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2013年4月25日 (木)

第873回強いゴールドシップ

 今週の春の天皇賞を皮切りに、6月上旬まで6週連続でG1レースが続く。春競馬も本番だ。
 天皇賞は1番人気が強く、堅く収まるレースだという印象があったが、それは遠い昔のこと。過去15年でみると、1番人気を背負って春の天皇賞を勝ったのはスペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ディープインパクトの3頭しかない。3冠馬ナリタブライアンも、オルフェーヴルも1番人気で勝てなかった。ディープインパクトが勝った06年以降は連対もなく、1番人気馬にとって、春の天皇賞はなかなか厳しいレースだ。
 スピード指数上は平均指数上位abcd馬が過去13年のうち11年で連対しているのが目につく。世代別では4歳馬が7勝2着5回と好走しており、指数上位の4歳馬が連軸向きだろう。

(天皇賞)  1着    2着    3着
00年    AXa     d   BZ
01年    DYb   D c   AYc
02年    -     DYb   CXa
03年    D      Yd   -
04年     Xb   -     CXa
05年    -     -     -
06年    AZ    BXa   -
07年    -     -      Yb
08年    -     BXb   A
09年    C     B b   AYb
10年    -     AYb   -
11年    B b   A a   C
12年    -      Xa    Zd

 今年の平均指数上位馬はゴールドシップ、デスペラード、フェノーメノ、ジャガーメイル、メイショウカンパクなど。他に、フォゲッタブル、トーセンラー、トウカイトリックなどが前走指数の上位馬として上がってくる。
 連軸最有力の指数上位の4歳馬は、ゴールドシップ、フェノーメノの2頭だ。
 1番人気必至のゴールドシップは、皐月賞、菊花賞、有馬記念を勝ち、G1を3勝している。このところ、最後方から、向正面で早めに動きだし、直線一気に駆け上がってくるロングスパートのレースが板についてきた。有馬記念では、それでいてまだ余裕があったと言うから、心肺機能の強さは相当のものだろう。この3走は特に指数のレベルも高く、指数上でも抜けた存在に見えるし、前走3000メートルの阪神大賞典も高指数で勝っており、長距離の適性も高いだろう。もし敗れるケースがあるとしたら、最後方から追って届かず、先行馬の前残りの場合だが、向正面から早めに動ける脚質からはあまり心配もない気がする。ここは1番人気が苦戦する傾向があったとしても、中心は不動だ。
 ゴールドシップに対抗できるのは同じく4歳馬のフェノーメノだろう。秋の天皇賞で2着、ジャパンカップで5着と好走して、前走の日経賞は直線坂上から一気に突き抜けて圧勝している。ゴールドシップより前々でレースができるから、スローペース気味の流れに乗って、直線押し切るレースもできるのではないか。
 もう1頭の4歳馬、カポーティスターも日経賞2着の実績なら、上位の可能性もあるだろう。古馬陣ではデスペラード、トーセンラー、フォゲッタブルなどを上位に推したい。

 青葉賞は、ダービーに向けて2枚の優先出走権を争う。
 今年の指数上位はトウシンモンステラ、サトノノブレス、ダービーフィズ、アドマイヤスピカ、レッドレイヴン、バンデなどだが、例年スローペースで指数を下げている馬が多く、指数が低くても要注意だ。
  指数上位馬の中で大きな成長を期待できるのはレッドレイヴンだろう。新馬、500万特別を連勝して、昨年の11月、東スポ杯2着の後、5か月ほど休んでいたが、その東スポ杯を勝ったコディーノは朝日杯2着、弥生賞3着、皐月賞3着に活躍している。レッドレイヴンの当時の75の指数はかなり優秀なレベルだ。調教も順調のようで、ここは連軸の中心に推したい。

(青葉賞)  1着    2着    3着
03年    -     D b     d
04年    B     B     DXa
05年     Ya   -     -
06年    AXa   B b   CZc
07年    C     -      Z
08年    A a   -      Xb
09年    -      Y     Z
10年    B a   -     -
11年    -     -     -
12年     Z    -     -
(スローペース調整-15/-5)

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2013年4月23日 (火)

第872回イタリア男

201304210811
201304210511
201304200311

 マイラーズCは直線、馬群の外から長く良い脚を使ったグランプリボスが勝利を手にした。グランプリボスは、近走、国内の重賞戦で1着、2着と好走しており、前走指数は最も高いレベルにあった。2、3歳時には朝日杯、NHKマイルCと、マイルのG1を2勝して、昨年のマイルのG1安田記念でも2着と、マイルの適性も高かったはずだが、このマイラーズCでは5番人気止まりだった。休み明けに実績がなく、その点が嫌われた理由だろうということのようだが、そんな低評価を跳ね返す快勝劇だった。
 この勝利で重賞は5勝目。マイラーズCの指数も自己ベストに並ぶ高水準で、もちろんG1を狙える高レベルだ。今年の春、マイル戦の主役の資格は十分だろう。
 1番人気のカレンブラックヒルは、直線、早めに抜け出しをはかったが、ゴール前で脚が止まってしまって4着だった。勝ち馬との差は半馬身程度で、1頭だけ負担重量が重かったことを考えれば、上々の内容だったのではないか。

 東京の3歳牝馬の重賞、フローラSはタガノミューチャンが逃げたが、超スローペースで上がりだけの戦いになってしまった。鋭い差し脚でゴールを駆け抜けたのは、前走で未勝利戦を勝ち上がってきたばかりながら、1番人気に支持されたデニムアンドルビーで、2着は2番人気のエバーブロッサム、3着は9番人気のブリュネット。
 雨で渋った馬場状態を考えれば、勝ったデニムアンドルビー、3着のブリュネットなどの上がり33秒8のタイムはなかなかの高水準だといえそう。当然、「オークスでも」という期待もかかるが、ただ、過去10年、フローラS組でオークスを勝ったのはサンテミリオンだけ。デニムアンドルビーはどうだろうか。

 福島牝馬Sは、昨年に続いてオールザットジャズが勝った。Cデムーロ騎手が騎乗していたが、これまでオールザットジャズに3度騎乗して2勝、3着1回と好結果を残している。Cデムーロ騎手がうまいのか、あるいは、手が合うのか。ちなみにCデムーロ騎手が日本で勝った重賞を調べてみたら、12年は桜花賞のハナズゴール、京都牝馬Sのドナウブルーで2勝。今年は桜花賞のアユサンに、スプリングSのロゴタイプ、今週の福島牝馬Sのオールザットジャズで3勝を上げている。他に阪神牝馬Sのイチオクノホシで2着もある。が、なぜか牝馬が多い。牝馬以外の重賞勝ちはロゴタイプだけ。よほど牝馬の扱いがうまいのだろうか。昔は「牝馬の河内」と言われていたことを思い出すが、Cデムーロ騎手も負けてはいないだろう。さすがイタリア男だ。

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2013年4月18日 (木)

第871回 舞台は東京、京都へ

 東京の開幕週はオークスの出走権を懸けたフローラS。
 3歳牝馬だけに、AB馬を中心に前走指数上位馬の連対率が高い。牝馬の前哨戦はスローペースが多く、指数が低くても上がりの脚がある馬たちには注意が必要だ。

(フローラS)1着    2着    3着
03年    -       d   AYb
04年    AXa   -     -
05年    AZa   B b   -
06年    -     B a   -
07年    CY    -     AXa
08年    AY     Z    -
09年     Zc   D     -
10年    -     -     CZc
11年    -     AYb   DYc
12年    A b   -     -
(スローペース調整-20/-10)

 今年の指数の上位馬はブリュネット、ブリリアントアスク、デニムアンドルビー、グッドレインボー、オースミミズホ、セキショウ、タガノミューチャンなど。スローペースのためランクには上がってこなかったが、スイートサルサ、テンシンランマン、イリュミナンス、エバーブロッサムなども差がないだろう。
 3歳牝馬の東京2000メートル戦はスローペースが基本で、直線の鋭い差し脚は必須条件だ。過去の勝ち馬は、上がり指数で+15以上を示したことがある馬が多く、今年はブリリアントアスク、ラキシス、スイートサルサ、イリュミナンス、エバーブロッサム、セキショウ、テンシンランマンなどが、上がり指数の水準をクリアする。
 なかでも最も鋭い上がりの脚はブリリアントアスクだ。ただ、後方一気の馬だけにペースや展開に左右される不安もある。次いでラキシス、スイートサルサなどが上がりの上位だが、上がりの脚も、指数そのものも、それほど抜けているわけでもなく、上がりの脚だけに頼るレースになると、苦しむことがあるかもしれない。
 先行馬の中ではセキショウの上がりが高評価で、展開に左右されにくい分、連軸向きかもしれない。あるいはマイペースで逃げるタガノミューチャンの逃げ切りのシーンがあってもおかしくはないだろう。
 いずれにしても今年は抜けた馬が見あたらない。波乱もありそうなレースだ。

 京都の読売マイラーズCは、昨年から京都での開催になった。今年の指数上位はグランプリボス、マジンプロスパー、シルポート、フィフスペトル、ダノンシャーク、スマートギア、ダノンヨーヨー、オセアニアボスなど。
 3歳春に、マイル戦のニュージーランドT、NHKマイルCを連勝した4歳馬カレンブラックヒルに期待が集まっている。しかし、ダートが合わなかったとはいえ、前走のフェブラリーSでの大敗は少し気になるところ。先行力があり、得意の芝マイル戦なら堂々押し切る力もありそうだが、ただ1頭58キロを背負っており、今ひとつ推しにくい。
 マイルの瞬発力ではグランプリボスが鋭いが、馬場状態の良い開幕週の京都だけに、逃げ馬や先行馬など、前を行く馬たちが止まらないのではないか。とすると、シルポート、マジンプロスパー、クラレントなどに向くのだろう。今年もシルポートの逃げ切りがあるのかもしれない。

(マイラーズC)
       1着    2着    3着
03年(阪神)BXb   D     -
04年(阪神)CZc   AXa   D
05年(阪神) Ya   BZc   -
06年(阪神)BXa   A     -
07年(阪神)-     -      Xa
08年(阪神)AYa   -     B c
09年(阪神)CZb   DXb   D
10年(阪神) Z    -      Y
11年(阪神)-     -     BXa
----------------------
12年    A     -     D d

 福島牝馬Sは前走指数の上位馬の連対率が高い。
 今年はゴールデンナンバー、ピュアブリーゼ、トーセンベニザクラ、オールザットジャズ、スピードリッパーなどが前走指数の上位馬で、過去の指数ではマイネイサベル、マイネオーチャードも上がってくる。
 上がりの脚はゴールデンナンバー、アロマティコ、オールザットジャズ、マイネオーチャードなどが鋭い。先行馬ではピュアブリーゼ、スピードリッパーなどの粘り込みもありそう。

(福島牝馬S)1着    2着    3着
04年    AXa   -     DY
05年    -      Ya    Ya
06年    A d   -     AXa
07年    -     B     C d
08年    D     B     A
09年    -     D c   -
10年    A     C b   C
11年(新潟)-     D b   -
12年    B     AZ     Yb

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年4月16日 (火)

第870回早くも3冠の期待を抱かせるロゴタイプ

201304140611
201304130911

 見応えのある皐月賞だった。
 レースが終わって、翌日の月曜日。いつものように馬場指数を計算して、ロゴタイプのスピード指数を算出すると「97」という指数になった。20年近く前の1994年、ナリタブライアンが皐月賞で示した指数に次ぐ高レベルのスピード指数で、それ以降の皐月賞のなかでは、もちろん最高の指数の高さになった。
 レースも、その指数の高さにふさわしい内容だった。
 レースはコパノリチャードの逃げで、11秒台から12秒前半のタイムでラップを刻むゆるみのないペースになった。1番人気に推されたロゴタイプは中段の内で脚をため、3、4コーナーの中程から徐々に外に持ち出し、直線を向くと馬群の一番外から一気呵成に伸びてきた。先に抜けだしたエピファネイアが馬体を合わせようと内から寄ってくるが、脚色の差は明らかだった。ゴールの200メートルも手前で勝負はついていた。
 道中、ゆるみのないペースだったが、それでいて、ロゴタイプは直線で脚が止まることなく、しっかりとした上がりの脚を発揮している。能力の高さを示した好レースだっただろう。2着に2番人気のエピファネイア、3着に3番人気のコディーノが続いたが、着差以上に余裕を感じさせるロゴタイプの快勝劇に見えた。3連単は5920円。
 朝日杯FSを勝った2歳王者が皐月賞を勝ったのはナリタブライアン以来だというから、このままダービーも勝って、ナリタブライアン同様、菊花賞で3冠をめざすことになったら嬉しいだろう。ブライアンは3冠達成の後、3歳で有馬記念も勝ったが、その後はG1を勝てなかった。ロゴタイプはブライアンに並ぶ、あるいはブライアンをもしのぐ活躍も可能な力は備えているはず。少し気が早いが、これからの競馬界を背負うスターホースとして、大きな期待を抱かせる逸材ではないか。
 阪神のダート重賞・アンタレスSも高指数の決着になった。
 勝ったのはJCダートで3着だったホッコータルマエ。2着はJCダートの勝ち馬ニホンピロアワーズ。直線では、後続を引き離して、2頭の叩き合いになったが、4歳馬ホッコータルマエが勝利を手にした。
 2キロの負担重量差で2着だったニホンピロアワーズの方が指数は高く示されているが、勝ち馬ホッコータルマエの指数も「103」という高レベル。指数上は現役第4位の高さで、4歳馬としては最高の指数だ。これで公営での重賞勝ちを含め目下重賞3連勝になったが、ダート界の新星として期待したい。
  皐月賞同様に、1、2、3番人気馬が人気順通りに1、2、3着に入って、3連単は3850円。堅い決着だった。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年4月11日 (木)

第869回今年は先行力が生きそうな皐月賞

 皐月賞で1番人気馬が勝ったのは過去10年で3頭、2着は2回、3着は1回だった。低調なのか、そこそこなのか、判断は分かれるが、それほど1番人気の信頼度が高くはないことは確かだ。
 スピード指数上は、過去に高指数があるXYZ馬や、前走指数の上位ABC馬などが活躍する傾向が強い。当然、連軸馬は指数上位馬から取るのがセオリーだろう。ただし、1、2着馬は指数の上位馬が占めているが、3着馬はランク外の馬が目立つ。とはいえ、その多くはスローペースで指数を下げているが、人気上位に支持された馬たちで、3連単を買うなら指数は低くても人気馬は押さえておく必要があるだろう。

(皐月賞)  1着    2着    3着
03年    A     BX    CX
04年    B c   -     -
05年    -     D c   -
06年     Zc   -     -
07年    -      Z    -
08年     Za    Zd   -
09年     Z    A     -
10年     Z    A     -
11年(東京)C b   -     -
12年    -      Y    B
(スローペース調整-15/-5)

 今年の指数上位はロゴタイプ、カミノタサハラ、レッドルーラー、コディーノ、ミヤジタイガ、メイケイペガスター、エピファネイアなどだ。
 以前は、先行力のあることが勝ち馬の条件だったが、09年以降は、鋭い上がりの脚が勝利の条件になってきている。とくに、近走、上がり指数でプラス10以上のレベルにないと勝ち馬の条件を満たさない。今年の上がり指数上位馬は、エピファネイア、カミノタサハラ、フェイムゲーム、コディーノ、ミヤジタイガ、メイケイペガスターなどだ。上がりの脚が問われるようなペースになれば、勝ち馬はその中にあるだろう。1頭だけ上げるなら、弥生賞を勝ったカミノタサハラ。差し脚の鋭さはナンバー1だ。
 ただ、先行指数か、上がり指数か。それを分けるのは前走の平均ペースのようで、前走の平均ペースが速ければ先行指数が、ペースが遅ければ上がり指数が、勝ち馬の条件になる傾向が強い。その区分でいえば、今年は前走にスローペースのレースが少なく、極端なスローは考えにくい。逆に、スタミナに優れた馬が多いわけで、先行馬が容易にはつぶれないだろう。とすると、その先行馬たちが勝馬になるのではないか。
 スタミナに裏付けられた先行力があって、差し脚も使えるのは、ロゴタイプ、コディーノだ。
 ロゴタイプは朝日杯を勝った後、休み明けの前走、スプリングSも先行して、直線、早々に先頭に立ち、そのまま押し切って快勝。まさに小細工なしの先行差し切り勝ちで、堂々とした強い内容だった。2000メートルの距離は初だが、スタミナ十分の馬だけに、むしろ好材料だろう。課題はペースが落ち着き、鋭い上がりの脚比べになった時、対応できるかどうかだが、底力は一番のはず。2歳王者の素質に期待しよう。

 ダートの重賞アンタレスSは、それまで京都で行われてきたレースだが、昨年から阪神での開催に変わった。
 今年はニホンピロアワーズ、バーディバーディ、セイカプリコーン、グラッツィア、ホッコータルマエ、ナイスミーチューなどが指数の上位馬。
 ジャパンカップダートを制したニホンピロアワーズの指数が高いが、休み明けで、負担重量59キロというのは厳しいかもしれない。
 使われている組で好調なのは4歳馬のホッコータルマエだろう。近走は佐賀、名古屋競馬の重賞を連勝しており、ジャパンカップダート3着の実績、指数の高さなら、ここでも能力は上位だ。
 展開で恵まれそうなのはバーディバーディだろう。前走のマーチSは逃げてハナ差の2着だったが、ここもマイペースで逃げられそうで、再度、の場面もあるかもしれない。

(アンタレスS)
       1着    2着    3着
03年(京)   d    Xb   -
04年(京) DXb   B     -
05年(京)  CZd   -     -
06年(京) -     AZb   BXa
07年(京)   c   D      Xc
08年(京) B a    Y    AZc
09年(京)  X    B d     b
10年(京) -     -     B a
11年(京) -     BZc   CYc
12年    AX    -     CYa
(地方競馬のレースは減戦して集計)

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2013年4月 9日 (火)

第868回低調だった?桜花賞

201304070911
201304060611
201304060911

 2013年のクラシック第1弾、桜花賞。

 直線、ひとかたまりの馬群から、クロフネサプライズが抜け出して先頭に立つ。しかし、その後ろの集団に位置していたアユサンが、直線なかばでクロフネサプライズをとらえると、さらにその外からレッドオーヴァルがアユサンに詰め寄って、ゴールまで2頭の叩き合いが続いた。結果はクビ差でアユサンが勝利を手にして、73代の桜花賞馬になった。

 関西の土曜日は朝から雨が降っており、夜には春の嵐による強い雨もあって、阪神の馬場状態が心配されたが、日曜日の桜花賞のスタートの時間には馬場状態は「良」にまで回復していた。多少馬場がゆるいことはあったようだが、馬場は思ったほどは悪くはなかったのだろう。とするなら、直線での熱のこもった叩き合いに、水を差すようだが、当日の馬場状態を考えても、今年の桜花賞のレース内容は少し低調だった気がする。

 実際、日曜日の4レース、未勝利のマイル戦で、1分35秒3のタイムで牝馬のスマートレイア-が勝っている。同じ距離だった桜花賞、アユサンの勝ちタイムは1分35秒0、3着のプリンセスジャックの走破タイムは1分35秒4だった。未勝利戦のスマートレイア-、桜花賞のアユサンとでは、1キロの負担重量の差はあったとはいえ、走破タイムだけなら桜花賞3着のタイムを上回っている。また、上がりタイムを比べても、未勝利戦のスマートレイアは34秒5、アユサンの上がりは35秒5。未勝利戦の方が1.0秒も速い。もちろんスローペース気味だった未勝利戦、ハイペース気味だった桜花賞という、ペースの違いはあるが、指数上、今年の桜花賞の内容はあまり評価できないだろう。

 中山の3歳マイル重賞・ニュージーランドT。
 人気になったゴットフリートがスタートでつまずいて、大きく遅れた。レース全体の流れも遅く、前残りの展開では、見せ場も作れない。結局、後方から少し着順を上げただけで、良いところなく9着に大敗した。勝ったのは終始3番手で先行した2番人気のエーシントップ、2着も先行馬の3番人気馬レッドアリオンだった。

 阪神牝馬Sも人気のハナズゴールが4着に負けた。雨で渋った馬場が合わなかったという騎手のコメントを目にしたが、確かに勝ったサウンドオブハートは中段から差し脚を伸ばしており、3着に残ったクィーンズバーンは逃げ粘った馬だ。スローペースで先行馬が有利な展開で、更に、後方からの差し脚を発揮するには、雨で渋った馬場が合わなかったという敗北の弁も頷ける。が、2着に追い込んできた格上挑戦だったイチオクノホシはハナズゴールよりも後ろに位置していたはずで、「じっくりとためて、末脚を生かすレースをするつもりだった」(競馬ブック誌参照)というデムーロ騎手のコメントと比べると、対照的な違いに思われた。

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2013年4月 4日 (木)

第867回クロフネの逆転候補は

 今週はいよいよ、クラシック第1弾の桜花賞だ。
 牝馬、牡馬を問わず、3歳クラシック戦線は基本的に指数上位馬が中心になる。今週の桜花賞をみても、過去10年、指数の上位馬が勝てなかったのは3連単で700万の配当になった08年だけで、他の年はすべて指数の上位馬が勝っている。とくに前走指数と平均指数上位馬の勝率、連対率が高いようで、連軸の中心に推せるだろう。ただし、2、3着にはランク外の馬も食い込んでおり、スローペースで指数の低い馬たちを含め、連下の相手はできるだけ手広く押さえたい。

(桜花賞)  1着    2着    3着
03年    CYa   -     -
04年    AZc   -     -
05年    AXb   -     A
06年    A a   A     -
----------------------
07年    A b   AXa   -
08年    -     -     B b
09年     Xa   -     -
10年    B       a   B
11年    B b   -       c
12年    DXa   -     BZ
(スローペース調整-20/-10)

 今年の前走指数上位馬はクロフネサプライズ、メイショウマンボ、クラウンロゼ、トーセンソレイユ、ナンシーシャイン、ジーニマジックなどで、他に過去の指数上位馬としてサウンドリアーナ、レッドオーヴァル、ローブティサージュなどが上がってくる。
 前哨戦となったチューリップ賞、フィリーズレビュー組が多く出走してきたが、順当ならそのレースを勝ったクロフネサプライズやメイショウマンボが中心になるのだろうか。
 阪神のマイル戦で行われたチューリップ賞は、クロフネサプライズがスローペース気味のペースで逃げたが、詰め寄られるどころか、直線は差を広げるだけで、結局3馬身半の差をつけての圧勝。他の馬たちはなす術もなく敗れてしまった。
 ペースを考えれば、前残りに展開の利があったにせよ、後続馬たちの差し脚に見所がなく、クロフネサプライズだけが強いことを示した戦いだったようだ。ここは人気の一角を占めるローブティサージュ、レッドオーヴァルも含めて、このレースを戦った他馬たちの巻き返しは厳しいかもしれない。
 桜花賞は阪神の外回りコースを使って行われるマイル戦。クロフネサプライズは阪神JF、チューリップ賞と、同じ舞台で好結果を残しており、コース経験もプラスに働くだろう。
 とすると、クロフネサプライズの逆転候補は別路線組か。ペース次第だが、クロフネサプライズが先行馬だけに、後方からの追い込み馬がその候補になるだろう。
 もうひとつの前哨戦・阪神フィリーズレビューからはメイショウマンボ。好スタートから後方に下げ、直前は馬群を割って外から伸びて快勝した。勝負根性もありそうで、鋭い差し脚が問われるとしたら、浮上もありそうだが、チューリップ賞に比べるとフィリーズレビュー出走馬は少し小粒な印象で、相手に恵まれたのかもしれない。
 鋭い上がりの脚という点から一番気になるのは、重賞初挑戦のトーセンソレイユだ。前走、京都マイルのエルフィンSで見せた瞬発力は上々。ここでも一発の可能性を感じさせる鋭さだった。まだ2戦2勝だが、その分、成長が見込めるのではないか。

 中山の3歳マイル重賞・ニュージーランドTはゴットフリート、マイネルホウオウ、マンボネフュー、エーシントップ、ザラストロ、プリムラブルガリスなどが指数の上位馬たちだ。
 マイルの瞬発力が鋭いのは前走指数の最上位馬ゴットフリートだ。2戦2勝の後、G1朝日杯で3着、G3共同通信杯で2着と、同世代のトップクラスと戦って上位の成績をあげてきた。ここは距離適性を考えて、あえて皐月賞には向かわず、マイル路線を歩むようで、それだけに負けられない戦いだろう。

(ニュージーランドT)
       1着    2着    3着
03年    -     B       c
04年    -     -     CXb
05年    DYb   B     -
06年    BXa    Z    CYa
07年    -     -     C d
08年    -       c   DXb
09年      d   CZa   -
10年    CX    -      X
11年(阪神)-     -     BX
12年    -     AZ    BZb
(スローペース調整-15/-5)

 阪神牝馬Sは指数の上位馬が圧倒的に強い。

 今年はサウンドオブハート、アイムユアーズ、ハナズゴール、マルセリーナ、イチオクノホシ、カラフルデイズなどが前走指数の上位馬で、フミノイマージン、ホエールキャプチャ、アンシェルブルーは過去の指数が高い馬たちだ。
 内回りの芝1400戦で先行力が生きる流れになりやすい。先行して差し脚のあるサウンドオブハート、アイムユアーズに加え、後方からの差し馬イチオクノホシ、アンシェルブルー,ハナズゴールなどが有力だろう。後方一気の鋭い差し脚で連勝中、完全に軌道に乗ったハナズゴールも連軸候補馬だが、ここは先行力がある4歳馬サウンドオブハートの差し脚が魅力的だ。前走はオープン戦で牡馬相手に先行して快勝しており、ペースの対応力と勢いに期待したい。

(阪神牝馬S)1着    2着    3着
06年    AXa   DY    C
07年    DZb   C     AXa
08年    -      Xa    Yb
09年    DXb     a   D c
10年    C      Z     Xb
11年    BZb    Z    A a
12年    -     DYb   AZ

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年4月 2日 (火)

第866回あたりまえに勝つ

201303310911
201303310611

 このところ、東京は寒い日が続く。今日は雨も降って、午後になっても気温はまだ10度しかない。先々週に満開になった桜の花も、まだしっかりと枝に残っている。

 きのうから、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞受賞の話題が盛り上がっている。「巨人、大鵬、卵焼き」世代としては、大鵬氏も、長嶋氏も、受賞がいかにも遅すぎた印象だが、それでも、すごく嬉しいし、良かった。

 プロ野球も始まったが、競馬も春のシーズンが本格化して、盛り上がってきた。

 オルフェーヴルが戦線に復帰した大阪杯は、ペースが遅かったこともあって、軒並み33秒台の上がりの脚比べになった。オルフェーヴルは中段の後ろから早めに仕掛け、4コーナーでは先行集団に取り付き、後は一気に駆け抜けていく。33秒0の上がりの脚を見せての勝利だった。良い脚で追い込んできたショウナンマイティが32秒9の上がりタイムで2着、先行して粘っていたエイシンフラッシュが3着だった。3連単は1670円という超低配当。見ているレースだった。

 オルフェーヴルが勝ったとはいえ、思ったほどには後続馬とは差がつかなかったが、スローペースの上がり勝負だったことを考えれば、上々の内容に違いないだろう。
 単勝で1.2倍という圧倒的な人気を集めたオルフェーヴルが、あたりまえに走って、あたりまえに勝った。そんなレースに思えたが、あたりまえに勝てるというのは、それはそれで、すごいことだろう。

 中山のダービー卿CTは、直線、2番手からトウケイヘイローが抜けだし、そのまま押し切ってゴール。初の重賞タイトルを手にした。前半からペースが速く、先行馬には苦しい流れだったはずだが、よく我慢が効いて、地力の強化を思わせる好レースだった。
 勝ったトウケイヘイローは5番人気、2着は1番人気のダイワマッジョーレ、3着は2番人気のダイワファルコンだった。結局、3頭が出走していた4歳馬が1、2着だったわけで、着実に世代交代も進んでいく。

 いよいよ今週は桜花賞。次週が皐月賞。競馬が一気に盛り上がる春本番だ。新しい世代のヒロイン、ヒーローの誕生に期待しよう。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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