« 第873回強いゴールドシップ | トップページ | 第875回実績上位はエーシントップ »

2013年5月 1日 (水)

第874回どうしたゴールドシップ

201304280811
201304270511

 圧倒的な1番人気馬ゴールドシップが5着に敗退した。春の天皇賞は1番人気馬が苦戦する傾向が続いているが、今年もそのジンクスを崩せなかった。
 ゴールドシップはいつものように最後方からのレースだ。そして、いつものように早めに仕掛けて、4コーナーでは先行集団に取り付いた。いつもなら、そこから一気呵成に先頭に飛び出していくのに、内田騎手がムチを振るっても、振るっても、鋭い反応が見えなかった。5馬身、6馬身先にフェノーメノの姿があったが、とらえるどころか、すでに決着がついて、勢いの差も明らかだった。

 勝ったのは2番人気の4歳馬フェノーメノだった。中段待機策のフェノーメノは3コーナーの坂を過ぎると、先頭集団にまで押し上げて、直線で早々と先頭に立つと、そのまま後続馬を寄せ付けず圧勝した。

 2着は3番人気のトーセンラー、3着は6番人気レッドカドー。3連単は11万1830円。今年も荒れた春の天皇賞だった。

 サトノシュレンの逃げでペースはハイペースになったが、ペースは最後まで落ちず、上がり3ハロンのタイムは最速のフェノーメノでも36秒2、上がり指数はマイナス1だった。昨年の勝ち馬ビートブラックの上がり指数もマイナス7だったが、他の上位馬たちはプラスの上がり指数で上がってきており、今年のように、すべての馬の上がり指数がマイナスを示した天皇賞は過去十数年のレースにはなかった。

 ハイペースとはいえ、力のある馬たちが早めに前に行ってしまえば、容易には止まらないだろう。後方からの馬は、なし崩しに脚を使わされ、動けば動いた分だけ、さらに苦しくなる。さっと先行集団に取り付き、早々と抜けだしたフェノーメノ蛯名騎手の作戦勝ちのように思えるレースだった。

 それにしても、ゴールドシップは直線、後ろから迫ってきたアドマイヤラクティにも差されてしまった。「どうしたのだ」と問わずにはいられない。

 ダービートライアルの青葉賞を勝ったのも7番人気の伏兵、ヒラボクディープの手綱を取った蛯名騎手だった。2着に逃げた9番人気のアポロソニックが粘り、3着に2番人気のラストインパクト。単勝1.8倍の圧倒的1番人気レッドレイヴンは、直線でまったく伸びず、11着。3連単は42万超の高配当になった。

 蛯名騎手と内田騎手。明暗を分けた週だった。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

|

« 第873回強いゴールドシップ | トップページ | 第875回実績上位はエーシントップ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/57287511

この記事へのトラックバック一覧です: 第874回どうしたゴールドシップ:

« 第873回強いゴールドシップ | トップページ | 第875回実績上位はエーシントップ »