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2013年4月 9日 (火)

第868回低調だった?桜花賞

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 2013年のクラシック第1弾、桜花賞。

 直線、ひとかたまりの馬群から、クロフネサプライズが抜け出して先頭に立つ。しかし、その後ろの集団に位置していたアユサンが、直線なかばでクロフネサプライズをとらえると、さらにその外からレッドオーヴァルがアユサンに詰め寄って、ゴールまで2頭の叩き合いが続いた。結果はクビ差でアユサンが勝利を手にして、73代の桜花賞馬になった。

 関西の土曜日は朝から雨が降っており、夜には春の嵐による強い雨もあって、阪神の馬場状態が心配されたが、日曜日の桜花賞のスタートの時間には馬場状態は「良」にまで回復していた。多少馬場がゆるいことはあったようだが、馬場は思ったほどは悪くはなかったのだろう。とするなら、直線での熱のこもった叩き合いに、水を差すようだが、当日の馬場状態を考えても、今年の桜花賞のレース内容は少し低調だった気がする。

 実際、日曜日の4レース、未勝利のマイル戦で、1分35秒3のタイムで牝馬のスマートレイア-が勝っている。同じ距離だった桜花賞、アユサンの勝ちタイムは1分35秒0、3着のプリンセスジャックの走破タイムは1分35秒4だった。未勝利戦のスマートレイア-、桜花賞のアユサンとでは、1キロの負担重量の差はあったとはいえ、走破タイムだけなら桜花賞3着のタイムを上回っている。また、上がりタイムを比べても、未勝利戦のスマートレイアは34秒5、アユサンの上がりは35秒5。未勝利戦の方が1.0秒も速い。もちろんスローペース気味だった未勝利戦、ハイペース気味だった桜花賞という、ペースの違いはあるが、指数上、今年の桜花賞の内容はあまり評価できないだろう。

 中山の3歳マイル重賞・ニュージーランドT。
 人気になったゴットフリートがスタートでつまずいて、大きく遅れた。レース全体の流れも遅く、前残りの展開では、見せ場も作れない。結局、後方から少し着順を上げただけで、良いところなく9着に大敗した。勝ったのは終始3番手で先行した2番人気のエーシントップ、2着も先行馬の3番人気馬レッドアリオンだった。

 阪神牝馬Sも人気のハナズゴールが4着に負けた。雨で渋った馬場が合わなかったという騎手のコメントを目にしたが、確かに勝ったサウンドオブハートは中段から差し脚を伸ばしており、3着に残ったクィーンズバーンは逃げ粘った馬だ。スローペースで先行馬が有利な展開で、更に、後方からの差し脚を発揮するには、雨で渋った馬場が合わなかったという敗北の弁も頷ける。が、2着に追い込んできた格上挑戦だったイチオクノホシはハナズゴールよりも後ろに位置していたはずで、「じっくりとためて、末脚を生かすレースをするつもりだった」(競馬ブック誌参照)というデムーロ騎手のコメントと比べると、対照的な違いに思われた。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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