« 第874回どうしたゴールドシップ | トップページ | 第876回当然の勝利 »

2013年5月 2日 (木)

第875回実績上位はエーシントップ

 今週のG1は3歳のマイル王を決めるNHKマイルカップ。
 3歳の重賞は前走指数の上位馬が中心になることが多いが、NHKマイルカップは他の3歳重賞に比べると、ランク外の馬たちが上位に活躍する傾向がみえる。過去5年でみると1番人気馬が4勝しており、比較的堅いレースが多い。指数が低くても実績上位の人気馬は要注意だ。

(NHKマイルC)
       1着    2着    3着
03年    -     -     Cd
04年     Xa   BY    AYd
05年    AXa   B b   CXb
06年    -     D a   -
07年    -     AXc   -
08年    A a   B     -
09年    -     -     -
10年    -     C     A a
11年     X    -     -
12年    D      Zc   -
(スローペース調整-10/0)

 今年はコパノリチャード、サトノネプチューン、ガイヤースヴェルト、シャイニープリンス、ローガンサファイア、アットウィルなどの前走指数が高く、過去の指数でゴットフリート、マイネルホウオウが上がってくる。ただし、エーシントップ、レッドアリオンなど、ニュージーランドT組はスローペースで指数は高くないが、ともに能力は高い。
 過去の傾向からは、マイル以上の距離での鋭い瞬発力がポイントになっており、その点からはゴットフリート、コパノリチャード、レッドアリオン、ザラストロ、エーシントップなどが有力馬として浮上する。
 なかでも、実績ではエーシントップが抜けている。朝日杯こそ6着だったが、負けたのはそのレースだけで、ここまで6戦5勝。重賞も3勝している。シンザン記念、ニュージーランドTとマイルの重賞も2勝しており、距離の適性も高い。ただ、シンザン記念もニュージーランドTも、ともにクビ差の勝利で、勝負強いという見方もあるが、圧倒的な強さまでは感じない。先行して差し切るレースが持ち味だが、ペースが上がりすぎると朝日杯のように直線失速もあるかもしれない。
 逆転候補は先に上げた瞬発力の鋭いゴットフリート、コパノリチャード、レッドアリオンなどだろう。
 ゴットフリートの前走ニュージーランドTは、スタートに失敗して後方のまま。本来中段から差し脚を伸ばすタイプだけに、スローペースの前残りの流れでは、持ち味も生かせないままだった。差し脚での鋭さは最上位のはずで、東京コースなら鋭い差し脚で勝負になるだろう。
 先行して粘り込みを狙うのがコパノリチャード。皐月賞ではハイペースで逃げて、直線は脚が上がって13着だったが、指数のレベルは高く、よく頑張っていたといえる。ここは2勝、2着1回と、得意なマイル戦で巻き返しもあるのではないか。
 レッドアリオンは前走、ニュージーランドTの2着馬。勝ったエーシントップは馬場の良い所を進んできたが、荒れ気味の内ラチをついてエーシントップにクビ差まで迫った差し脚は評価が高い。エーシントップを逆転できる最有力候補だ。

 京都新聞杯は前走指数の上位馬たちが強い。とくに最近6年間はA、B馬のどちらかが必ず連対している。今年のA、B馬はマズルファイヤーとキズナで、連軸の最有力候補だろう。他にアクションスター、シンネン、サンガヴィーノ、ゴドリー、サトノキングリーなどが指数の上位馬だ。
 ほとんどの馬が、500万条件や未勝利戦を勝ち上がってきたばかりで、低調なメンバー構成だけに、前走、毎日杯を勝ったキズナや、きさらぎ賞2着のマズルファイヤー、京成杯2着のアクションスターなどの重賞実績が光る。なかでもキズナが指数の高さと安定感もあり、差し脚も上位で、連軸の中心になりそうだ。

(京都新聞杯)1着    2着    3着
04年     Z    CYa   -
05年    -       d   AXa
06年     Yd    Xa   A c
07年    BYb   B c   -
08年    -     A b   -
09年    AXa   D       d
10年    AYc   CZb   B a
11年    -     AYa   B
12年    D     AXa     c
(スローペース調整-15/-5)

 今週から始まる新潟競馬は、ハンデ戦の新潟大賞典がメイン。指数上位馬はナカヤマナイト、アドマイヤタイシ、パッションダンス、サトノアポロ、ローズキングダム、コスモファントムなど。トップハンデはナカヤマナイト、ローズキングダムの58キロ。楽なハンデではないが、ただ、他の馬たちも多くが57キロを背負っており、「ハンデ差」からはクリアできる範囲だろう。
 指数の安定感ではナカヤマナイトが一歩リードしているようで、トップハンデでも底力に期待したい。他ではサトノアポロ、テイエムアンコール、アドマイヤタイシ、ダコール、セイクリッドバレーなどが有力だろう。

(新潟大賞典)1着    2着    3着
03年     Xb   -       d
04年    A b   B     -
05年    A c    Xa   B
06年    -     CYb   -
07年      c   -     -
08年    -     C     -
09年    D     -     B c
10年    A b    Zd     a
11年    -     -     CXb
12年    B     -       b

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

|

« 第874回どうしたゴールドシップ | トップページ | 第876回当然の勝利 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/57295330

この記事へのトラックバック一覧です: 第875回実績上位はエーシントップ:

« 第874回どうしたゴールドシップ | トップページ | 第876回当然の勝利 »