« 第933回日本馬が強いJC | トップページ | 第935回ホッコータルマエ中心 »

2013年11月26日 (火)

第934回遅すぎJC

201311240511
201311230811

 今年のジャパンカップはスローペース必至と見て、私は先行して差し脚のあるエイシンフラッシュから馬券を買っていた。しかし、スタートが良かったとはいえ、エイシンフラッシュが逃げることは想像もしていなかった。すぐ横にトーセンジョーダンがいたわけだから、ハナは譲って少し控えるだろうと見ていたが、1コーナー、2コーナーを過ぎても、向正面でも先頭を行く。スローペースとはいえ、逃げて勝てる馬ではないし、それに過去10年、ジャパンカップを逃げ切って勝った馬はいない。「無理するな!」と叫びたい気分だった。切れる脚のあるジェンティルドンナは賢く4、5番手に控えている。

 超スローペースの流れだけに、逃げたとしてもエイシンフラッシュも脚を残しているはずで、せめて直線で見せ場くらいはあるかと期待したが、残り200メートル、エイシンフラッシュは止まってしまった。

 代わって、エイシンフラッシュの内に入れて伸びてきたのが1番人気のジェンティルドンナだ。勢いそのままにゴールに向かう。2番手にいたトーセンジョーダンもまだ脚が残っている。その2頭で決まりそうだったが、ゴール前大外一気の脚を使って伸びてきたのが3歳牝馬のデニムアンドルビーだった。追って追って、写真判定に持ち込むまで迫ったが、勝ったのは昨年の勝ち馬ジェンティルドンナだった。7番人気のデニムアンドルビーは惜しくも2着。終始2番手で先行していた11番人気のトーセンジョーダンが3着に粘ったせいで、1番人気のジェンティルドンナが勝ったにもかかわらず、3連単は22万4580円の高配当になった。

 それにしても、エイシンフラッシュの逃げたペースは超スローだった。同じ日、6レースに500万条件の同距離2400メートル戦があったが、そのレースと比べると、ジャパンカップは1600通過タイムで3秒1遅く、1800通過タイムでも1秒8遅い。通過タイムだけでなく、勝ちタイムで比べてもジェンティルドンナの勝ちタイム2分26秒1は、その500万条件を勝ったローレルラスターよりも0.2秒遅いものだった。競馬はタイムを競うものではないにしても、500万条件より遅いG1では、ね。

 当然、ジェンティルドンナの上がりタイムは33秒9、デニムアンドルビーは33秒2。後方にいた2番人気馬ゴールドシップは上がりの脚に切れもなく、見せ場もないまま15着に大敗。今年も負担重量で楽な牝馬が勝った。

 芝1200メートルの京阪杯もスローペースになって、ゴール前、2番手からアースソニックが差し切って勝った。逃げたアイラブリリが2着、3着にも3番手を追走していたスギノエンデバーが食い込んだ。7、8、10番人気順に入線して、3連単は46万を超す高配当。32秒台の切れる差し脚を使ったプレイズエターナル、ラトルスネークは前に届かず4、5着までだった。

 いよいよ、12月。今年も残り4週の戦いを残すのみ。暮れの大一番、有馬記念まで直線一気の脚で、頑張りましょう

 来週には新しい基準タイムの受付も始まります。今年もよろしくお願いいたします。

|

« 第933回日本馬が強いJC | トップページ | 第935回ホッコータルマエ中心 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/58648301

この記事へのトラックバック一覧です: 第934回遅すぎJC:

« 第933回日本馬が強いJC | トップページ | 第935回ホッコータルマエ中心 »