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2013年10月22日 (火)

第924回牡馬も福永

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 降り続いた雨も菊花賞の前には上がったが、馬場は不良馬場にまで悪くなっていた。

 注文通りにバンデが逃げ、ネコタイショウが2番手。好スタートからエピファネイアが3番手につける。エピファネイアは中段あたりにつけるだろうと想像していたので、福永騎手の積極的な騎乗に少し驚いた。先行集団はそのままの位置取りで向正面に向かう。2週目の3コーナー手前で、バンデに食らいついていたネコタイショウが力を失い下がっていくが、エピファネイアは余力十分。直線に向いて、逃げるバンデを馬なりでとらえると、一気に差が広がっていく。エピファネイアは後続馬たちを全く相手にせず、余力を残したままで5馬身差の完勝だった。2着はサトノノブレス、3着はバンデ。3連単は1万1750円。2着のサトノノブレスも早めに先行集団に取り付いていた馬で、後方にいた馬たちは見せ場すらなかった。

 福永騎手が自ら述べたとおり、スタートからゴールまで「完璧な」レースだった。エピファネイアはダービーと神戸新聞杯こそ、中段より後ろに構えてレースを進めてきたが、もともとは2、3番手で先行していた馬だ。先行力はある。そして不良馬場で後方からは追い込みにくいという判断もあっただろう。追い込みににくい馬場状態で、強い馬が余裕で先行すれば、こういう完璧なレースを見せられるという、誰もが納得する完璧な騎乗だった。

 デビューして18年。それにしても長かった。福永騎手は、皐月賞、ダービー、菊花賞と、牡馬のクラシック戦にこれまで42回騎乗して、やっと、初めてつかんだ勝利だった。牝馬の福永といわれ続けたが、これからは牡馬も福永の時代が来るだろう。

 直線で交わされて3着だったが、バンデはスタミナのあるところを見せた。長距離戦のタイトルの1つ2つ、取るかもしれない。

 富士Sは、1番人気馬の苦戦が多いレースだったが、今年は1番人気のダノンシャークが勝った。2着に9番人気のリアルインパクト、3着に14番人気の3歳馬シャイニープリンスが残って、3連単は25万を超す高配当になった。1番人気が勝っても高配当で、荒れるレースの伝統は今年も生きていた。

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