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2013年5月 9日 (木)

第877回 難解な2重賞

 06年に創設された牝馬のG1ヴィクトリアマイルは、今年で8回目を迎える。ウオッカ、ブエナビスタ、アパパネなど、そうそうたる過去の勝ち馬の名からも、レースのレベルの高さがわかる。

(ヴィクトリアマイル)
       1着    2着    3着
06年     Xd   B c     d
07年    -     -     -
08年    -     B      Za
09年    CXa   -     -
10年     Xb   -     C c
11年    BYc   DXa   -
12年    A     -       Zc
(スローペース調整値-10/0)

 今年の前走指数上位馬はマイネイサベル、レインボーダリア、ザッハトルテ、オールザットジャズなど。他に過去の指数などで、ドナウブルー、フミノイマージン、サウンドオブハート、アイムユアーズ、ジョワドヴィーヴルなどが上位だ。
 ただ、指数上は抜けた馬が不在で大混戦。また、ウオッカやブエナビスタのような信頼できる中心馬も見あたらず、波乱もあると考えた方が良いだろう。
 マイル戦とはいえ、ペースは落ち着きそうで、先行して長く良い脚を使えるかどうかが、勝敗を分けるのではないか。先行できて、長く良い脚を使えるのはオールザットジャズ、ゴールデングローブ、エーシンメンフィス、ヴィルシーナ、サウンドオブハートなどだろう。
 なかでも、近走好調なのはオープン、重賞を連勝してきた4歳馬サウンドオブハートだろう。サウンドオブハートは桜花賞4着の後、トウ骨の骨折で休んだが、昨年の12月に復帰後は4戦3勝。前走の阪神牝馬Sでは、同世代のイチオクノホシ、ハナズゴールなどを押さえ込んでの勝利だった。2走前の指数は水準以上で、ここでも上位の力はあるだろう。
 オールザットジャズも侮れない存在だ。前走の福島牝馬Sは最内をついて鋭く伸びて勝ったが、復調を感じさせるレース内容だった。福島牝馬S組はヴィクトリアマイルでは実績がないが、好調さから推したい一頭だ。
 他では桜花賞2着、オークス2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着と、大きなタイトルに後一歩のところまで迫っているヴィルシーナにもチャンスはあるはず。

 京王杯スプリングCは1999年に1番人気のグラスワンダーが勝って以降、1番人気馬は勝つどころか連対もできず、波乱が続いている。
 指数上は平均指数上位馬の連対率が高い。今年の平均指数上位馬はサダムパテック、サンカルロ、シルポート、オセアニアボスなど。他にフィフスペトル、パドトロワも前走指数,過去指数で上位だ。
 今年は強力な逃げ馬シルポートの参戦で、流れは速くなりそう。
 先行して差し脚のあるサダムパテック、テイエムオオタカ、トウケイヘイロー、シルクフォーチュン、シャイニーホークなどが連軸の有力候補だろう。ここは香港マイル6着からの出走になる昨年の勝ち馬サダムパテックが、指数の高さだけでなく、実績でも最上位だろう。58キロの負担重量もこなせるはずだが、先に述べたように1番人気が苦戦続きという点は気に掛かるところ。連軸候補はあえて、別口から考えるべきだろうか。ならば逃げるシルポートからか、先行するテイエムオオタカからか。いずれにしても難しいレースだ。

(京王杯スプリングC)
       1着    2着    3着
03年    -     A      Yb
04年      d    Xb   外
05年      b   -      Xa
06年    C c    Xb   BYa
07年     Zb   -     -
08年    BYb   -     AXa
09年    -     AYa   C
10年    -     BYc   A
11年    -     BYb    Zd
12年      a   -      C

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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