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2013年3月26日 (火)

第864回ロードカナロアの天下

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 スプリントG1高松宮記念。ロードカナロアは圧倒的な人気を集めた。昨秋のスプリンターズS、香港スプリント、休み明けだった前走の阪急杯も快勝。いずれも、先行して差し切るという、まさに横綱相撲での圧勝劇で、安定感も際だっており、単勝1.3倍という圧倒的な支持も当然だった。

 レースは4歳馬のハクサンムーンが逃げて、ペースは少し遅くなった。ロードカナロアはスタートで出負け気味で、いつもより位置取りが後ろになって、中段からレースを進めることになった。それでも、直線に向くと、いつの間にか先行集団に取り付いている。直線、前を行くサクラゴスぺルが内に寄って、ロードカナロアの前が大きく開いたところを、一気呵成に飛び出していく。坂を上がってからのスピードは他馬を圧倒しており、後続を置き去りにして先頭に立つと、そのまま押し切ってしまった。直線坂上からの速さはロードカナロアならではの瞬発力だった。ゴール前ドリームバレンチノが、逃げ粘るハクサンムーンをとらえて2着に上がったが、ロードカナロアに迫るまでにはならなかった。

 前半、ペースがゆるんだこともあって、結果的にロードカナロアのスピード指数は100を越すようなレベルにはならなかったが、もう少しペースが上がれば、もっと圧倒的に強く、もっと楽に勝てただろう。まだ十分に余力がありそうで、スプリント路線ではしばらく、ロードカナロアの天下が続きそうだ。

 日経賞はフェノーメノが文句なしの快勝。ダービー2着、秋の天皇賞2着、ジャパンカップも5着の実績は、ここでは圧倒的だった。ゴールドシップと並ぶといっても良い、4歳世代を代表する1頭だろう。血統のことを語る知識はないが、ゴールドシップ、オルフェーヴル、フェノーメノと、3頭ともにステイゴールド産駒だ。ステイゴールド自身は国内G1は2着が4回、3着が2回あるものの、ひとつも勝てなかった。最後の最後のレースで香港のG1を勝ったが、語り継がれる不思議なエピソードのある馬だった。それにつけても、子供たちの活躍はめざましく、だから競馬は面白い。

 荒れると定評のあるダートのハンデ戦、マーチS。

 例年トップハンデ馬が苦戦する傾向が強いレースだったが、今年は58キロを背負うトップハンデ馬グランドシチー、バーディバーディが1、2着を独占して、3連単で2万7200円。そこそこに堅い決着になった。

 3歳馬の毎日杯は、後方待機のキズナが直線脚を伸ばして圧勝した。前走、弥生賞は3番人気に支持されて、結果的に5着だったが、指数のレベルが高く、上がりの脚もしっかりとしていたから、毎日杯のメンバーのなかでは、少し力が違ったという印象のレースだった。ナビグラフで見ても1頭だけ抜けているのがよく分かる。

 結果的にも力が違うというレースになって、毎日杯のキズナのスピード指数は世代トップに並ぶレベルを示した。この後は皐月賞はパスして、京都新聞杯からダービーに向かうようだが、先々に期待を抱かせる毎日杯の勝利だった。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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