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2013年8月29日 (木)

第909回夏のローカル競馬も最終戦

 新潟記念は波乱含みのハンデ戦だ。過去10年、1番人気馬は2着が1回だけ。2番人気も1勝、2着1回のみで、不振が目立つ。トップハンデ馬も1勝だけだ。指数上は前走指数の上位馬が6勝を上げてはいるが、2、3着はランク外の馬が多い。

(新潟記念) 1着    2着    3着
03年     Xa   D b    Xc
04年    DZb     d   B d
05年    -     BZd   D d
06年    A     C     BYb
07年    CYc   -     -
08年    -     DZc   -
09年    AYc   -     -
10年    C     -     -
11年      b   -      Zb
12年    B     -     -

 今年はトレイルブレイザー、ダコール、ブリッジクライム、ファタモルガーナ、エクスペディション、ニューダイナスティなどが、指数の上位馬だ。
 トップハンデは58キロのトレイルブレイザーだが、過去10年、「58キロのハンデを背負って勝った馬はいないし、2着もない」ということなら、ここは苦しいと見るべきだろう。ただ、前走の七夕賞でもトップハンデの58キロを背負って2着に食い込んでおり、一概に「ない」とは言い難い。この新潟記念にはダコール、ファタモルガーナ、エクスペディションなど、同じ七夕賞を使った馬も出走しているが、七夕賞で5着だったダコールが56キロのハンデを背負うわけで、そのハンデの比較からすれば、トレイルブレイザーが勝ち負けできる妥当なハンデなのではないか。
 外回りの2000メートル戦とはいえ、ペースはそれほどスローにはならないだろう。そこそこ前につけていたほうがレースはしやすいはずで、その点から考えてもトレイルブレイザーにもチャンスは十分にあるのではないか。
 一方、明らかに恵ハンデだと思えるのは牝馬のブリッジクライムだ。前走1000万条件戦を勝ったばかりだが、3歳時には紫苑S2着、秋華賞4着もあり、51キロのハンデの助けがあれば、切れる脚も十分に使える。他に、カルドブレッサ、アカンサス、レインスティックなども新潟向きの鋭い差し脚があり、要注意だ。先行馬で気になるのはエクスペディション、コスモネモシンなど。

 小倉2歳Sは芝の1200メートル戦。指数の高さと能力は比較的結びつきやすい。
 今年はホウライアキコ、マイネヴァリエンテ、ハッシュ、ベルカント、グランプリブレイド、ウインスプラッシュが指数の上位馬だ。
 なかでも新馬戦で余裕の逃げ切り勝ちをおさめたホウライアキコの指数が高い。同じ新馬戦で3着だったマイネヴァリエンテも、続く2戦目に好指数で勝ち上がっており、ここは素直にホウライアキコを信頼することにしよう。控えてもレースはできるはずで、先行しての差し脚に期待したい。

(小倉2歳S)1着    2着    3着
03年    AYa   BZb   DXd
04年    -     -     AZa
05年    C b   AY     c
06年     Xb   A     D c
07年    BZd   D b   A c
08年    -     -     BXa
09年    BZd   -     DXc
10年     Xb   A a   -
11年    -     A a   -
12年    -     -       c
(スローペース調整-20/-10)

 函館で行われる札幌2歳Sは、芝の1800メートル戦。今年の指数上位馬は、マイネグレヴィル、マイネルフロスト、トーセンシルエット、オールステイなど。
 函館の芝コースは、パワーのいる馬場状態が続いているが、その適性があるのはマイネグレヴィルとマイネルフロストだろう。ともに先行して粘る脚があり、連軸向きだ。
 差し脚で見所があるのはピオネロとレッドリヴェール。差し切る脚の鋭さで、逆転候補になりそうだ。

(札幌2歳S)1着    2着    3着
03年      d   C a   BZ
04年    A d   -     -
05年    B a    X    AYb
06年    AYc   -     B a
07年    D     -      Xa
08年    -     BXa   A
09年    AYa   -     -
10年    BX    C     A a
11年    A a    Z    -
12年    -     B     -
(スローペース調整は-20/-10)

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年8月27日 (火)

第908回新星誕生の夏

201308250411
201308250211
201308240211

 スローペースだったとはいえ、あるいは、スローぺースだったからこそ、というべきだろうか。新潟2歳Sで、直線、最後方から1頭だけ全く違う脚色で追い込み、3馬身差をつけてゴールしたのは1番人気に推されたハープスターだった。他馬を圧倒したその上がりタイムは驚異の32秒5。スローペースだったから、他の上位馬たちも33秒台で上がってきているが、それでもハープスターだけが鮮やかに際立ってみえた。
 2歳戦はまだ始まったばかり。これからデビューを目指している強い馬も多く控えているから、牝馬のハープスターが今後、大成するかどうかは別だが、他馬の陣営から目標にされる水準の馬だといえるだろう。
 2着は4番人気イスラボニータ、3着は6番人気ピークトラム。3連単は3万1910円だった。

 このところの集中豪雨のせいか、函館の芝コースは2週ほど前から一気に悪くなっており、パワーがいる状態が続いている。それだけに後方からは追い込みにくく、特にスローぺースになると逃げ馬や先行馬に有利な馬場状態になっている。その馬場を味方にというわけでもないが、キーンランドCは4番人気のフォーエバーマークが逃げ切り勝ちをおさめた。中段から外に回して差し脚を伸ばした1番人気ストレイトガールは、わずかに届かず2着まで。3着は内から伸びた6番人気シュプリームギフトだった。人気を集めた4連勝中のストレイトガールは、スタートで好位置が取れず、いつもより位置取りが後ろになってしまったのが敗因だったのだろうか。牝馬が上位を独占。3連単は1万9030円。

 土曜日の函館。ダート重賞エルムSは、先行した3頭が1、2、3着を占めた。岩田騎手騎乗のエーシンモアオバーが58キロを背負いながら、ペースを落とさず果敢に逃げたものの、直線なかばで2番手に控えていた3番人気フリートストリートに差し切られてしまった。2着は逃げ粘った5番人気エーシンモアオバー、3着は3番手にいた1番人気のブライトライン。3連単は1万5740円。
 締まったダートで時計も出やすい馬場状態だったとはいえ、力のある先行馬が叩き合ったレースで、指数も上々のレベルの好レースになった。他の後続馬たちは追走に手一杯だった。

 新潟も小倉も、函館も、残すところあと1週の開催だけになった。今日は朝から空気が涼しく感じられる。事務所のベランダから見えるスカイツリーは、いつもよりくっきりと輝いている。あんなに暑かった夏も、終わりかけているのだろうか。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年8月22日 (木)

第907回夏の好調馬

 函館の重賞はキーンランドC。過去に高い指数のあるXYZ馬や平均指数の上位馬が中心になっている。前走指数の高い馬たちも好走しており、全体として指数上位たちが中心のレースだ。

(キーンランドC)
       1着    2着    3着
06年    B d   BXb   A
07年    -     AZb   -
08年    -     BYd   AXa
09年     Xa   -     A
10年    A b   CXb   -
11年    B d    X     Yd
12年      c   AXa   BZ

 今年はフォーエバーマーク、マスイデア、レオンビスティー、シーギリヤガール、サンカルロ、ストレイトガール、ファインチョイス、レジェトウショウが指数の上位馬だ。
 キーンランドCはサマースプリントシリーズの第5戦で、今のところ高いシリーズポイントを持っているのは函館スプリントを勝ったパドトロワ、アイビスサマーダッシュ2着のフォーエバーマーク、函館スプリント2着のシュプリームギフトなどだ。
 G1や重賞の実績ではサンカルロが最上位で、指数も高く安定しているが、1頭だけ59キロの負担重量を背負うのは苦しいだろう。
 好調なのは目下4連勝中のストレイトガール、函館スプリント3着、アイビスサマーダッシュ2着のフォーエバーマークの牝馬2頭だろう。
 ストレイトガールは先行して差し脚を伸ばす安定感のあるレースぶりで、この夏の函館で、500万2着のあと、500万、1000万、1600万、オープンを4連勝。絶好調が続く。これまで6勝しているが、勝ち星はすべて札幌と函館の芝戦であげたもので、よほど北海道の洋芝があうのだろう。初の重賞挑戦になるが、2走前の指数は90に近いレベルにあり、中心にも推せるのではないか。
 惜しいレースが続くのは、函館スプリント3着、アイビスサマーダッシュ2着のフォーエバーマークだ。函館コースだけに、先行力は魅力だが、なかなか勝ちきれず、あとひとつ、たとえば一瞬の切れる脚とか、何かが足りないのかもしれない。

 新潟2歳Sは外回りのマイル戦だけにスローペースが基本だ。今年はダウトレス、アラマサクロフネ、モズハツコイ、ビークトラム、デスティニーラブ、コロナプリンセスなどが指数上位だが、過去の傾向を見ても、指数は低くても上がりの脚がある馬が活躍する傾向が強い。
 上がりの脚の鋭さではダウトレス、マイネグラティア、ピークトラム、マーブルカテドラル、イスラボニータ、マイネルメリエンダ、ハープスター、ウインフェニックスなどが上位だ。ここは、指数上位で、マイルの距離と新潟コースの経験があるダウトレスを中心に取りたいと思っている。

(新潟2歳S)1着    2着    3着
03年     Xc   A a   -
04年    AXb   -     -
05年    -     C b   BYc
06年    -     -     AYb
07年     Zd   CYc   -
08年     Xd   -     A a
09年    -     -     A b
10年    -     CYd   -
11年    -     -     -
12年    -     -     -
(スローペース調整-20/-10)

 ダートの重賞エルムSは、過去に高い指数を示しているXYZ馬を中心に、指数の上位馬たちが圧倒的に強いレースだ。
 今年はグランドシチー、ブライトライン、ダノンゴールド、エーシンモアオバー、ツクバコガネオー、クリールパッションなどが指数の上位馬たちだ。
 指数の高さと安定感からはグランドシチーとブライトライン、エーシンモアオバーなどが連軸の中心になりそうだ。ダートの差し脚ではグランドシチーが最上位だが、近走の公営競馬での成績からは強くは推しにくい。ここは3走前から、ダート戦線に転身して3戦2勝のブライトラインに注目したい。

(エルムS) 1着    2着    3着
03年    -     C     -
04年    D c   BYb   BXa
05年     Yc    Xa    Zb
06年     Yc   -     -
07年     Xd   A     D
08年    CXb   AY    -
09年(新潟)-     -     D
10年    AZb   D     CZb
11年     BXb   -     C d
12年    A a   BXb   -
(公営競馬の成績は減戦しています)

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年8月20日 (火)

第906回期待が広がる

201308180211
201308181011

 札幌記念の行われた日曜日の函館芝コースは、雨でぬかるんだ泥んこ馬場になって、とてもスピードを競うレースにはならなかった。

 そんな泥んこ馬場を味方にして、好調武豊騎手を背に、楽にハナを奪ったトウケイヘイローが、他馬をぐんぐん引き離して堂々の逃げ切り勝ちを見せた。これで重賞3連勝と、充実ぶりはめざましい。それにしても、かつてのサイレンススズカとのコンビを思い出させるような、見事な武豊騎手の逃げ切り勝ちだった。

 2着はアスカクリチャン、3着にアンコイルドと、前走、函館記念の上位3頭がこの札幌記念でも上位を占める結果だった。展開上も先行した馬たちがそのまま上位に残り、中段以降の差し馬や追い込み馬に出番はなかった。1番人気に推された3歳馬ロゴタイプは勝ち馬とは十数馬身も引き離されての5着。雨でぬかるんだゆるい馬場の巧拙が勝敗を分けたといえそうだ。

 勝ったトウケイヘイローは2番人気だったが、2、3着のアスカクリチャン、アンコイルドは、8番人気、14番人気とあまり人気がなく、3連単は7万1870円と高配当になった。

 北九州記念はハイペースになって、ゴール前で様相が一転。後方から一気の脚で追い込んできた6番人気のツルマルレオンが突き抜けて、初の重賞タイトルを手にした。2着のニンジャもツルマルレオンと共に後方から伸びてきた馬。3着は中段待機のバーバラだった。3連単は5万5230円。

 先週、函館芝1200の新馬戦で、牝馬のペプチドスピカが大差勝ちをおさめた。スピード指数も世代のトップクラスという高レベルで、同日の500万特別の勝ち馬と比べても、コンマ1秒差しかなく、逆に上がりタイムは1.1秒も早かった。ペプチドスピカの34秒7という上がりタイムは、この日の函館全レースの最速の上がりタイムだった。一般的には短距離血統という見方が強いが、スピード指数と上がり指数を見る限り、もう少し距離に幅もありそうで、今後、かなり出世するかもしれない。

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2013年8月15日 (木)

第905回ロゴタイプが始動

 札幌競馬場がスタンド工事のため、今年の札幌記念は函館競馬場で開催される。過去の傾向も少し変わってくるかもしれないが、洋芝で似たコース形態だから、大きな違いはないだろう。例年、有力馬が秋に向け始動するレースで、今年は皐月賞馬ロゴタイプが参戦してきた。過去10年、1番人気馬は4勝、2着4回と安定しており、指数上では、前走指数上位馬の連対率が高い。

(札幌記念)  1着     2着     3着
03年      Yb    AXa    -
04年     AZ     BYa    CXb
05年     A a    -       Y
06年     -      D      B
07年     -      -      -
08年     -      AYc    C
09年     AYa    D      -
10年     AZb    -      -
11年     B a    D c     Xc
12年     D      AXa    DYb

 今年はトウケイヘイロー、アスカクリチャン、ルルーシュ、タッチミーノット、レインボーダリア、ロゴタイプ、トーセンジョーダンなどが指数の上位馬だ。
 過去、先行馬たちの連対率が高く、先行力があり差し脚も使えるタイプの馬が、連軸の中心になりそうだ。その点からは、ロゴタイプ、トウケイヘイロー、アイムユアーズ、マルセリーナ、オールザットジャズ、トーセンジョーダン、ルルーシュなどが上位。
 なかでも、今年の皐月賞馬ロゴタイプが最有力だろう。ダービーは5着だったが、2400メートルは少し距離が長かったようだ。多少パワーのいる函館の洋芝も合う。ここは休み明けの上に、初の古馬との対戦になるが、指数上は全く見劣ることはない。秋に向けて好スタートを決めてほしい。
 他ではトウケイヘイローが気になる。前走は函館記念を逃げて快勝。近走、重賞は4戦3勝と充実振りは著しい。ここも単騎の逃げが打てそうで、好調、武豊騎手の手綱さばきで、逃げ切りもありそうだ。

 波乱の高配当が多い北九州記念は芝1200のハンデ戦。トップハンデ馬は過去7年で1勝、2着1回、3着1回。ハンデ上は53キロ以下の軽ハンデ馬の活躍が目につく。1番人気馬も1勝のみ。2着はなく、3着が1度あるだけだ。指数上は前走指数の上位馬が連軸向きだと分かるが、ここ3年は勝ち星にはつながっていない。
 今年はニンジャ、サドンストーム、ザッハトルテ、バーバラ、スギノエンデバー、ハノハノ、アイラブリリなどが指数の上位だ。
 トップハンデは57キロのスギノエンデバー、次いで56キロのサドンストーム。人気は前走CBC賞を後方から3着に押し上げたサドンストームに集まりそうだ。サドンストームの上がりの脚は魅力的だが、これまでのトップハンデ馬と1番人気馬の苦戦の傾向から、連軸馬はその2頭以外から取った方が良いのではないか。
 53キロ以下の軽ハンデ馬から軸を取るなら、前走CBC賞で中段から差し脚を伸ばし4着だった牝馬ザッハトルテか。

(北九州記念) 1着     2着     3着
06年     B      DYb    -
07年     D      A d    D
08年     -       Yc    A
09年     CZa    C       Ya
10年     -      B       Yb
11年     -      B      BZd
12年     -      -      -

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2013年8月13日 (火)

第904回自然の猛威

201308110411

 このところの歴史的ともいうべき熱暑とゲリラ豪雨の猛威には、ただただ恐れ入り、驚かされるばかりだ。これほど科学技術が発達しても、その自然の爆発的エネルギーの前に人はなす術もない。ここは自然の営みにさからわず、受けいれるしかないのだろう。謙虚さをもって、自然に包まれて生かせていただくのみ。この原稿を仕上げたら、神宮球場(中日対ヤクルト戦)に出かけるつもりだが、きのうや一昨日のような突然の雷雨がないことを願っている。

 先週の重賞は、新潟の関屋記念だけだった。
 直線半ば、2番手から早めに先頭に立ったレッドスパーダが、直線の差し脚に懸けるジャスタウェイ、レオアクティブなどの追撃を難なく抑え込んで、今年の関屋記念のタイトルを手にした。2着にジャスタウェイ、3着はレオアクティブ。4番人気、1番人気、3番人気の入線順。指数でも(A-Yb-Z)という決着で、3連単も比較的堅めの、1万7110円という配当だった。

 ナビグラフを見ても、先行力のあるレッドスパーダに、上がりの脚があるジャスタウェイ、レオアクティブという組み合わせで、結果からは順当だったといえそう。ただ、中心になると思っていた中京記念組は連にも絡めなかった。4着にドナウブルーが入るのが精一杯で、直線に坂があるタフな中京コースと、直線に坂がなく、野芝でスピードが出やすい新潟コースの適性の違いが、大きかったのだろう。

 レッドスパーダは、3歳時のG1NHKマイルカップで2着、4歳時には90を越す指数で東京新聞杯を勝っている実力馬だ。これまでなかなか順調に使えず、昨年は1年間休まざるを得なかった。今年7歳になって、やっと順調に戦えるようになった。これでマイル戦は(5105)と、安定しており、この秋、まだまだ活躍が期待できるのではないか。

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2013年8月 8日 (木)

第903回連軸は先行馬から

 今週の重賞は、サマーマイルシリーズの関屋記念ひとつだけ。過去10年のうち8年で連対している平均指数上位馬が有力だが、過去の指数の高いXYZ馬や、前走指数の上位ABC馬も差はない。1番人気馬は4勝、2着2回。2番人気馬も2勝2着2回。比較的上位人気馬の信頼が高いレースといえそうだが、10番人気以下の馬も目につき、堅い配当ばかりではない。

(関屋記念) 1着    2着    3着
03年    -     -     A a
04年    A a    Z    -
05年      a   BX    --(3着同着)
06年     Zd   -     AXa
07年    -     AXa   -
08年     Yc    Zc   -
09年    -     BXa   -
10年    B a    Yb     c
11年    C     A     -
12年    AXb   -     -

 今年の平均指数上位馬は、レッドスパーダ、フラガラッハ、ドナウブルー、ミッキードリーム、ムクドク、ジャスタウェイ、レオアクティブ、ワイズリー、ヤマカツハクリュウなど。出走馬の大半は前走、サマーマイルシリーズの第1戦となった中京記念を使った馬たちで、その再戦の様相だ。
 中京記念は後方から大外を回って伸びた5番人気のフラガラッハが勝った。先行してしぶとく脚を伸ばした13番人気ミッキードリームが2着と大健闘。1番人気に支持されたランリョウオーは10着に大敗、2番人気のドナウブルーは4着。6番人気のワイズリーが5着だった。
 中京の芝コースは直線に急坂があり、元来、差し馬に有利なコースだ。しかも、中京記念は比較的ペースが厳しくなったこともあって、後方から馬場の良い外側を使って差し脚を生かせたフラガラッハに流れも向いたのだろう。
 逆に直線に坂がない新潟コースはスローペース気味になりがちで、先行して差し脚のある馬たちに向くはず。過去の関屋記念の連対馬も先行馬が多く、連軸の中心は先行馬が基本だろう。中京記念で、先行したのはドナウブルー、ワイズリー、ミッキードリーム、シャイニーホークなどだが、直線、最も良く持ちこたえたのは2着のミッキードリームだろう。休み明けの2戦とも好指数で、6着、2着とこの夏の好調さが伺えるが、過去の成績を見ると夏場に強い傾向もみてとれる。かつては3連勝で朝日CCを制したこともあり、重賞を勝つ力はあるはずだ。
 他ではワイズリー、ドナウブルーも連軸候補になりそう。他路線組ではレッドスパーダが好調。差し脚の鋭さではウインドジャズ、ザラストロ、ジャスタウェイ、レオアクティブ、ランリョウオーなどが上位だ。

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2013年8月 6日 (火)

第902回絶好調武豊騎手

201308041011
201308040411

 小倉記念は武豊騎手のメイショウナルトが勝った。この勝利で武豊騎手は今年、中央競馬の重賞は8勝目。重賞の勝ち星でトップだった内田騎手に並んだ。昨年は年間で重賞は3勝しか上げられなかったことを思うと、今年は完全復調の様子で、キズナで勝ったダービーはもちろん、以前に劣らぬ輝きを感じるほど絶好調だ。馬券に関係なく、武豊騎手が元気だとなぜかちょっと安心する。そして嬉しい。頑張れ。
 その小倉記念は、メイショウサミットが逃げるところ、3角過ぎから早めに仕掛けた武豊騎手のメイショウナルトが一気に先頭を奪うと、直線でマイネルラクリマ、ラブリーデイの追撃を押さえて、初の重賞タイトルを手にした。一瞬、仕掛けが早すぎるのでは、と思ったが、武騎手の判断に狂いはなかった。
 2着は5番人気の3歳馬ラブリーデイ、3着はトップハンデの1番人気馬マイネルラクリマ。勝ったメイショウナルトは3番人気で、3連単は2万8220円。今年は比較的堅い決着になった。

 3歳限定のダート重賞、レパードSは、指数上位の人気馬が堂々の先行策を取って、そのまま押し切るレースだった。形通りに逃げたのは4番人気サトノプリンシパル、2、3番手に1番人気のインカンテーション。直線では、その2頭の叩き合いになったが、インカンテーションが2馬身半の差をつけて快勝した。中段にいた2番人気のケイアイレオーネも4角では3番手にまで脚を伸ばしてきたが、直線の叩き合いには加われなかった。4着は後方から追い上げた3番人気のジェベルムーサ。3連単は4970円。

 夏はスポーツの季節。今週から甲子園で高校野球が始まる。日ハムの大谷にせまる選手はいるのだろうか。先週の世界水泳では萩野、瀬戸に、その前の全英ゴルフも松山英樹の活躍に目を奪われた。全英女子オープンでは比嘉を応援していた。今週末には世界陸上も始まるが、高校生の桐生君の走りを是非みたいと思う。みんな、ほとんどが10代の若さだ。10代で世界のトップアスリートとして活躍できるなんて、我々の時代には考えられなかった。がんばれ、ニッポンの若者たち。未来は君たちのためにある。
 競馬の世界でも、多くの国民をワクワクさせるような、若手のスター騎手が誕生してほしい。武豊騎手がそうであったように。

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2013年8月 1日 (木)

第901回今年も波乱の目

 今週の小倉記念は波乱続きのハンデ戦。夏の「サマー2000シリーズ」に組み込まれた06年以降、3連単は101万、97万、87万をはじめとして、毎年、高配当が続いている。1番人気は2着が3回。トップハンデ馬は1勝、3着1回。指数上は平均指数の上位abc馬の連対率が高い。

(小倉記念)1着    2着    3着
06年   B      Yc   D
07年   -     C c   -
08年   C c   AYb   -
09年     b    Yd   B
10年   A a    Yc   BYb
11年   -     -     -
12年   -     D c   AXa

 今年の指数上位馬はラブリーデイ、マイネルラクリマ、メイショウサミット、タガノエルシコ、ナリタクリスタル、ダコール、ゲシュタルトなど。
 トップハンデ馬は08年に57キロのドリームジャーニーが勝っただけで苦戦が続いている。今年はナリタクリスタル、マイネルラクリマが58キロのトップハンデを背負っている。
 トップハンデのマイナスはあるにしても、近走好調なのは、前走、七夕賞を勝ったマイネルラクリマだろう。安定した先行力と確かな差し脚で、近走は1、2、1着と安定した成績が光るし、指数も順調に伸ばして、前走は90を越す高指数を示している。過去の連対馬の中心は、前走、七夕賞組が多く、直近の4年間では七夕賞で3着内の馬が連続して連対しているのも心強い。しかし、どんなに好調とはいえ、トップハンデは苦しいに違いないし、ここは人気にもなるだろうから、あえてマイネルラクリマからの馬券でなくてもいい気はする。
 トップハンデのマイネルラクリマを嫌うなら、ダービーで17番人気ながら、後方から7着にまで押し上げてきたラブリーデイはどうだろうか。古馬とは初対戦だが、厳しいペースだった皐月賞を先行しており、古馬重賞のペースにも戸惑うことはないだろう。差し脚の鋭さはこのメンバーでも最上位といって良いはずで、53キロのハンデも恵まれただろう。後方一気の浮上があっても不思議ではない。
 他にもメイショウサミット、エクスペディション、ゲシュタルト、タムロスカイ、ミキノバンジョーなど伏兵は多い。今年も荒れそうな気がする。

 09年から始まったレパードSは3歳限定のダート戦。
 指数上位はサトノプリンシパル、インカンテーション、ジェベルムーサ、シグナルプロシード、ケイアイレオーネ、モリトリュウコなど。
 大井のJDダービー組が毎年連対しており、今年はそのレースで3着だったケイアイレオーネが該当する。
 重賞勝ち馬は兵庫ジュニアグランプリを勝ったケイアイレオーネ、前走、公営の関東オークスを勝ったアムールポエジーの2頭だが、全体に指数のレベルが高く、将来的にも期待が持てる逸材が揃った。前走、古馬の1000万条件戦を圧勝したサトノプリンシパル、インカンテーション、ジェベルムーサは指数も高く、連軸の中心に推せそうだ。特にサトノプリンシパルは新潟のダート向きの先行力とスタミナが魅力だ。前走も古馬相手のレースで先手を取ると、ペースを上げてマイペースの逃げ切り勝ち。直線も全く危なげがなかった。昇竜Sは2番手からのレースで直線失速、結果10着に負けており、先手を取った方が持ち味が生きるだろう。ここも行きたい馬は多いがハナを奪うスピードでは負けないはず。楽に先手を取れる。
 上がりの脚の鋭さではインカンテーションが最上位だ。逃げるサトノプリンシパルをとらえて、逆転も可能だ。

(レパードS)1着    2着    3着
09年    AZa   C      Xc
10年    C     -     -
11年    BYb   C d   D
12年    A       b   AY
(スローペース調整-10/0)

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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