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2013年3月19日 (火)

第862回強い馬がいると

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 やっぱりゴールドシップは強かった。

 いつものように落ち着いて最後方からレースを進め、向正面から早めに動きだす。直線では他を圧倒する差し脚で勝利をものにする。

 今年の阪神大賞典は低調なメンバー相手で、しかも9頭立てと、頭数も寂しかったが、その底力というか、競走能力というか、他の馬たちとはレベルも格も違うことを示したレースだった。長距離戦とはいえスローペースにはならず、結果的にレース内容、スピード指数ともに上々のレベルのレースになって、ゴールドシップが示した99のスピード指数は、過去1年間の中央競馬の芝での最高指数だった。強い馬がいるとレースが締まる。この後ゴールドシップは春の天皇賞に向かうようだ。

 今、ゴールドシップの相手になるのは、同じくステイゴールド産駒のオルフェーヴルしかないだろう。そのオルフェーヴルは今、3月末の大阪杯に向けて出走体制を整えている。しかしながら、春の天皇賞は回避して、宝塚記念に向かうらしい。宝塚記念には昨年のジャパンカップでオルフェーヴルを抑えて勝ったジェンティルドンナも参戦する可能性があるが、もし、宝塚記念で3頭の対決が実現したら、それはもう「世紀の対決」と呼ぶにふさわしい夢のレースだ。新しい競馬ファンも巻き込んで、これからの競馬の世界を広げる歴史的なレースになる予感がする。

 3歳馬も新しいヒーローの資格を持った馬が名乗りを上げた。

  朝日杯の勝ち馬で1番人気に推されたロゴタイプは、非の打ち所のない完璧なレース内容で、このスプリングSを制した。スタートも良かったが、すぐに控えて4番手で先行。直線、早めに先頭に立つと、そのまま押し切る圧勝劇だ。その堂々のレースぶりは、まさに強さの証だろう。これで昨年秋から500万、G1、G2を3連勝。最優秀2歳牡馬の栄誉は伊達ではなかった。スプリングSの内容なら、間違いなく今年の皐月賞の最有力候補だろう。

 一方の牝馬は、まだヒロインの姿が見えてこない。フラワーCは結果的に1戦1勝のサクラプレジールが勝ったが、元々、ほぼ1勝馬たちの戦いだったわけで、5戦1勝の馬より、1戦1勝馬の方が強かったということ。道中のペースも遅く、低調なメンバーの低調な戦いで、3歳牝馬戦線は混沌としたままだ。

 3歳馬の芝短距離重賞ファルコンSは、直線、内のスペースを突いて鋭く伸びたインパルスヒーローが勝った。インパルスヒーローは、これで4戦3勝。スタートで出遅れたこともあって、結果的に指数の高さに少し不満は残るが、鋭い差し脚に見所があり、今後、マイル路線でも活躍が期待できそうだ。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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