3着2回。
 指数上は10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心だ。今年はドリームバレンチノ、ダッシャーゴーゴー、マジンプロスパー、スギノエンデバーなどの平均指数が高く、前走指数などではキングレオポルド、レジェトウショウ、メイショウデイムが上位馬だ。トップハンデ馬は59キロのダッシャーゴーゴー、次いでドリームバレンチノ、マジンプロスパーが58キロで続く。流れはハイペース気味で、上がりの脚比べになるとすると、逃げ馬や先行馬、重ハンデ馬たちも苦しいのではないか。
 恵ハンデ馬で鋭い上がりの脚があるのはスギノエンデバーだろう。前走は中京の1200戦で大外後方から一気の差し脚を見せ、(同着にはなったが)堂々の差し切り勝ち。上がりの切れ味はこのメンバーでも最上位だろう。京都の芝コースは今週からBコースが使われるが、内ラチよりも大外が伸びるはずで、馬場状態も合うだろう。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
03年    -       d   D b
04年      d   -      Za
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B
12年    -     AXc   -

(お知らせ)
 新基準タイム「2013年版・改訂27版」のダウンロード販売を開始いたしました。年間サポートのお客様には、昨年同様、ナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。詳細はこちらから
 また、「スマホ版・西田式スピード指数オンライン」もスタートいたしました。使いやすく快適なツールに仕上がっております。月単位だけでなく、1日コースもあります。こちらも是非、お試しください。

|

« 第846回相変わらず外国人騎手が強い | トップページ | 第848回先行馬が頑張る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/56618258

この記事へのトラックバック一覧です: 第847回真冬の短距離戦:

« 第846回相変わらず外国人騎手が強い | トップページ | 第848回先行馬が頑張る »