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2013年4月 4日 (木)

第867回クロフネの逆転候補は

 今週はいよいよ、クラシック第1弾の桜花賞だ。
 牝馬、牡馬を問わず、3歳クラシック戦線は基本的に指数上位馬が中心になる。今週の桜花賞をみても、過去10年、指数の上位馬が勝てなかったのは3連単で700万の配当になった08年だけで、他の年はすべて指数の上位馬が勝っている。とくに前走指数と平均指数上位馬の勝率、連対率が高いようで、連軸の中心に推せるだろう。ただし、2、3着にはランク外の馬も食い込んでおり、スローペースで指数の低い馬たちを含め、連下の相手はできるだけ手広く押さえたい。

(桜花賞)  1着    2着    3着
03年    CYa   -     -
04年    AZc   -     -
05年    AXb   -     A
06年    A a   A     -
----------------------
07年    A b   AXa   -
08年    -     -     B b
09年     Xa   -     -
10年    B       a   B
11年    B b   -       c
12年    DXa   -     BZ
(スローペース調整-20/-10)

 今年の前走指数上位馬はクロフネサプライズ、メイショウマンボ、クラウンロゼ、トーセンソレイユ、ナンシーシャイン、ジーニマジックなどで、他に過去の指数上位馬としてサウンドリアーナ、レッドオーヴァル、ローブティサージュなどが上がってくる。
 前哨戦となったチューリップ賞、フィリーズレビュー組が多く出走してきたが、順当ならそのレースを勝ったクロフネサプライズやメイショウマンボが中心になるのだろうか。
 阪神のマイル戦で行われたチューリップ賞は、クロフネサプライズがスローペース気味のペースで逃げたが、詰め寄られるどころか、直線は差を広げるだけで、結局3馬身半の差をつけての圧勝。他の馬たちはなす術もなく敗れてしまった。
 ペースを考えれば、前残りに展開の利があったにせよ、後続馬たちの差し脚に見所がなく、クロフネサプライズだけが強いことを示した戦いだったようだ。ここは人気の一角を占めるローブティサージュ、レッドオーヴァルも含めて、このレースを戦った他馬たちの巻き返しは厳しいかもしれない。
 桜花賞は阪神の外回りコースを使って行われるマイル戦。クロフネサプライズは阪神JF、チューリップ賞と、同じ舞台で好結果を残しており、コース経験もプラスに働くだろう。
 とすると、クロフネサプライズの逆転候補は別路線組か。ペース次第だが、クロフネサプライズが先行馬だけに、後方からの追い込み馬がその候補になるだろう。
 もうひとつの前哨戦・阪神フィリーズレビューからはメイショウマンボ。好スタートから後方に下げ、直前は馬群を割って外から伸びて快勝した。勝負根性もありそうで、鋭い差し脚が問われるとしたら、浮上もありそうだが、チューリップ賞に比べるとフィリーズレビュー出走馬は少し小粒な印象で、相手に恵まれたのかもしれない。
 鋭い上がりの脚という点から一番気になるのは、重賞初挑戦のトーセンソレイユだ。前走、京都マイルのエルフィンSで見せた瞬発力は上々。ここでも一発の可能性を感じさせる鋭さだった。まだ2戦2勝だが、その分、成長が見込めるのではないか。

 中山の3歳マイル重賞・ニュージーランドTはゴットフリート、マイネルホウオウ、マンボネフュー、エーシントップ、ザラストロ、プリムラブルガリスなどが指数の上位馬たちだ。
 マイルの瞬発力が鋭いのは前走指数の最上位馬ゴットフリートだ。2戦2勝の後、G1朝日杯で3着、G3共同通信杯で2着と、同世代のトップクラスと戦って上位の成績をあげてきた。ここは距離適性を考えて、あえて皐月賞には向かわず、マイル路線を歩むようで、それだけに負けられない戦いだろう。

(ニュージーランドT)
       1着    2着    3着
03年    -     B       c
04年    -     -     CXb
05年    DYb   B     -
06年    BXa    Z    CYa
07年    -     -     C d
08年    -       c   DXb
09年      d   CZa   -
10年    CX    -      X
11年(阪神)-     -     BX
12年    -     AZ    BZb
(スローペース調整-15/-5)

 阪神牝馬Sは指数の上位馬が圧倒的に強い。

 今年はサウンドオブハート、アイムユアーズ、ハナズゴール、マルセリーナ、イチオクノホシ、カラフルデイズなどが前走指数の上位馬で、フミノイマージン、ホエールキャプチャ、アンシェルブルーは過去の指数が高い馬たちだ。
 内回りの芝1400戦で先行力が生きる流れになりやすい。先行して差し脚のあるサウンドオブハート、アイムユアーズに加え、後方からの差し馬イチオクノホシ、アンシェルブルー,ハナズゴールなどが有力だろう。後方一気の鋭い差し脚で連勝中、完全に軌道に乗ったハナズゴールも連軸候補馬だが、ここは先行力がある4歳馬サウンドオブハートの差し脚が魅力的だ。前走はオープン戦で牡馬相手に先行して快勝しており、ペースの対応力と勢いに期待したい。

(阪神牝馬S)1着    2着    3着
06年    AXa   DY    C
07年    DZb   C     AXa
08年    -      Xa    Yb
09年    DXb     a   D c
10年    C      Z     Xb
11年    BZb    Z    A a
12年    -     DYb   AZ

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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