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2013年12月12日 (木)

第939回公営馬の挑戦

 中山コースで行われる朝日杯フューチュリティSは今年が最後になった。中山1600メートルのコース形態がトリッキーで、内枠と外枠に有利不利があるため、来年から阪神競馬場に舞台を変えるということらしい。そのせいばかりではないと思うが、過去10年、スピード指数でランク外の馬が5勝をあげているのは偶然だろうか。いずれにしてもスローペースで指数が低い馬にも要注意の中山コースの朝日杯だ。
 指数上位馬の傾向を見ると、平均指数の上位abcd馬や、過去指数の高いXYZ馬が10年で8連対しており、前走指数上位馬をしのぐ連対率を示している。また1番人気馬と2番人気馬が、ともに連対できなかったのは10年間で2度だけ。人気馬の信頼もそこそこだろう。

(朝日杯)  1着    2着    3着
03年    B     BXd   DZb
04年    -     AX     Za
05年    AXa    Yc   -
06年    -      Xb   D a
07年      b   -     -
08年      d    Za   -
09年    -     AYa     b
10年    D     -     AYb
11年    -      Xa   C
12年    -     AXa   -
(スローペース調整-20/-10)

 今年は、プレイアンドリアル、ウインフルブルーム、アトム、ベルカント、ツィンクルソード、マイネルディアベルなどが指数の上位馬たちだ。
 前走条件では1800メートルの東スポ杯2歳Sと、1400メートルの京王杯2歳S組が強く、過去10年、東スポ杯組が4勝、京王杯組が3勝で、合わせて7勝をあげている。他ではマイル戦の新潟2歳Sの勝ち馬が1勝、同じマイル戦の500万条件の勝ち馬が2勝をあげているが、前走、重賞組が中心と見て良いだろう。
 その点から考えると、東スポ杯2歳Sの2着馬プレイアンドリアル、京王杯2歳S4着のマイネルディアベル、デイリー杯2歳S2着のアトム、ファンタジーS1着のベルカントなどが有力馬として上がってくる。
 例年、スローペースになりがちなレースだが、先行できて、長く使える差し脚は必須条件だろう。先行馬で差し脚に見所があるのは、前走、東スポ杯2歳S2着のプレイアンドリアルだ。プレイアンドリアルは公営の所属だが、クラシックを狙う逸材してマイネル軍団の岡田氏が特別に期待をかける1頭。中央緒戦の東スポ杯では、先行して34秒0の上がりタイムで勝ち馬と差のない2着だった。指数も世代を代表するレベルの高さを示しており、スピードを必要とする芝の適性も全く問題がなかった。朝日杯を勝てれば、その先の大輪をめざすスタートが切れる。
 500万条件の千両賞を勝ったウインフルブルームも、先行力があり、直線も粘れる差し脚がある。プレイアンドリアルとも大きな差はない。
 他にスローペースの差し脚で評価が高いアトム、ショウナンワダチ、アポロスターズに加え、ペースの対応力があるサトノロブロイ、ハイアーレート、ショウナンアチーヴなどが気になる。

 新しくなった中京コースで2年目になる愛知杯は、難解な牝馬限定のハンデ戦。
トップハンデは57キロのマイネイサベル、そして56キロのオールザットジャズへと続く。ともに酷量とは思えないが、スローペース必至に加え、他の馬たちが相当に軽い分、苦戦もありそう。
 スローペースの差し脚が鋭いのはゴールデンナンバー、アロマティコ、コスモネモシン、コウエイオトメ、マイネイサベルなど。なかでも2000メートルの距離が合うのはアロマティコだろう。ゴールデンナンバーも切れだけなら最上位だ。距離は少し長い気がするが、超スローペースなら浮上があるかもしれない。
 先行力がある馬のなかではフーラブライド、ウエスタンレベッカ、ノーブルジュピタなどの差し脚に見所がありそうだ。

(愛知杯)  1着    2着    3着
12年    -     -       a

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