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2013年9月26日 (木)

第917回ロードカナロアが中心

 秋のG1シーズンになった。第一弾は中山のスプリンターズS。
 過去10年の傾向を見ると、前走指数の高いA、B、C馬が毎年連対中で、近走で好走している馬たちが中心のレースだ。また、過去10年、1、2、3番人気馬のいずれかが連対しており、人気の面からは、3番人気までの馬が連軸の中心。指数の上位馬で、なおかつ人気からも評価の高い馬を連軸の中心に取るのがセオリーだろう。

(スプリンターズS)
       1着    2着    3着
03年    -     A a     d
04年    A     BXa   外
05年    B b   AYa   -
06年    B b   -     -
07年    -     A     C
08年    A a   CXc   B
09年     X    BXb   C
10年    外     CXa   -
11年    A     A     -
12年    DZd   C d   -

 今年は、マジンプロスパー、ロードカナロア、ハクサンムーン、グランプリボスなどが前走指数の上位馬で、他にドリームバレンチノが平均指数上位馬としてピックアップされる。
 なかでも、海外を含むG1戦を5戦4勝しているロードカナロアの指数の高さと実績が断然だ。休み明けだった前走のセントウルSでは、逃げ込みをはかるハクサンムーンに詰め寄ったものの、クビ差届かなかったが、1頭だけ58キロを背負っていたことを考えれば、指数もレース内容も上々だったといえるだろう。今回は他の有力馬とも負担重量に差はなく、鋭い瞬発力が生きるはず。中心は不動だ。
 地力が強化されてきたのが、前走セントウルSでロードカナロアを抑え込んだハクサンムーン。逃げたい馬だけに、同型のフォーエバーマークとのハナ争いでハイペースに飲み込まれないか、少し気にかかるが、この春から夏にかけて大きく成長しており、ロードカナロアの対抗馬にふさわしい内容のある4歳馬だろう。
 他では、初の1200メートル戦になるが、マイル路線から参戦してきたグランプリボス。サクラバクシンオー産駒だけに、1200メートルは当然、守備範囲だろう。ただ、休み明けは少し割り引き。また、6月のCBC賞を高指数で勝っているマジンプロスパーを連下の筆頭に取りたいところだが、グランプリボス同様、休み明けは割り引き。
 順調さではドリームバレンチノ、サクラゴスペル、フォーエバーマークの前残り、差し脚のあるサンカルロ、サドンストームなどがロードカナロアの連下候補になりそうだ。忘れた頃に追い込んできそうなスギノエンデバーとシルクフォーチュンが浮上してくると高配当もありそう。

 シリウスSは、07年から阪神ダート2000メートルのハンデ戦になったが、過去6年、まだトップハンデ馬が勝ったことがない。今年は58.5キロを背負うグランドシチーがトップハンデ馬だが、今年も苦しいかもしれない。
 先行して差し脚のあるグラッツィア、ナイスミーチュー、マルカプレジオ、ケイアイレオーネ、サトノプリンシパル、ハートビートソングなどが有力だろう。

(シリウスS)1着    2着    3着
07年    -     B     DXc
08年    -      Xa   -
09年    B      Zb   -
10年     Z    B d   -
11年    -     DXa    Yb
12年    -     CXa   C

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年9月24日 (火)

第916回切れる脚

201309220911
201309220611

 先週は久々に、中山も阪神も、好天の秋競馬になった。
 菊花賞を目指す馬たちのトライアルレース・神戸新聞杯は、皐月賞、ダービーで2着だったエピファネイアが単勝1.4倍の人気を集めた。そして、人気通りにエピファネイアは強かった。

 ウインアルザスとヒルノドンカルロが大逃げを打ったが、エピファネイアは動じる風もない。向正面まではゆったりと中段に構え、3コーナーから徐々に進出し、4コーナーでは外から先頭集団に並びかける。直線を向いても無理に追うこともなく、成り行きのまま先頭に立つと、ムチは1発だけ。そのまま後続を引き離して圧勝した。余力十分で、文句のつけようがない勝利だった。

 後方から鋭い差し脚を使って伸びてきた7番人気のマジェスティハーツが2着に、3着は2番人気のサトノノブレスが残った。3連単の配当は1万410円。1.4倍のエピファネイアが勝ったわりには、良くついた。
 上位3頭が菊花賞の優先出走権を得たが、菊花賞でもエピファネイアが中心になるだろう。

 オールカマーは9番人気の伏兵ヴェルデグリーンが、33秒6の上がりの脚を使って差し切り勝ちを収めた。2着に2番人気のメイショウナルト、3着は1番人気のダノンバラードだった。3連単は6万4420円。

 ナビグラフで見ると、勝ったヴェルデグリーンの3走前の上がり指数(+24)は、スローペース時のものながら、出走馬の中で最上位のレベルだった。加えて、2走前にも上がり指数(+16)があり、常に鋭い差し脚を示していた実績がモノをいったのだろう。

 神戸新聞杯を勝ったエピファネイアも、メンバー中最上位の(+20)という上がり指数を示していた。馬場状態のよい秋競馬では、往々にしてスローペース時の上がりの絶対的なスピードが生きる。

 プロ野球もいよいよ佳境。セリーグはジャイアンツが優勝を決めた。おめでとう。
 我がドラゴンズはCS進出も難しい状況で、せめて、秋競馬で大いに盛り上がりたいと思っている。今週はスプリンターズS。頑張りましょう。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年9月19日 (木)

第915回指数上位馬が圧倒

 神戸新聞杯は菊花賞を目指す馬たちの戦い。例年、ダービー出走組が集まるレースで、当然レベルが高く、基礎能力が問われるレースだ。
 過去10年の傾向を見ると、1着から3着まで、ほとんど指数上位馬が占めており、圧倒的に強い傾向が続いている。

(神戸新聞杯) 1着     2着     3着
03年     CZ     BXa    AXb
04年     AXb    D d    BYa
05年     AXa    BYb    D c
06年(中京)  Ya    BXc    B
07年     A       Zd    CXa
08年     AXa    CYa    D
09年     A d    C       Zc
10年      Xa     Xb    A
11年     BX     C      D c
12年     AXa    -      C c
(スローペース調整値-10/0)

 今年はエピファネイア、タマモベストプレイ、テイエムイナズマ、ナリタパイレーツ、カシノピカチュウなどの指数が高い。
 例年、ダービーで活躍した馬が中心を占める傾向が強く、今年はダービー2着のエピファネイアを筆頭に、同6着テイエムイナズマ、同8着のタマモベストプレイ、他にアクションスター、ミヤジタイガなども出走している。
 とはいえ、ダービーを勝ったキズナとは0.1秒差、指数差のない2着だったエピファネイアが中心になるだろう。皐月賞も勝ったロゴタイプと0.1秒差の惜しい2着だったが、まさに世代を代表する1頭だ。凱旋門賞に向かったダービー馬キズナが不在で、さらにダービー3着、4着、5着馬も参戦していないとなれば、ここは勝って最後の1冠に臨みたいところだ。主役の座を明け渡すわけにはいかないだろう。
 エピファネイアの相手は、タマモベストプレイ、テイエムイナズマ、アクションスターなどのダービー出走組を中心に、皐月賞11着のナリタパイレーツ、さらに、近走、上がりの脚の良かったサトノノブレス、ラストインパクト、マジェスティハーツ、逃げるヒルノドンカルロなどを考えている。

 オールカマーも指数上位馬が圧倒的に強い。昨年こそ、ランク外の馬が1、2着を占めたが、前走指数上位馬と平均指数の上位馬は、ともに過去10年のうち9年で連対しており、指数上位馬が連軸の中心だ。
 今年の指数上位馬はマイネルキッツ、ムスカテール、アスカクリチャン、ダノンバラード、オーシャンブルー、サトノアポロ、ダイワファルコンなどだ。
 比較的、前々でレースを進める馬たちの成績が良く、マイネルキッツ、アスカクリチャン、ダノンバラード、メイショウナルトなどに流れが向きそう。先行してスタミナがあるのはアスカクリチャンだが、先行しての差し脚ではダノンバラードが上だろう。
 先行馬有利とはいえ、後方から直線一気の切れる脚があるハナズゴール、オーシャンブルー、サトノアポロに要注意だ。

(オールカマー)1着     2着     3着
03年      Xa    D b    -
04年     D      A a      d
05年     DXc    -      B b
06年     CXd    DYc    -
07年      Xb    CZc    D
08年     AYb    C b    -
09年       Z     BXa    CYc
10年     AYb    BXa    C
11年     AYa     Yb    D
12年     -      -      C

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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第914回台風一過

201309150911
201309170611

 台風の影響で、中山、阪神ともに月曜日の開催が中止になり、火曜日に順延になった。馬場指数の計算は水曜日にやったが、いつも火曜日に更新してきた「馬場日記」の更新までは手が回らなかった。今日はもう木曜日。

 先週の重賞は3歳牝馬のローズSと菊花賞を目指す3歳のセントライト記念。

 牝馬のローズSは、オークスで1番人気に推されながら3着に負けたデニムアンドルビーが鮮やかな差し脚をみせて雪辱、勝利を手にした。ここも1番人気だったデニムアンドルビーは出負け気味のスタートで、相変わらず最後方からのレースになってしまった。しかし、雨で重まで悪くなった馬場状態を考えると、前半から道中のペースは早く、前が止まる流れも良かったのだろう。展開を味方に、直線は外に回しての差し切り勝ちだった。
 2着に9番人気シャトーブランシュ、3着に10番人気のウリウリ。オークス馬メイショウマンボは、重馬場に脚を取られながらも4着。ペースと馬場状態が勝敗を分けたのだろう。

 台風一過、抜けるような青空の火曜日に行われた中山のセントライト記念。道中のペースが遅く、スローの流れになったが、直線、中段から伸びた3番人気のユールシンギングが5番人気のダービーフィズをハナ差抑え込んで勝った。3着は6番人気のアドマイヤスピカ。
 私は前走、大逃げを打って大勝したバンデから馬券を買った。逃げるだろうと思っていたが、控えて2番手から。直線に入って一瞬、先頭に立つシーンもあったが、スローペースを差し切るだけの鋭さがなく、良く粘ってはいたが6着まで。果敢に先手を取ってペースを上げていった方が良かったかもしれない。先行馬では一番頑張っていたから、力はあるはず。今後に期待しよう。しかし、菊花賞はでられないだろうな。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年9月12日 (木)

第913回秋の主役を目指して

 中山のセントライト記念は菊花賞を目指す3歳牡馬の戦い。3着馬までに菊花賞の優先出走権が与えられる。例年ならダービー出走組が主力勢力になるのだが、今年はダービー13着のヒラボクディープ1頭だけで、新興勢力の馬たちにもチャンスがある。
 過去10年、スピード指数上は、前走指数や平均指数のランク馬を中心に、全体として指数上位馬の活躍が多い。

(セントライト記念)
        1着     2着     3着
03年     B      -      B
04年     AXa    CZ     D
05年     -      -      -
06年     -       Yd    -
07年     A      BY     -
08年       d    AYa    BXb
09年      Xa    A c    -
10年     C      -      CYc
11年       c    -       X
02年     AXa    -      -
(スローペース調整値-10/0)

 今年は、バンデ、サイモンラムセス、ヒラボクディープ、ダービーフィズ、アドマイヤスピカ、レッドルーファスなどが指数の上位馬だ。
 先に述べたように、今年のダービーに出走していたのはヒラボクディープ1頭だけ。しかし、着順は13着と振るわなかったが、勝ち馬のキズナとの差は、0.7秒。指数上は4の差しかなかった。着順ほどは差がないレースだったはずで、青葉賞のように先行してレースができれば、ここでも十分に勝ち負けになるだろう。
 他ではアドマイヤスピカ、ダービーフィズなどが有力で、連軸の中心になりそうだが、新興勢力ではバンデが非常に魅力的に見える。青葉賞は先行して大敗したが、まだ身が入っていなかったのだろう。それが休み明けの前走で一変。函館芝2600メートルの500万特別戦を逃げ切って大勝。直線は後続馬を離す一方で、大差のついた2着馬とは10を越す指数差をつけた。その勝ちっぷりは、あまりにも鮮やかで、見事だった。当日の馬場状態や距離を考えると、長距離に適性がありそうで、スピードの出る中山の野芝の2200メートルが合うかどうかは、少し疑問もあるが、菊花賞に向けて、面白い存在になるのではないか。ここは先物買いで、バンデからの手もあるだろう。

 阪神のローズSは秋華賞に向けての、牝馬のトライアルレース。今年はオークス出走馬が大挙出走しており、レベルの高い戦いになりそうだ。
 今年は、オークス馬メイショウマンボ、オークス2着エバーブロッサム、オークス3着デニムアンドルビーを上位に、リラコサージュ、レッドオーヴァル、ローブティサージュ、コレクターアイテムなどが指数上位馬として続く。
 例年、差し脚比べになるレースだが、差し脚の鋭さではオークス上位馬たちが最上位にあり、オークス馬メイショウマンボ、オークス2着エバーブロッサム、オークス3着デニムアンドルビーが連軸の中心になるだろう。常識的にはオークス馬メイショウマンボが最有力だが、巻き返しがあるなら、オークスで1番人気に推されていたデニムアンドルビーだろう。オークスは道中の位置取りが後ろ過ぎて、追っても届かず3着だったが、差し脚の鋭さでは差がないはずだ。

(ローズS)  1着     2着     3着
03年      Ya     Zb    C
04年     A d    -      BXa
05年      Yb    AXa    -
06年(中京) BXb     Yc    A
-------------------------
07年     AYa    B b    D d
08年     -      -      BXd
09年     -      CX       c
10年     -      A b     Yb
11年     BYa    -      A d
02年     AXa    BYb    D
(スローペース調整値-15/-5)

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年9月10日 (火)

第912回力を合わせて

201309080911
201309080611

 明るく楽しい話題に乏しかったこの頃。2020年のオリンピックが東京に決まって、久々に心が踊る明るい気持ちになった。きっと、日本中が明るい笑顔につつまれたことだろう。これを機会に、遅れがちな震災の復興が進み、景気が少しでも良くなることを願いたい。力を合わせて頑張ろう、ニッポン。
 「競馬」もオリンピックの新種目にならないかな。

 先週から中山と阪神で秋競馬が始まった。9月下旬のG1スプリンターズSを目指す馬たちの前哨戦セントウルSにはG1・4勝の横綱ロードカナロアが出走してきた。
 レースはハクサンムーンが出負けを挽回して果敢にハナに立ち、ペースをにぎった。直線ではロードカナロアが激しく迫って来たが、そのままハクサンムーンがしのぎきった。両者には2キロの負担重量差があったのも効いたし、極端なハイペースにならなかったのも、しのげた要因だっただろう。それにしてもハクサンムーンも強くなった。見応えのある叩き合いだった。
 離されてしまったが、3着はドリームバレンチノ。2、1、3番人気の入線順で、3連単は2420円という堅い配当だった。ナビグラフで見ても、3頭が抜けた存在だと分かるし、ここは力通りの決着だったといえそうだ。

 中山の京成杯オータムハンデは、4歳牝馬のエクセラントカーヴが直線、鋭い差し脚を見せて圧勝した。4月以降、絶好調で、これで1000万条件から重賞まで、一気の4連勝だ。前走1600万条件を勝ったばかりとはいえ、もともと指数の裏付けもあった牝馬だ。古馬重賞は初挑戦だったから、ハンデが52キロと恵まれたことも、良かったに違いない。2着にトップハンデ馬のダノンシャーク、3着に休み明けの3歳馬ゴットフリートが入って、3連単は2万8410円。
 1番人気に推されたのは、前走1600万条件を勝ったばかりのルナだったが、出負け気味で、押して押して先頭に立ったものの、直線に粘るエネルギーは残っていなかった。無理して先頭に立って、ペースも厳しかったのかもしれないが、もう少しゆっくり行ける2000メートル前後の距離の方が合うのかもしれない。

  2020年のオリンピックまで7年。きっと、あっという間だ。一生懸命、頑張ろう。

 2月5日、中京競馬場の基準タイムを「27版-2」に更新いたしました。この基準タイム更新に伴い、本年1月開催分の中京競馬の馬場指数も変更していますので、ご注意ください。基準タイム更新分のご購入はこちら

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2013年9月 5日 (木)

第911回早くも秋の主役が登場

 今週から秋競馬が始まる。秋競馬といっても、体で感じる季節はまだ真夏のまま。
 開幕週の中山は、波乱の多い京成杯オータムハンデが重賞戦だ。過去10年間、1番人気馬は勝利どころか連対さえないが、その分というか、2、3番人気が合わせて7勝をあげている。またトップハンデ馬は2勝、2着2回と、信頼はイマイチだ。ハンデ戦らしくというか、指数上位馬も苦戦の傾向が見える。

(京成杯オータムハンデ)
        1着     2着     3着
03年      Zc    -      B
04年     AXa    -      C b
05年     -        d     Zb
06年     -       X     -
07年     -      CXc    -
08年     B      -      D d
09年     -      AZd    -
10年     A      -      A d
11年     -      -      D a
12年       d    DY     A c

 今年はダノンシャーク、エクセラントカーヴ、インパルスヒーロー、ウインクリアビュー、スマイルジャック、ルナ、レオアクティブ、ワイズリ-などが指数の上位馬たちだ。
 トップハンデは58キロのダノンシャーク、次いで57.5キロのフラガラッハ。57キロのレオアクティブ、スマイルジャック、ミッキードリームなど。
 恵ハンデ馬で、近走好調なのは、ルナ、エクセラントカーヴ、インパルスヒーローなどだろう。
 ルナは今年の1月までは17戦1勝と、出世が遅れていた。ところが2月に500万条件を逃げ切って勝つと、それ以降はとんとん拍子で、5戦4勝3着1回。それまでとは見違えるほどの好成績が続いている。前走は1600万条件も逃げ切って勝ったが、近走の4勝はすべて横山和生騎手が逃げ切っている。ここはハンデも55キロと恵量。他に絶対逃げたい馬はいないようで、楽にハナに立てるはず。中山に良い成績が多いし、重賞初挑戦でも、逃げ切りは可能だろう。
 差し脚に期待できるのはエクセラントカーヴとインパルスヒーローだ。エクセラントカーヴは目下3連勝中の4歳牝馬。初の古馬重賞挑戦でも、近走の指数は水準以上のレベルにあり、このメンバーに入っても遜色はない。
 また。NHKマイルC2着の3歳馬インパルスヒーローは休み明けで、初の古馬との戦いになるが、全成績は(3200)。重賞勝ちもあり、素質は高いはずで、マイルの適性もある。ハンデも55キロなら問題もないだろう。
 人気薄で気になるのは50キロの軽ハンデ馬ウインクリアビュー。指数上はまだ重賞を勝つレベルにはないが、軽量だけに上がりの脚は断然のレベルに見える。ペースが上がって差し脚が生きる流れになれば、軽ハンデを生かしての追い込みがあるかもしれない。

 阪神のセントウルSは芝1200メートルの短距離戦。
 今年はロードカナロア、ハクサンムーン、マイネルエテルネル、ローガンサファイア、ドリームバレンチノ、クリーンエコロジーなどが指数上位だ。
 なかでもG1の4勝を含み、目下5連勝中のロードカナロアが断然の実績だ。
 ここは相手探しのレースだろう。
 相手候補は、先行して差し脚のあるドリームバレンチノ、ハクサンムーンを筆頭に、サドンストーム、ウインドジャズ、ティーハーフ、ローガンサファイアなどが中心になりそうだ。

(セントウルS)1着     2着     3着
02年     C c    D      AXd
03年     BXc    BZd    -
04年     -       Yb     Xa
05年      Yb    C      AZa
06年(中京) AYd    外      D
07年     -      -      A a
08年     -        c    -
09年      Zd    CXb    -
10年     -      外      C
11年     A      外      D a
12年     D       Yc    -

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2013年9月 3日 (火)

第910回不良馬場

201308310211
201309011011
201309010411

 函館は3週連続、週末の雨にたたられた。今週は木曜日の深夜から金曜日の朝まで、40ミリ以上の激しい雨があって、土曜日も朝から強い雨になった。それまでの雨で函館の芝コースはすでにかなり痛んでおり、レースが進むごと、拍車をかけるように馬場は悪化の一途をたどることになった。函館は洋芝コースで、野芝に比べると洋芝はもともと根の広がりが弱い。雨が続くと蹄の衝撃に耐えられず、マット層ごとはがれてしまう。こうなると、修復も難しい。

 通常、野芝のコースなら、雨で不良になっても馬場指数はおおむね+50程度に落ち着く。しかし雨に弱い洋芝で、3週続けて豪雨の中でのレースが続いた結果、今週の函館は+100を越す馬場指数が記録されることになった。これはマイル戦に換算すると基準タイムより10秒も遅いタイムに相当する。20数年の間、馬場指数を作り続けてきたが、こんなに悪い馬場指数は作ったことがない。はじめての経験だった。

 函館の芝戦は、先週に続き、前に行った馬がそのまま逃げ粘るレースが多く、4コーナーで4、5番手以内にいないと上位進出は苦しいようだった。直線、逃げ馬、先行馬も完全に脚が上がってしまっているのだが、追いすがる馬たちも全く同様で、追っても追っても前に進んでいかない。ダートより遅い上がりタイムが示すとおり、まれにみる消耗戦になってしまった。しかしそれも、スローペースで上がり勝負のレースばかりを見慣れた目には、むしろ新鮮で面白く映った。

 土曜日の札幌2歳S。勝ったレッドリヴェールの上がりタイムは41秒3だった。向正面では最後方に位置しており、そこから4コーナーで4番手まで位置取りを上げ、直線、逃げるマイネグレヴィルをとらえ、差し切り勝ちをおさめた。レッドリヴェールの上がり指数を計算すると、土曜日のすべての芝のレースのなかで勝ち馬としては最速のものになった。この日の馬場状態から考えると、なかなか優秀な上がり指数といえるだろう。2着は逃げたマイネグレヴィル、3着は先行したハイアーレート。

 小倉も、金曜日からの度重なるゲリラ豪雨で馬場はかなり悪くなったが、函館ほどではなかった。重馬場になった小倉2歳Sは、2番手から直線で難なく抜けだしたヨハネスブルグ産駒のホウライアキコが強い勝ち方を見せた。スピード指数も高く、将来性もかなりありそうだ。日曜日の函館、すずらん賞を勝ったフクノドリーム、8月17日の新馬戦を高指数で大差勝ちのペプチドスピカともども、このところ、ヨハネスブルグ産駒の活躍がおおいに目につく。

 波乱含みのハンデ戦、新潟記念は今年も荒れた。勝ったのは10番人気のコスモネモシンで、2着も8番人気のエクスペディション、3着7番人気のファタモルガーナと、上位を占めたのはすべて人気薄の馬たち。今年も人気馬は総崩れで、トップハンデ馬も良いところがなく、3連単は55万円を超す高配当だった。

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