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2013年12月25日 (水)

第942回オルフェーヴルに感激

201312220610
201312210911
201312230911

 締め切りの関係で今年も現場に立ち会えなかったのは残念だったが、文句なしに強いオルフェーヴルの最後の勇姿だった。有馬記念でのスピード指数を計算したら101という指数になった。しかしまだ、余力も十分にあっただろう。ナリタブライアンもディープインパクトも強かったが、オルフェーヴルの方が強いのではないか。

 勝てなかったが、2年連続凱旋門賞2着は世界に誇れる輝かしい実績だし、世界に認められた能力の証だ。ウインバリアシオンとの8馬身の差は、そのまま世界のレベルと国内のレベルの差だったといえるだろう。

 2着は4番人気ウインバリアシオン、3着は2番人気ゴールドシップ。3連単も5240円の配当で堅く収まったが、個人的には配当よりも感動の方がずっと大きかった。競馬はギャンブルでありながら、それ以外にも大きく広がる豊かなバックグラウンドがあり、それだけでも十分魅力的であることを、さらに知らされたレースになった。
 いまは、ディープインパクトの子供たちの活躍がめざましいが、3年後、オルフェーヴルの子供たちもきっと頑張ってくれるだろう。またひとつ、競馬の楽しみが増える。

 次の時代の新しいヒーローを目指すラジオNIKKEI杯2歳Sは、中段から伸びた7番人気のワンアンドオンリーが、直線、早めに先頭に立った8番人気アズマシャトルを交わして勝利を手にした。2着にアズマシャトルが残り、1番人気のサトノアラジンは最後に馬群を割って3着まで追い込んできた。指数上は(AXb-C-AZa)という組み合わせで、3連単は9万7270円と好配当になった。

 今年、最後の重賞になった阪神カップは、8番人気のリアルインパクトがゆるいペースに落として、そのまま逃げ切り勝ち。2年前の安田記念以来久々の勝利を手にした。2着も2番手でレースを進めた10番人気のガルボ、3着は5番手から伸びた7番人気のクラレント。結局、スローペースで前に行った馬たちの前残りで、中段や後方に位置していた馬たちは、追い込む瞬発力も使えないまま、ごちゃついた集団に包まれて出し所がないという馬も多かったようで、レースにならなかったようだ。3連単は32万円を超す高配当になった。

 さてさて、今年最後の競馬が終わると、一気に年の瀬の気分になる。
「年賀状どうしよう」、「大掃除もしないと」、「基準タイム送信してね」、「お正月のお飾りも頼むよ」、「仕事始めは4日からだからね」、あれやこれやと打ち合わせしながら、日々が過ぎていく。

 ありきたりですが、今年1年、いろいろありがとうございました。個人的には元気に暮らせて、まずまずの1年だったかな、と思います。

 来年開催分から、新基準タイムでスピード指数や馬場指数などを計算します。新基準タイムのお申し込みもよろしくお願いしますね。ダウンロード版の発売も本日25日から始まりました。ご購入はこちら
 有馬記念のプレゼントは1月の4日に抽選して、6日には発送する予定です。今しばらくお待ちください。

 「高田馬場日記」は年内の更新はこれが最後になります。年明けは、8日から。従って金杯の予想はありません。あしからず。

 それでは皆さん、お元気で、良いお年を!!
 来年もよろしくお願いいたします。

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2013年12月19日 (木)

第941回オルフェーヴル有終の美

 まだ、年末という気分には遠いが、それでも、今週はいよいよ有馬記念。
 過去20年の有馬記念の連対馬を見ると、指数上位馬が強い傾向が見える。なかでも前走指数の上位馬が15年で連対しており、次いで14年で連対している平均指数の上位馬が中心になっている。指数のランク外で勝った馬は4頭いるが、そのうちの3頭は3歳馬で、指数ランク外の古馬が勝ったのは07年のマツリダゴッホだけだった。古馬ならまず、指数上位のランク馬でなければ勝利は難しいだろう。
 最近の10年をみると、1番人気馬が(6301)と圧倒的に強く、連対できなかったのは07年のメイショウサムソンだけ。2番人気馬も2勝しているが、1番人気馬との差は大きい。
 世代別では、3歳馬が3勝、4歳馬が6勝、5歳馬が1勝で、圧倒的に若い3、4歳馬が強い。また、外国人騎手も4勝、2着4回と高率で連対している。

(有馬記念) 1着    2着    3着
93年     Za   A d   Dz
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -3歳   -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年    Y a    Xd     b
01年    -3歳   -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -3歳
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B da
06年     Xa   -     BYc
07年    -     D     AY
08年    A      Z    B a
09年    BYa   -3歳   A b
10年    -3歳    Y    -3歳
11年    A b    Za    Y
12年    A b   -      Ya

 今年はオルフェーヴル、デスぺラード、カレンミロティック、ヴェルデグリーン、ゴールドシップ、ウインバリアシオン、タマモベストプレイ、ルルーシュなどが指数の上位馬だ。
 注目の1番人気は間違いなくオルフェーヴルだろう。
 オルフェーヴルは史上7頭目の3冠馬として、その年の有馬記念を勝ち、翌年には宝塚記念も制覇した。続いてフランスの凱旋門賞に参戦、惜しい2着だった。帰国後はジャパンカップで2着。昨年の有馬記念は出走回避したが、立て直して再び今年の凱旋門賞に挑戦して、1番人気に推され、ここも悔しい2着。国際的にも日本のサラブレッドの評価を大きく押し上げた日本最強馬だろう。
 オルフェーヴルと比較されるのが4歳馬ゴールドシップだ。皐月賞、菊花賞、昨年の有馬記念、今年の宝塚記念を勝って順風満帆に見えたが、この秋は京都大賞典5着、ジャパンカップ15着と精彩を欠くレースが続いている。力のある馬には違いないから、乗れているムーア騎手に乗り替わって、有馬記念で復活の圧勝劇があるかもしれない。しかし、目下7戦連続連対中のオルフェーヴルと比べると成績にムラが多く、軸馬としては信頼しにくい。
 好成績が続く3歳馬はタマモベストプレイ、ラブリーデイ、テイエムイナズマの3頭が参戦しているが、ダービー6着のテイエムイナズマが最上位では心許ない。
 有馬記念の勝ち馬の多くは、近走の3走内に上がり指数が+15以上を示していた馬たちで、今年その条件を満たすのはオルフェーヴルとラブリーデイのみ。
 こうしてみていくと、人気でも実績でも、指数上も、上がりの脚でも、オルフェーヴルの中心は揺るがない。ここは素直にオルフェーヴルに期待することにしよう。
 ただ、有馬記念は2、3着馬に紛れが多い。金鯱賞の勝ち馬カレンミロティック、ステイヤーズSの勝ち馬デスペラード、春の天皇賞3着馬ウインバリアシオンなど、スタミナの下地がある馬たちを上位に評価したい。

 ラジオNIKKEI杯2歳Sは、サトノアラジン、ワンアンドオンリー、アズマシャトル、デリッツァリモーネ、マイネルフロスト、タガノグランパなどが指数の上位馬だ。ただ、スローペース必至で、指数上位といってもペースが合わないかもしれない。ここは指数が低くてもスローペースで鋭い差し脚をみせたシンガン、ストロベリーキング、モンドシャルナ、ミヤビジャスパー、セセリ、ビップレボルシオンなどからの組み立てがセオリーだろう。

(ラジオNIKKEI杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年    -     -     DXd
07年    CXb   -     -
08年    B b   AYa   -
09年    -     A a   -
10年    D d   A a    Xb
11年    -     D     AXb
12年    C     AXa   C
(スローペース調整値-20/-10)

 今年、最後を締めくくる重賞は阪神カップ。前走指数上位馬が6連勝中のレースだ。今年はダイワマッジョーレ、サダムパテック、コパノリチャード、マジンプロスパー、スギノエンデバーなどが前走指数の上位馬たちで、他にラトルスネーク、ガルボなども過去指数でピックアップできる。
 コパノリチャードが平均ペースで逃げることになりそうで、そのまま逃げ残りもありそうだが、基本的には1400メートル戦で差し脚のある指数上位馬が有利のはず。サダムパテック、ラトルスネーク、ダイワマッジョーレなどが連軸向きだろう。ランク外だが、スローペースで切れる上がりの脚のあるプリンセスメモリーの大駆けに要注意だ。

(阪神C)
       1着    2着    3着
06年    -      Z    D
07年    AXa   -     -
08年    BZ    A b   -
09年    C d  (Aa、-)2着同着
10年    B a     a   -
11年    C     -     -
12年    B a    Y    D d

 有馬記念でのご健闘、ご幸運を、心よりお祈り申し上げます。
 GOOD LUCK!!!

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2013年12月17日 (火)

第940回クラシックに向けて

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201312140711

 中山コースで行われる最後の朝日杯フューチュリティSは、初芝戦の4番人気アジアエクスプレスが鮮やかな差し切り勝ちをおさめた。人気になったアトム、プレイアンドリアル、ベルカントは5着、7着、10着。ともに伸びきれず馬群に沈んだ。2着はショウナンアチーヴ、3着はウインフルブルームだった。

 アジアエクスプレスは、ここまでダート戦で2戦2勝。前走のオキザリス賞では、ダートでの2歳世代ナンバー1指数を記録していた。手綱を取ったムーア騎手の進言もあって朝日杯を使ったが、ムーア騎手の見立て通り、芝でも素晴らしい切れる脚を見せての圧勝だった。アジアエクスプレスに比べると、人気になったアトム、プレイアンドリアルは自分の描く良い位置取りで、流れにも乗っているように思えたが、直線では差し脚にスピードや勢いが全くなかった。逃げたベルカントもペースを落として逃げた割には、脚が残っていなかった。今の時点ではアジアエクスプレスが一歩も二歩も、抜きんでている様に見える。

 しかし、堂々のG1馬にケチをつける気はないが、朝日杯を抽選で除外になった1勝馬ミッキーアイルは、朝日杯と同じ距離のマイル戦のひいらぎ賞に出走して、スピードの違いで他馬を寄せ付けず、逃げ切って圧勝した。そのスピード指数は朝日杯を勝ったアジアエクスプレスを優にしのぐ世代トップの指数で、朝日杯に出走していたとしても、上位に活躍できただろうと、想像させるに十分だった。クラシックを目指す戦いはまだまだこれから。新星の登場もあるだろう。

 中京の愛知杯は、波乱になりがちな牝馬限定のハンデ戦。
 中京の芝コースは、ペースが遅くても前が苦しくなってしまうようだ。この冬の中京は6日間開催だったが、芝のレースで逃げ切って勝ったのは1頭しかいなかった。この愛知杯も直線の坂を上がると様相が一転。中段の後ろにいた50キロの軽ハンデ馬フーラブライドが一気に駆け抜けて勝った。フーラブライドは12番人気、2着は14番人気のキャトルフィーユ、3着13番人気コスモネモシンと入って、3連単は471万を超す超高配当になった。
 フーラブライドの単勝は4370円もついたが、ナビグラフを見ると、上がり指数ではかなり上位だった馬だ。ハンデ戦だけに、フーラブライドから思い切った組み立てもあったはずだと思っても、それはそれ、後の後悔先に立たず。

 いよいよ残すは有馬記念。1年の総決算。悔いのないよう、しっかり頑張りましょう。

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2013年12月12日 (木)

第939回公営馬の挑戦

 中山コースで行われる朝日杯フューチュリティSは今年が最後になった。中山1600メートルのコース形態がトリッキーで、内枠と外枠に有利不利があるため、来年から阪神競馬場に舞台を変えるということらしい。そのせいばかりではないと思うが、過去10年、スピード指数でランク外の馬が5勝をあげているのは偶然だろうか。いずれにしてもスローペースで指数が低い馬にも要注意の中山コースの朝日杯だ。
 指数上位馬の傾向を見ると、平均指数の上位abcd馬や、過去指数の高いXYZ馬が10年で8連対しており、前走指数上位馬をしのぐ連対率を示している。また1番人気馬と2番人気馬が、ともに連対できなかったのは10年間で2度だけ。人気馬の信頼もそこそこだろう。

(朝日杯)  1着    2着    3着
03年    B     BXd   DZb
04年    -     AX     Za
05年    AXa    Yc   -
06年    -      Xb   D a
07年      b   -     -
08年      d    Za   -
09年    -     AYa     b
10年    D     -     AYb
11年    -      Xa   C
12年    -     AXa   -
(スローペース調整-20/-10)

 今年は、プレイアンドリアル、ウインフルブルーム、アトム、ベルカント、ツィンクルソード、マイネルディアベルなどが指数の上位馬たちだ。
 前走条件では1800メートルの東スポ杯2歳Sと、1400メートルの京王杯2歳S組が強く、過去10年、東スポ杯組が4勝、京王杯組が3勝で、合わせて7勝をあげている。他ではマイル戦の新潟2歳Sの勝ち馬が1勝、同じマイル戦の500万条件の勝ち馬が2勝をあげているが、前走、重賞組が中心と見て良いだろう。
 その点から考えると、東スポ杯2歳Sの2着馬プレイアンドリアル、京王杯2歳S4着のマイネルディアベル、デイリー杯2歳S2着のアトム、ファンタジーS1着のベルカントなどが有力馬として上がってくる。
 例年、スローペースになりがちなレースだが、先行できて、長く使える差し脚は必須条件だろう。先行馬で差し脚に見所があるのは、前走、東スポ杯2歳S2着のプレイアンドリアルだ。プレイアンドリアルは公営の所属だが、クラシックを狙う逸材してマイネル軍団の岡田氏が特別に期待をかける1頭。中央緒戦の東スポ杯では、先行して34秒0の上がりタイムで勝ち馬と差のない2着だった。指数も世代を代表するレベルの高さを示しており、スピードを必要とする芝の適性も全く問題がなかった。朝日杯を勝てれば、その先の大輪をめざすスタートが切れる。
 500万条件の千両賞を勝ったウインフルブルームも、先行力があり、直線も粘れる差し脚がある。プレイアンドリアルとも大きな差はない。
 他にスローペースの差し脚で評価が高いアトム、ショウナンワダチ、アポロスターズに加え、ペースの対応力があるサトノロブロイ、ハイアーレート、ショウナンアチーヴなどが気になる。

 新しくなった中京コースで2年目になる愛知杯は、難解な牝馬限定のハンデ戦。
トップハンデは57キロのマイネイサベル、そして56キロのオールザットジャズへと続く。ともに酷量とは思えないが、スローペース必至に加え、他の馬たちが相当に軽い分、苦戦もありそう。
 スローペースの差し脚が鋭いのはゴールデンナンバー、アロマティコ、コスモネモシン、コウエイオトメ、マイネイサベルなど。なかでも2000メートルの距離が合うのはアロマティコだろう。ゴールデンナンバーも切れだけなら最上位だ。距離は少し長い気がするが、超スローペースなら浮上があるかもしれない。
 先行力がある馬のなかではフーラブライド、ウエスタンレベッカ、ノーブルジュピタなどの差し脚に見所がありそうだ。

(愛知杯)  1着    2着    3着
12年    -     -       a

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2013年12月10日 (火)

第938回ありがとう、ダイユウサク

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201312080611
201312070911

 昨日、いまから22年前の有馬記念を勝ったダイユウサクが、12月8日に死亡したことが伝えられた。28歳。放牧地で寝たまま、息を引き取ったようで、死因は「老衰」ということだった。

 1991年の有馬記念で、ダイユウサクは15頭建ての14番人気だったが、圧倒的な1番人気のメジロマックイーンを押さえて、当時のレコードタイムを記録してグランプリホースになった。ダイユウサクの単勝は1万3790円、2着メジロマックイーンとの馬連は7600円もついた。
 当時、スピード指数はまだ公表してなかったが、すでに完成していて、仲間内で使っている頃だった。ダイユウサクがA馬でメジロマックイーンはC馬だった。仲間の全員がダイユウサクの単勝や、馬連の馬券を的中させていて、おおいに沸いた。いまでも、当時のひとつひとつの場面を鮮明に思い出すし、強く印象に残っているレースのひとつだ。

 その翌年の夏、「競馬最強の法則」でスピード指数の連載が始まり、秋に単行本として発売されたが、ダイユウサクの有馬記念は、スピード指数の信頼を裏付けるエピソードとしてページを飾ることになった。

 いま思えば、ダイユウサクが有馬記念を勝ったからこそ、いまの私があるのだと思えてならない。ありがとう。ダイユウサク。君に出会えて幸運でした。安らかに。

 阪神ジュベナイルFは、レッドリヴェール、ハープスター、フォーエバーモアが鼻面を並べてゴールした。写真判定の結果、わずかに5番人気のレッドリヴェールが、断然の1番人気ハープスターの猛追を押さえ込んでいた。上位の3頭はともに2戦2勝と負け知らずの馬たちだった。
 ナビグラフでも、スローペースのレースで上がり指数が高い3頭だった。期待したホウライアキコは直線なかばまで先頭も、切れる差し脚はなく7着。やはり距離に課題があったのだろうか。いずれにしても阪神外回りコースは、鋭い上がりの脚がなければ苦しいのだろう。3連単は4万2130円。

 中山ダート1200メートルのカペラSは、差し脚のある馬たちのレースになった。勝ったのは中段待機の6番人気ノーザンリバー。2、3着のスノードラゴンとシルクフォーチュンは後方一気の差し脚を使って浮上してきた。スリーボストンは2番手で先行して良く粘ってはいたが5着まで。先行馬には苦しいペースになってしまったようだ。3連単は4万7980円。

 朝日チャレンジカップは、スローペースになりがちな阪神外回りコースの1800メートル戦。前走、スローペースで上がり指数が良かった1番人気のアルキメデスが、自慢の切れる脚をみせて勝った。ナビグラフでは、2、3着馬のカワキタフウジン、ハナズゴールとも、過去に高い上がり指数を示している馬たちで、阪神の外回りコースは、使い方によってはナビグラフの方が軸馬などを絞り込みやすい。3連単は11万9330円と少し荒れた。

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2013年12月 5日 (木)

第937回ホウライアキコに注目

 阪神ジュベナイルFは2歳牝馬のG1戦。前走指数の上位馬が毎年連対しており、圧倒的に有力のようだ。しかし、ランク上位馬同士で決着するわけではなく、スローペースで楽勝しているランク外の馬たちや、上がり指数の高い馬たちにも注意が必要なレースだ。

(阪神ジュベナイルF)
       1着    2着    3着
06年    -     AX    BYa
07年    BZa   -     CY
08年    D       b   -
09年    -     A b   D b
10年    A a   -     DYd
11年    -     B     -
12年    B a   -     -
(スローペース調整は-20/-10)

 今年はホウライアキコ、フォーエバーモア、ハープスター、モズハツコイなどの前走指数が高く、最有力馬の候補になりそう。他にクリスマス、マーブルカテドラル、レッドリヴェールなども、過去の指数などでピックアップできる。
 成績上では、新馬勝ちの後、小倉2歳S、デイリー杯2歳Sを勝って、3戦3勝のホウライアキコが最上位だ。スピード指数も世代を代表する高レベルにある。短距離血統といわれているヨハネスブルグ産駒だけに、マイルは疑問視されていたが、前走、デイリー杯2歳Sでは2番手からしっかりとした差し脚を使って圧勝。マイル戦でも能力の高いところを示した。
 阪神外回りのマイル戦で、スローペースは必至だが、ホウライアキコは、上がり指数だけをとってみると、スローペースに対応する上がり指数はないが、前走のマイル戦を見る限り、差し脚にも余力があり、ここでも先行して押し切ってしまうのではないか。
 ホウライアキコの相手は、上がり指数が高いハープスター、マジックタイム、レッドリヴェール、トーセンシルエット、マーブルカテドラル、フォーエバーモアなどが有力だ。
 なかでも断然の切れる脚はハープスターだ。前走の新潟2歳Sでは、最後方から32秒5の上がりの脚をつかって、ゴールは3馬身差をつけて圧勝。スピード指数も水準以上にあり、ゆったりとしたローテーションが良い方に出れば、圧勝劇もあるはず。
 マーブルカテドラルも差し脚に見所がある。比較的前々でレースができ、スローペースを生かして流れに乗れるはずで、展開が向くのではないか。

 中山ダート1200メートルのカペラSは今年で6回目のまだ新しい重賞だ。
 過去5年分とはいえ、前走指数の上位馬が毎年連対しており、ダート短距離戦の特徴が現れている。セイクリムズン、マルカバッケン、スリーボストン、スノードラゴン、シルクフォーチュン、ノーザンリバーなどが、今年の前走指数上位馬たちだ。
 指数上位馬で先行力のあるのはスリーボストン、セイクリムズン、マルカバッケン、スノードラゴンなどが、また、上がりの脚ではノーザンリバー、スイートジュエリー、シルクフォーチュンなどが上がってくる。
 ここは力のいるダートが合うスリーボストンの先行力を上位に評価したい。

(カペラS) 1着    2着    3着
08年    D c   -     -
09年     Zd   D d   -
10年    A a   -     B b
11年    -     B     -
12年     Za   B c   -
(公営競馬成績は減戦処理しています)

 朝日チャレンジカップは、昨年から1800メートルのハンデ戦に衣替えして、この時期の開催になった。
 指数上位はタマモベストプレイ、マイネルラクリマ、カワキタフウジン、ヒストリカル、テイエムイナズマ、フェデラリストなど。
 超スローペースの上がりの脚はハナズゴール、アルキメデスが鋭いが、そこまでの超スローペースはないとすると、ラウンドワールド、マックスドリーム、コアレスドラードに向く流れになるのだろうか。
 先行馬の前残りならマイネルラクリマ、ダノンプログラマー、ゴットフリートが有力だろう。

(朝日チャレンジカップ)
       1着    2着    3着
12年    -     C     -

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2013年12月 3日 (火)

第936回遅咲きの5歳馬

201312010911
201311300611
201311300711

 12月になった。
 昨日から新しい「基準タイム28版」の受付も始まって、少し慌ただしい。
 今年の有馬記念は22日の開催で、年内の競馬も残り3週のみになったが、まだ、年末の差し迫った気分にはほど遠い。それでも、あっという間に過ぎていくのだろう。
 明日は娘の誕生日。プレゼントは何にしよう。

 今年で最後の開催になったジャパンカップダート。
 ホッコータルマエが強いと思っていたが、直線、早め先頭に立つものの、ゴール前ではスピード感がなく、外から襲いかかるベルシャザール、ワンダーアキュートにあっさりと交わされてしまって3着に落ちた。もう少しがんばれると思っていたが、並ばれ、追い込まれてからが、意外ともろかった。でも、ホッコータルマエはまだ4歳。負けて強くなることもあるはず。巻き返しに期待しよう。
 勝ったベルシャザールは、これで3連勝。オルフェーヴルが勝ったダービーで3着に好走して期待された1頭だったが、その後の芝戦では結果が残せなかった。しかし、今年の春からダートに路線を変えると6戦4勝、2着1回、3着1回。ついにG1のタイトルを手にした。遅咲きの5歳馬。がんばれ。

 このところ1番人気馬が苦戦続きだったステイヤーズS。今年は1番人気に推されたデスぺラードが勝った。最後の直線、坂を上がったところで、先にスパートをかけて先頭を行くクリールカイザーをとらえ先頭に躍り出ると、後は押し切るだけ。追ってきた2着のユニバーサルバンクに3馬身半の差をつけての圧勝だった。3着は11歳馬のトウカイトリック。スローペースで指数が低くなりがちな長距離戦でも、勝ち馬の指数は上々のレベルだった。デスぺラードは今年の1月、万葉S以来の勝利になったが、これで3000メートル以上の長距離戦は5戦して(2111)。他に、阪神大賞典、春の天皇賞を目指すであろう強い馬もいるが、伍して戦えるはず。決して伏兵ではないだろう。

 中京競馬場の金鯱賞は、逃げるメイショウナルトを2番手で追ったカレンミロティックが悠々の差し切り勝ち。3番手を進んでいたラブリーデイが粘って2着。ただ1頭、中段後方から追い込んできたウインバリアシオンが3着だった。

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