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2013年5月14日 (火)

第878回1番人気

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 初夏の風が心地よく吹き抜け、芝も青々として、ひかり輝いている。東京競馬場は5月が一番美しい。広々とした青い空の下で、風に吹かれていると、なぜか勝ち負けへのこだわりも薄れていく。日差しや風と一体となって、気持ちもおだやかに和んでいくのがわかる。私は5月の東京競馬場が一番好きだ。

 ヴィクトリアマイルは、G1戦で4戦連続2着続きだったヴィルシーナが、昨年の覇者ホエールキャプチャをわずかに抑え込んで、念願のG1のタイトルを手にした。好スタートから2番手に控え、直線での叩き合いを制しての勝利だった。わずかに「ハナ差」の勝利だったが、G1戦で4戦連続2着続きのヴィルシーナにとって、その差は限りなく大きかっただろう。3着は5番人気マイネイサベル。2着のホエールキャプチャが12番人気で、3連単は19万円を超す高配当だった。

 私は3番人気のサウンドオブハートからの馬券を持っていた。サウンドオブハートはヴィルシーナをマークする良い位置につけ、直線での追い出しにも期待がふくらんだが、どうしたことか、直線は全く伸びなかった。ゴールの後、池添騎手が下馬したが、故障でもあったのだろうか。

 1番人気に推されたヴィルシーナの手綱を取ったのは内田騎手だったが、天皇賞のゴールドシップ、NHKマイルカップのエーシントップと、ここ2週続けてG1で圧倒的な1番人気馬に乗って期待を裏切ってきた。今週も1番人気だ。人一倍ファンを大切に思う内田騎手だけに、1番人気で負け続けることはできない。ここはどうしても勝ちたかっただろう。勝利騎手インタビューからは、喜びに加え、1番人気で勝てて、ほっとした気持ちも十分に伝わってきた。騎手にとっても大きな「ハナ差」だったのではないか。

 それにしても、G1で1番人気を背負うプレッシャーはどんなものなのだろう。私には想像もつかない。

 京王杯スプリングCは1番人気の4歳馬ダイワマッジョーレが快勝した。

 1番人気馬が京王杯スプリングCを勝つのは、1999年にグラスワンダーが勝って以来のことで、実に13年振り。

 今週末はオークス、来週はダービー。
 あっという間に過ぎていきそうだ。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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