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2013年5月30日 (木)

第883回波乱の主役は

 今週のG1は春のマイル王を決める安田記念。指数上は、平均指数の高い馬や前走指数の上位馬が比較的健闘しているものの、人気薄のランク外馬の活躍もあって、難しいレースが多い。昨年も2番人気のストロングリターンが勝ったが、2、3着馬は13、15番人気馬だった。2000年以降、1番人気は09年にウオッカが勝っただけで、他の年は2着もない。今年の波乱の主役はどの馬だろう。

(安田記念) 1着    2着    3着
03年      c   -     BXa
04年      a   AXa    Zd
05年    C c   -     外
06年    C外     Zb   外
07年     Yd   A     -
08年    -     外     AX
09年    BXa   AZb   -
10年    -       d   -
11年    A     -      Zd
12年    CYb   -     -

 今年の指数の上位馬はロードカナロア、カレンブラックヒル、グランプリボス、ダノンシャーク、サクラゴスペル、サダムパテック、ショウナンマイティ、ダークシャドウなどだ。
 マイルの距離適性が高いのはグランプリボスだろう。休み明けだった前走の読売マイラーズCも中段からしっかりとした脚を使って伸びてきた。海外を除いた国内戦に限ればマイルの重賞は9戦して3勝、2着2回。しかし、過去1年間のマイル戦に絞ると3戦2勝、2着1回と抜群の成績だ。しかもその3戦の指数は、97、97、95と高く安定しており、近走の充実ぶりがうかがえる。一瞬の鋭い差し脚はないが、ばてずに伸びてくる脚は東京コース向きだろう。
 切れる脚があるのはショウナンマイティだろう。マイルは初挑戦で、距離適性は気になるが、前走の大阪杯では、勝ったオルフェーヴルに迫った上がりの脚は出走メンバー最速だった。
 ロードカナロアの上がりの瞬発力も鋭い。昨年秋から、スプリンターズS、香港スプリント、高松宮記念と、1200メートルのG1を3勝して、世界のスプリント王とも称される。長く良い差し脚を使える馬で、マイルも十分に守備範囲だろう。
 ロードカナロア、グランプリボスが人気を分けると思うが、どちらの馬が1番人気になるのだろうか。1番人気苦戦のデータは気になる。
 他ではカレンブラックヒル、ダノンシャーク、サダムパテック、ダークシャドウ、シルポートなどが有力だろう。

 鳴尾記念は、一昨年まで12月に行われてきたが、昨年から宝塚記念の前哨戦として位置づけられ、この時期の開催になった。距離も2000メートルに変更されている。
 今年の指数上位はパッションダンス、ナリタクリスタル、スマートギア、ダイワファルコン、ダノンバラード、エクスペディション、トランスワープなど。
 前走の新潟大賞典で、3番手で先行して差し脚もよかったパッションダンスが連軸向きだろう。他にダイワファルコン、ダノンバラード、トランスワープなどの差し脚、トウケイヘイロー、コスモファントムの先行力に注目したい。

(鳴尾記念) 1着    2着    3着
12年    DXa     c   CZd

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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