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2013年1月23日 (水)

第846回相変わらず外国人騎手が強い

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 アメリカJCCは少し後味の悪いレースになった。
 勝負所の直線の半ば、ダノンバラードが外から内に大きく斜行して、トランスワープの進路をふさいだ。トランスワープは一瞬立ち上がるほどの不利を受け、以前ならたぶん降着になるケースだっただろう。しかし、この新年から適用された新しい降着と失格のルールによって、結局、入線順位通り、ダノンバラードが1着、トランスワープは2着、3着はアドマイヤラクティに決した。ダノンバラードのベリー騎手には6日間の騎乗停止処分が下されたが、良い悪いは別にして、新しいルールでは、ほとんど降着にはならないことがよく分かった。多少強引な騎乗をしても降着はないのなら、騎手自らへの処分を承知の上で、勝つことにこだわる騎手が増えそうな気がする。余計な心配かもしれないが、ラフな騎乗が増えないことを望みたい。
 人気になったルルーシュは出遅れて先行できず、直線も伸びなかった。やはり切れる脚がないだけに、先行できないと勝負にならない。ナビグラフでは上位入線の3頭は、上がり指数で最上位にあった3頭だった。

 アメリカJCCをダノンバラードで勝ったベリー騎手は、月曜日に行われた京成杯も7番人気のフェイムゲームで勝って重賞を連勝。2着は5番人気アクションスター、3着は9番人気ケイアイチョウサン。人気のフラムドグロワールは、逃げるマイネルマエストロの後ろにつけ、2番手で先行したが、直線では全く良いところがなく、ずるずる後退して10着。先週の雪で、開催が1週、延期になったことが影響したのだろうか。いずれにしても、どうしたのかと、心配になるような大敗だった。3連単は16万円超の高配当になった。

 中京の東海Sも外国人のルメール騎手がグレープブランデーで勝った。道中は中段に待機していたが、直線に向くと他馬をごぼう抜き。脚色は1頭だけ際だっており、ジャパンCダート5着の実力が伊達ではないことを証明した。2着もジャパンCダート7着のナムラタイタン。人気になったジャパンCダート3着のホッコータルマエは伸びきれずに3着止まりだった。ナビグラフで見ると、先行力のある馬たちが上位を占め、底力で優るジャパンCダート組が中心だった。
 ルメール騎手は京都金杯も勝っており、今年は早くも重賞2勝目。また、ルメール騎手は今年A馬に5回乗って、3勝、2着2回と、目下パーフェクト連対中。

 京都牝馬Sは人気のハナズゴールが馬場状態の良い内ラチから鋭く伸びて圧勝した。勝ったのは浜中騎手。先週の4つの重賞で唯一日本人騎手が勝ったレースだった。浜中騎手も今年は重賞2勝目と好調。ナビグラフで見てると、ハナズゴールの上がりは最上位にあり、一瞬の切れを生かすレースが身についてきたようだ。ただ、いまのところ指数はそれほど高くはなく、ハンデ戦や牝馬限定戦なら勝機もあるが、牡馬相手に勝負するにはまだ大きな成長が求められるだろう。

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