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2013年3月14日 (木)

第861回不動の中心馬

 毎日の天気予報に、桜の開花の便りが聞こえるようになった。いよいよ春も急ぎ足だ。
 今週の競馬は重賞が4レース。春を感じる番組が並ぶ。
 阪神大賞典は前走指数上位馬を中心に、指数のランク馬たちが上位を占める。過去10年、指数ランク外の馬が勝ったのは2頭、連対馬まで広げても3頭にすぎない。また過去10年、1番人気馬の連対率は70パーセントと悪くはないが、1番人気馬が勝ったのは3回だけ。最近は6年連続で勝てていない、というデータは少し気になる。

(阪神大賞典)
       1着    2着    3着
03年    C     AXa   -
04年    AYa   DYc   BXb
05年    B d     c   AXa
06年    DXa   C      Yd
07年    AZa   D     Bx
08年    -      Xa   AZb
09年    BYc   D     D
10年    CZc   -     A d
11年    A     D      Yd
12年    -     CXa   A

 今年は9頭立てと、頭数は寂しいが、ゴールドシップ、ベールドインパクト、フォゲッタブル、デスペラード、トウカイトリックが指数の上位馬だ。
 しかし、なんといっても皐月賞、菊花賞、有馬記念とG1を3勝している4歳馬ゴールドシップの実績が断然だろう。ゴールドシップに比べると、他の馬たちの実績は明らかに2、3枚落ちる。もちろんゴールドシップは指数上でも、ひとつ抜けた存在で、長く良い脚を発揮するだけの心肺機能の強さが備わっているようだ。距離適性を考えても連軸の中心はゴールドシップで不動ではないか。
 ゴールドシップに続くのは、菊花賞で4着だった4歳馬ベールドインパクト。上がりの脚もしっかりとしており、距離も合いそうだ。最近は6年連続で1番人気馬が勝てないというジンクスが今年も生きるようなら、逆転候補の1番手だろう。

 皐月賞のトライアルレース・スプリングS。
 今年の指数上位はロゴタイプ、マイネルストラーノ、マンボネフュー、ザラストロ、タマモベストプレイ、マイネルホウオウなどだが、例年、スローペースで指数を下げている馬たちが活躍する傾向も目立ち、多少指数が足りなくても要注意の馬は多い。
 注目は、朝日杯を勝って最優秀2歳牡馬に選出されたロゴタイプだ。朝日杯の指数は世代のトップクラスに値するレベルの高さで、先行力があり、スタミナに特徴があるように見える。その脚質は、力のいる今の中山コース向きだろう。課題があるとすると1800の距離とスローペースだろうか。マイル戦と違ってペースは落ち着くはずで、超スローペースになって対応できるかどうか。気にならないわけではないが--。
 先行力の点からは、他にタマモベストプレイ、ザラストロ、マイネルストラーノ、マンボネフューなども有力馬として上がってくる。極端なスローペースになって上がりの脚比べになると、ヘルデンテノール、アクションスター、アドマイヤオウジャ、フェイムゲーム、テイエムダイパワーなどが直線一気に浮上してくる場面もあるかもしれない。

(スプリングS)
       1着    2着    3着
03年    DY    A a   B a
04年    B a     d   -
05年    -     -     -
06年    AYb   CXa   B
07年    -     B      X
08年    -     -     BYb
09年    C     -      Z
10年    -     -     AZa
11年(阪神)CZ     Xa   -
12年    CYd   -      Yc
(スローペース調整-15/-5)

 3歳牝馬のフラワーカップは、カラフルブラッサム、ブリリアントアスク、エバーブロッサム、トーセンレディ、レッドマニッシュ、エクスパーシヴなどが指数の上位馬だ。
 例年、前走指数の上位馬が活躍しており、カラフルブラッサム、ブリリアントアスク、エバーブロッサム、トーセンレディが連軸の中心になりそう。1番人気馬は過去10年で4勝、2着4回と、信頼度は高い。今年の人気馬は、前走、牡馬相手に早めに先頭に立つも、ゴール前で差されたカラフルブラッサムだと思うが、ただ、今年は芝で2勝している馬がいないだけに、それほど堅いレースだとは思えない。

(フラワーC)
       1着    2着    3着
03年    C c    Z    -
04年    A a   Bz     Yc
05年    C     ダ     -
06年    D c   BYd   ダ
07年    A a   -     C
08年    A a   C c   A b
09年    -      Yb   -
10年    BXa   C c   -
11年(阪神)-     B c   -
12年     Xa   -      Xc
(スローペース調整-20/-10)

 3歳重賞ファルコンSは、中京競馬場の馬場改造に合わせ、昨年から1200から1400メートル戦に変更になった。今年はミリオンフレッシュ、ディアセルヴィス、ラインミーティア、ティーハーフ、マンドレイク、プレイズエターナル、ワキノブレイブなどの前走指数が高く、過去の指数、平均指数でエールブリーズ、カシノピカチュウも上がってくる。
 中京の芝コースは差し馬に流れが向くことが多く、上がりの脚が切れるプレイズエターナル、カシノピカチュウ、ディアセルヴィス、インパルスヒーローなどに注目しておきたい。

 (ファルコンS)
       1着    2着    3着
06年    A b   -     C d
07年    A d    Zc   C c
08年    BXc   A     -
09年    A a   -     -
10年      c     a   -
11年(阪神)-     DZc   BZa
----------------------
12年      d    Xa   D
(スローペース調整-20/-10)

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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