« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月30日 (火)

第900回短距離界の新星

201307280411
201307280211

 直線1000メートルのアイビスサマーダッシュは1番人気の4歳馬ハクサンムーンが勝った。ハクサンムーンは好スタートから楽にハナに立つと、あとは厳しく追うこともなく流し気味にレースを進め、フォーエバーマークが内から寄ってくるところで少し気合いをつけた程度だったが、すっと差を広げていく。結果、2着のフォーエバーマークに4分の3馬身差、3着馬には5馬身近い差をつけて、まさに完勝といえるレースだった。

 ナビグラフを見ても分かるとおり、指数上もハクサンムーンは抜けた存在だったからここは勝って当然のレースに思えるが、期待通りに勝つことの難しさもあったはず。酒井学騎手に変な気負いがなかったのが良かったのだろうか。

 いま、短距離戦線の王者はG1スプリンターズS、香港スプリント、高松宮記念を快勝し、マイルの安田記念も勝ったロードカナロアだが、ハクサンムーンはスプリンターとして、打倒ロードカナロアの1番手に上げられるだろう。

 牝馬の重賞・クイーンSは、終始2番手につけ、直線早めに先頭に立って押し切ったアイムユアーズが勝った。2着に後方から追い込んだ最低人気のスピードリッパーが食い込んで、3連単は4万3870円の好配当になったが、勝ち馬の指数は80にも届かず、低調なレースだった。
 人気薄で2着に食い込んだスピードリッパーの手綱を取った三浦騎手は「こんなにいい脚を使えるとは思いませんでした」とコメントしているが、ナビグラフで見ると、近走の上がり指数では最上位にあり、低調なメンバーの、低調なレースで、本来の良い部分が出たのだろうか。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月25日 (木)

第899回中心はハクサンムーン

 今週から関東は新潟に開催が移る。直線1000メートルのアイビスサマーダッシュがメインレースだが、過去10年の傾向からは、前走指数や平均指数の上位馬が中心。さらに10年で8勝をあげている牝馬も強い傾向だ。

(アイビスサマーダッシュ)
       1着    2着    3着
03年    B d   A b   -3歳
04年     Xa   A     DYb
05年    -3歳   A      Z
06年    B     -3歳   A
07年    ダ     B c   -3歳
08年    -     BZb   -3歳
09年     Ya     c   AZd
10年    -     CXb   -
11年    A     B a   -
12年     Xa     b   DZc

 今年はハクサンムーン、リトルゲルダ、プリンセスメモリー、インプレスウィナーの前走指数が高く、他に、スギノエンデバー、パドトロワ、アウトクラトールなどが過去の指数や平均指数での上位馬だ。
 注目は4歳になって大きく成長してきたハクサンムーンだろう。昨年3歳時にこのレースに出走して4着だったが、指数は72と低調で、まだ力をつけきっていなかったのだろう。4歳を迎えた今年の春は、G1高松宮記念で3着、続くG3のCBC賞も2着に好走してきた。先手を取って逃げる戦法に変わりはないが、2走とも90を楽に超える高い指数の裏付が何よりも心強い。中心は不動だろう。
 連覇を目指すパドトロワも好調。前走、58キロを背負って函館SSを勝った。ただ、今年のアイビスサマーダッシュでは59キロを背負わされており、負担重量からは少し厳しいだろう。
 ハクサンムーンの逃げで、ハイペース必至だとすると、後方一気の脚が鋭いスギノエンデバーの浮上もあるかもしれない。また、牝馬が強いという点からは、1000万条件を勝ったばかりだが、リトルゲルダに注意したい。

 牝馬の重賞・クイーンS。連軸の中心は過去10年のうち9年で連対している前走指数上位馬たちだ。

(クイーンS)1着    2着    3着
03年    -     CZc   BXb
04年    D     B d   -
05年      d   -     D
06年    A     CX      c
07年    C d   B     -
08年     Xb   CZ     Z
09年    -     A a   D
10年    -     B b   -
11年    B     D      Yb
12年    A     -     -

 今年はアイムユアーズ、マルセリーナ、オールザットジャズ、キャトルフィーユ、クィーンズバーン、スピードリッパーなどが指数の上位馬だ。ただ、8頭立てと少し寂しいメンバー構成になった。
 重賞実績からはマルセリーナ、オールザットジャズ、アイムユアーズなどが中心になりそうだ。平均ペースの差し脚で上位はオールザットジャズ、マルセリーナ、キャトルフィーユなどで、差し脚の点からはオールザットジャズ、マルセリーナが連軸向きといえるだろう。ただ、人気薄の台頭で波乱も多いレースだ。ここは1000万条件を勝ったばかりでもキャトルフィーユにもチャンスがあるかもしれない。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月23日 (火)

第898回真夏のクリスマス

201307210211
201307210711

 2013年、最初の2歳重賞、函館2歳Sの勝ち馬はクリスマスだった。
 クリスマスは新馬戦で、牡馬も含めて2歳世代のトップの指数を示し、少し抜けたレベルにあった牝馬だ。新馬戦では単騎マイペースで逃げたが、函館2歳Sでは好スタートから2番手に控え、直線、抜け出す堂々のレースぶりだった。2番人気に支持されたオールパーパスは3番手から、直線抜け出すクリスマスを必死に追ったが、今の段階では力差が明らかで、離される一方だった。
 2着は9番人気のプラチナティアラが粘り、3着は8番人気のトーセンシルエットが差し脚を伸ばして、ゴール前オールパーパスをとらえた。3連単は13万円を越す高配当になった。
 1、2、3着を牝馬が独占したが、夏はやっぱり牝馬が強い。

 中京記念は5番人気のフラガラッハが勝った。フラガラッハはトップハンデをものともせず、後方待機策から直線大外一気の差し脚で快勝。昨年も後方一気の差し脚でこのレースを勝っており、これで中京の芝コースは2戦2勝になった。フラガラッハは昨年の中京記念を勝った後、6戦して5戦が2桁着順という不振続きだったことを考えると、よほど中京コースが合うのだろうか。
 2着に13番人気のミッキードリーム、3着3番人気のリルダヴァルで、3連単は36万超の高配当になった。

 先週は、他にも波乱の高配当が多かった。指数上位馬も活躍が目立っており、土曜日の福島8レースで3連単133万、函館10レースでも3連単104万馬券と、指数上位のランク馬の組み合わせで3連単100万馬券が2つも出た。
 そういえば、先々週のことだが、函館の13、14日はA馬が23レース中13勝をあげた。夏は牝馬も強いが、指数上位馬も強い。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月18日 (木)

第897回2歳重賞が始まる

 いよいよ2歳馬の重賞が始まる。その第1戦は函館2歳Sだ。
 2歳戦だけに、当然ながら前走指数の高い馬たちが有力で、過去10年、前走指数の高いABC馬のいずれかが毎年連対している。
 今年はクリスマス、テルミドール、ヴァイサーリッター、マイネルディアベルなどが前走指数の上位馬で、プラチナティアラは過去の指数が高い。
 なかでも牝馬のクリスマスが新馬戦で示したスピード指数は、牡馬も含めて2歳世代のトップ。世代ナンバー1の指数の高さで、少し抜けたレベルにある。
 新馬戦でのクリスマスはテンのスピードを生かして楽に先手を取ると、マイペースの逃げに持ち込む。4コーナーまでは追いすがる馬もいたが、そこからが圧巻で、直線では脚が衰えるどころか、後続馬をぐんぐん突き放していって、結局7馬身差の大差で勝った。まだ未熟な2歳戦だし、競馬だから何があるか分からないものの、新馬戦のようなレースができれば、この函館2歳Sも楽に勝てる力のある素材だろう。

 (函館2歳S)1着   2着    3着
03年    D d   B b   -
04年    -     A a   B
05年    C b   C b   A a
06年    -     CXd   -
07年    A a   -     D d
08年    -     AYa   -
09年(札幌)B     AZc   -
10年    -     AXa   C
11年    B b   C c    Y
12年    A a   D     -
(スローペース調整値-20/-10)

 ハンデ戦の中京記念は、昨年から7月の開催になり、距離も2000メートルから1600に変更になった。
 今年の指数上位は、ワイズリ-、フレールジャック、シャイニーホーク、ウインドジャズ、ムクドク、オセアニアボス、フラガラッハなど。
 マイル戦だけにペースが落ち着くとは思えない。加えて、新中京は差し馬に向くコースだけに、中段から差し脚を使うフレールジャック、リルダヴァル、ドナウブルーなどが有力だろうか。後方一気の鋭い上がりの脚があるウインドジャズ、ザラストロ、ランリョウオーなどにもチャンスはあるだろう。

(中京記念) 1着    2着    3着
12年     Yb   -      Xa

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月16日 (火)

第896回トウケイヘイロー

201307140211

 先週、函館記念はトップハンデ馬が苦戦中と書いたら、57.5キロのトップハンデ馬トウケイヘイローが見事に逃げ切って勝った。ジンクスや傾向とはそんなものだろう。

 当日の馬場指数からスピード指数を計算すると、トウケイヘイローのスピード指数は97というかなり高いものになった。ハイペース気味の流れをつくって逃げ、ゴール前の2ハロンを11秒6、12秒1と、出色のタイムでまとめたのだから、レース内容も指数の高さも高レベルだった。2着のアンコイルド、3着のアスカクリチャンは、ともに4角で先行集団に取り付いていた馬だったが、逃げ馬に直線でも勢いのある脚を使われたのでは上がりの脚に懸ける後続馬はなすすべもなかっただろう。

 勝ったトウケイヘイローは3番人気、2着のアンコイルド7番人気、3着のアスカクリチャンは8番人気で、3連単は10万を超す高配当になった。

 トウケイヘイローは、前走の鳴尾記念制覇に続き重賞は3勝目。いずれもテンからの逃げ切り勝ちか、3角手前で早め先頭にたっての逃げ切り勝ち。重賞を逃げ切って勝つのは容易ではないが、直線でも脚色が衰えないのが、トウケイヘイローの強さの証だろう。

 名をはせた逃げ馬で思い出すのはサイレンススズカ、メジロパーマ-、ツインターボ、タップダンスシチーなど。いずれもずいぶん前に活躍していた馬たちで、(シルポートは強いかどうか意見は分かれるが)、最近は強い逃げ馬が不在だった。
 逃げ馬が好きな競馬ファンも多い。強い逃げ馬がいるとレースも盛り上がるだろう。この秋の重賞戦線でも、果敢な逃げ切りに期待したい。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月11日 (木)

第895回トップハンデ馬は苦戦中

 今週の重賞はハンデ戦の函館記念。トップハンデ馬は10年前に1勝しただけで、2、3着もない。1番人気は2勝、2着3回。目下6年連続で敗退している。指数上は前走指数の高いABC馬の連対率が少し高い傾向にあるものの、ランク外の馬も多い。

(函館記念) 1着    2着    3着
03年    B b   -     DZ
04年    B d    Zd   A
05年    -     -     B
06年    C c     b   -
07年    -     -     BXd
08年    -     C      Zb
09年(札幌)C d   -     -
10年    AYb   C     -
11年    A      Y    DXb
12年    -     B     -

 今年の指数上位馬は、エアソミュール、サトノギャラント、メイショウウズシオ、トウカイパラダイス、レインボーダリア、アスカクリチャンなど。トップハンデは57.5キロを背負うトウケイヘイローだ。
 前走、函館の巴賞を戦ってきた馬たちが7頭出走している。別路線組では鳴尾記念を勝ってきたトウケイヘイローが目立つ存在だ。他の馬たちでは天皇賞8着のトウカイパラダイス、新潟記念8着のアスカクリチャンを除くと、いずれも2桁着順の馬ばかりで、信頼に欠ける。
 中心に推せそうなのは、巴賞を勝ったエアソミュール、同2着サトノギャラント、同3着メイショウウズシオ、同6着モズと、鳴尾記念を勝ったトウケイヘイロー、天皇賞8着のトウカイパラダイスなどに限られそうだ。
 ハンデを考えると、苦戦が続くトップハンデのトウケイヘイローは中心には取りにくいだろう。サトノギャラントは距離が微妙な気がする。とすると、手頃なハンデで指数上位の連軸候補は、先行して粘る差し脚があるトウカイパラダイス、エアソミュール、メイショウウズシオなどだろう。素直に買うなら,前走指数も高く、巴賞を圧勝してきたエアソミュールが中心だと思うが、ここは1番人気になりそう。函館記念は波乱の多いレースだと意識すると、どうしても手を出しにくい。とするとトウカイパラダイスが中心になるのだろうか。あるいは人気の盲点になりそうメイショウウズシオに懸ける手だろうか。
 ただ、想定のペースは平均より速くなりそうで、直線、脚の止まった先行馬を尻目に、カリバーン、コスモネモシン、アンコイルド、レインボーダリア、ネオブラックダイヤなどの差し脚が炸裂。波乱があるかもしれない。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 9日 (火)

第894回暑い夏

201307070311
201307070911

 梅雨も早くに上がって、今年は長く暑い夏になりそうだ。
 この夏を越せるかどうかと心配していた義母は夏を越せず、85歳で世を閉じた。生きとし生けるものの宿命とはいえ、あらためて命のはかなさ、そして尊さを知る。
 七夕は短冊に願い事を書いて竹笹に飾り付けて祈る。今、ひとつ願うことがあるとしたら、命を全うするまで健康であること以外にない。ついでに買った馬券がすべて当たることも祈っておきたいが、これはあり得ない望みか。

 今年の七夕賞は7月7日、ちょうど七夕の日と重なって、グリーンチャンネルのキャスターも「77」の出目をしきりに気にしていた。
 レースは1番人気に推されたマイネルラクリマが終始3番手で先行。3、4コーナーの中間で早々と先頭に立つと、直線も脚が衰えず、そのまま押し切って勝った。手綱を取った柴田大知騎手が「終わってみれば強い勝ち方でした」というとおりの圧勝劇だった。
 2着は直線マイネルラクリマに並びかけたものの突き放されてしまったトレイルブレイザー。トップハンデの58キロを背負っていたことを考えれば大健闘だろう。3着は後方から内をついて鋭く伸びたタガノエルシコ。田辺騎手の判断が光る好騎乗だった。トレイルブレイザーは7番人気、タガノエルシコは14番人気で、3連単は30万円を超す高配当になった。

 ダートの重賞、中京のプロキオンSは2番人気の6歳馬アドマイヤロイヤルが直線のなかばから脚をのばし、先に抜けだしたエアウルフをあっさりと交わして差し切り勝ちを収めた。内をついたセイクリムズンが2着にあがり、アドマイヤロイヤルと一緒に伸びてきたダノンカモンが3着だった。
 上位の3頭はいずれも中段に待機していた馬たちだった。逃げたトシキャンディのペースが少し速すぎたようで、トシキャンディを追って先行した馬たちは皆、苦しくなってしまった。ナビグラフで見ると勝ったアドマイヤロイヤル、2着のセイクリムズンは元もと上がり指数の上位馬で、ペースが速くなって差し脚がより生きたのだろう。ハイペースを2番手で先行して4着に残ったエアウルフは次につながる上々の内容といえそうだ。

 夏はまだ始まったばかり。健康に気をつけてお過ごしください。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 4日 (木)

第893回波乱もありそう

 人気馬やトップハンデ馬が苦戦続きで、福島の七夕賞は波乱の多いレースだ。ただ、ハンデ戦とはいえ、指数上は平均指数の上位馬や過去の指数が高い馬たちの連対率が高く、恵量の指数上位馬を探すのが勝利の近道だろう。

(七夕賞)  1着    2着    3着
03年    BYa    Xa   -
04年     Xd   -     C
05年    AXa     d   B
06年    D b   A d   BZa
07年     Za    Xa   D
08年     Z    -     B b
09年    BXa     a    X
10年    -     -     CZb・Cd同着
11年(中山)-     AYa   -
12年    B c    Yb   -

 今年はダコール、ユニバーサルバンク、マイネルラクリマ、マックスドリーム、トレイルブレイザー、ナリタクリスタル、エクスペディションなどが指数の上位馬たち。苦戦が続くトップハンデ馬は58キロを背負うトレイルブレイザーとナリタクリスタルだ。
 トップハンデ馬や休み明けの馬たちを除くと、近走好調な指数上位馬はダコール、マイネルラクリマ、エクスペディション、ユニバーサルバンクなどだろう。なかでも昨年の京都金杯の勝ち馬マイネルラクリマが好調のようだ。1年以上の休みをはさんで、復帰2戦目、福島の2000メートル戦を圧勝して、続く京都のオープン戦も2着に好走。指数も安定して高く、復活を感じさせる内容だった。先行馬だけに切れる上がりの脚はないが、先行馬有利の福島コースなら、連軸候補の筆頭にあげたい。他では、重賞戦線で好走が続くダコール。
 一方、軽ハンデ馬で上がりの脚の鋭い馬たちが、例年、連に絡んで波乱の要因となっており、その点からはマックスドリーム、オートドラゴン、トシザマキ、モンテエンなどにも要注意だ。恵量ハンデで、直線一気の浮上があるかもしれない。

(プロキオンS)
       1着    2着    3着
03年(阪神)CXa   -     -
04年(阪神)AYa   BZb   -
05年(阪神)AYb    Yb   B
06年(京都)-     AZb   -
07年(阪神)A c   CXa    Zb
08年(阪神)B     AYb    Xa
09年(阪神)A     A     DYc
10年(阪神)A     CXa   A c
11年(京都)  b   BXa   -
12年    -     D b   B
(地方競馬分は減戦して計算しています)

 プロキオンSは昨年から中京競馬場での開催になった。ダートの短距離戦で、これまでは指数上位馬が強い傾向だったが、新中京コースに変わった昨年は、12番人気のトシキャンディが1着になって、波乱の結果になった。 
 今年の指数上位馬は、グロリアスノア、セイクリムズン、ダノンカモン、マルカフリート、マコトスパルビエロ、シルクフォーチュンなどだが、いずれも7歳、8歳、9歳馬。指数の高さから古豪というべき強者の域にあるものの、成長の見込みは薄い。過去10年の勝ち馬はすべて6歳までの馬たちで、ここはどうしても新星に期待したくなる。
 とすると、4歳馬のガンジス、6歳馬エーシンウェズンなどに気が向くが、いずれもフェブラリーSからの休み明けで、連軸馬としては買いにくい。使われている馬たちでは、瞬発力の鋭いナガラオリオン、先行力のあるアドマイヤサガス、エアウルフ、アドマイヤロイヤルなどが連軸向きだろうか。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 2日 (火)

第892回作戦勝ち

201306300311
201306300711

 福島開幕週の重賞は3歳限定のハンデ戦・ラジオNIKKEI賞。
 直線に向くと馬群が一斉に動き出した。中段より後ろにいた馬たちは外に回して、先行する馬たちに襲いかかろうと必死に追う。しかし、2、3頭分、開いた内ラチを一気に突き抜けてきたのが、後方にいたケイアイチョウサンだった。
 使い込んで馬場が荒れているならまだしも、馬場状態の良い開幕週で、内がぽかりと開くなんて、びっくり。開いた内ラチに突っ込んでいって、他馬をきれいにさばいて勝った横典の作戦勝ちだった。
 ケイアイチョウサンは8番人気馬。ナビグラフで、差し脚の鋭さは意識していたが、連下にも上げきれなかった。2着は14番人気のA馬・カシノピカチュウ、3着は5番人気のアドマイヤドバイで、3連単は91万を超す高配当。今年も荒れた。

 中京競馬場は芝1200のハンデ戦、CBC賞。
 58キロのトップハンデを背負ったマジンプロスパーが、逃げ粘るハクサンムーンを直線なかばでとらえ、鮮やかな差し切り勝ちを収めた。マジンプロスパーは昨年に続いてこのCBC賞を連勝。2着は逃げ粘ったハクサンムーン、3着は外から追い込んできたサドンストーム。1、2、3番人気が人気通りに入線して、配当は堅かったが、見事な勝利だった。
 マジンプロスパーの手綱を取ったのは福永騎手。スタートから好位置に取り付き、直線は周りを見ながら追い出すタイミングを計る。あとはハクサンムーンをとらえるだけだった。「イメージ通りに乗れた」と、自信にあふれた納得の勝利だった。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »