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2013年10月31日 (木)

第927回今年も難解

 アルゼンチン共和国杯は長距離のハンデ戦。荒れる傾向が強かったレースだが、過去7年は(09年を除けば)1、2番人気のどちらかが連対しており、トップハンデ馬も2勝、2着2回と健闘。以前ほど波乱にはなっていない。

(アルゼンチン共和国杯)
       1着    2着    3着
03年      d   -     -
04年    C     -      Yb
05年    -     -       b
06年      d    Xa   A
07年    -      Xb   C
08年    -     -      Xc
09年    -     B     A
10年      a   C c   A
11年     Yd    Yb   -
12年    -     -     C

 今年の指数上位は、トウカイトリック、マイネルマーク、メイショウナルト、ホッコーブレーヴ、デスペラード、アドマイヤラクティ、アスカクリチャン、ルルーシュ、コスモロビンなど。トップハンデはアドマイヤラクティ、ムスカテール、ルルーシュの57.5キロだが、59、58キロといった過去のトップハンデ馬たちに比べれば、厳しい重量とは思えない。
 芝の2500メートル戦の距離適性からは、アドマイヤラクティ、デスペラード、ルルーシュ、トウカイトリック、ムスカテール、コスモロビンなどが上位に上がってくるが、ゆったりとしたペースを考えると、トップハンデでも先行力のあるアドマイヤラクティの差し脚が生きる展開になるのではないか。前走、休み明けの京都大賞典は粘って4着だったが、天皇賞(春)4着の実績はここでは最上位。ひと叩きされて息ができていれば、スタミナは十分だ。
 ただ、ペースがおそくなると2500の距離が長いと思われる馬でも、こなせない訳でもない。アスカクリチャン、シゲルササグリ、メイショウナルトなどスローペースで瞬発力の鋭い馬たちに加え、上がりの脚があるホッコーブレーヴ、マイネルマークに、軽ハンデを生かして先行するコスモラピュタ、モズ、サイモントルナーレなど、前にも後ろにも伏兵が多く、今年も難解なレースといえそうだ。

 今年で4年目になるダートの重賞みやこS。過去3年は指数上位馬が圧倒的に強いレースだった。今年はグレープブランデー、ローマンレジェンド、ナイスミーチュー、グランドシチー、インカンテーションなどが指数の上位馬だ。59キロの負担重量は厳しいが、今年のフェブラリーSを勝っているグレープブランデーが中心だろう。前走は盛岡の南部杯で4着だったが、8カ月の休み明けだったことを考えればまずまずの内容。有力な相手候補としてローマンレジェンドが高指数で迫るが、ここは前走6月の帝王賞6着以来のレースで、休み明けが課題だ。ならばナイスミーチュー、グランドシチー、ブライトラインなどのほうが順調さで上位だろう。

(みやこS) 1着    2着    3着
10年    CYb   -     -
11年    AXa   -     -
12年    AXa   BZb   -
(地方競馬成績は減戦して集計)

 昨年新設された2歳牝馬限定の重賞アルテミスS。指数上位はクリスマス、マーブルカテドラル、ニシノミチシルベ、ミュゼリトルガール、マイネグレヴィル、プライマリーコードなど。なかでも、新馬、函館2歳Sと連勝しているクリスマスの指数が高い。芝1600メートル戦は初の距離だが、前走は力のいる函館の芝で2番手に控えレースをしており、距離はもつのではないか。他ではマイル戦で好結果を残しているマーブルカテドラルが有力。スピード感あふれた瞬発力の鋭さが光る。

(アルテミスS)
       1着    2着    3着
12年    -     -     -

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