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2013年12月19日 (木)

第941回オルフェーヴル有終の美

 まだ、年末という気分には遠いが、それでも、今週はいよいよ有馬記念。
 過去20年の有馬記念の連対馬を見ると、指数上位馬が強い傾向が見える。なかでも前走指数の上位馬が15年で連対しており、次いで14年で連対している平均指数の上位馬が中心になっている。指数のランク外で勝った馬は4頭いるが、そのうちの3頭は3歳馬で、指数ランク外の古馬が勝ったのは07年のマツリダゴッホだけだった。古馬ならまず、指数上位のランク馬でなければ勝利は難しいだろう。
 最近の10年をみると、1番人気馬が(6301)と圧倒的に強く、連対できなかったのは07年のメイショウサムソンだけ。2番人気馬も2勝しているが、1番人気馬との差は大きい。
 世代別では、3歳馬が3勝、4歳馬が6勝、5歳馬が1勝で、圧倒的に若い3、4歳馬が強い。また、外国人騎手も4勝、2着4回と高率で連対している。

(有馬記念) 1着    2着    3着
93年     Za   A d   Dz
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -3歳   -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年    Y a    Xd     b
01年    -3歳   -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -3歳
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B da
06年     Xa   -     BYc
07年    -     D     AY
08年    A      Z    B a
09年    BYa   -3歳   A b
10年    -3歳    Y    -3歳
11年    A b    Za    Y
12年    A b   -      Ya

 今年はオルフェーヴル、デスぺラード、カレンミロティック、ヴェルデグリーン、ゴールドシップ、ウインバリアシオン、タマモベストプレイ、ルルーシュなどが指数の上位馬だ。
 注目の1番人気は間違いなくオルフェーヴルだろう。
 オルフェーヴルは史上7頭目の3冠馬として、その年の有馬記念を勝ち、翌年には宝塚記念も制覇した。続いてフランスの凱旋門賞に参戦、惜しい2着だった。帰国後はジャパンカップで2着。昨年の有馬記念は出走回避したが、立て直して再び今年の凱旋門賞に挑戦して、1番人気に推され、ここも悔しい2着。国際的にも日本のサラブレッドの評価を大きく押し上げた日本最強馬だろう。
 オルフェーヴルと比較されるのが4歳馬ゴールドシップだ。皐月賞、菊花賞、昨年の有馬記念、今年の宝塚記念を勝って順風満帆に見えたが、この秋は京都大賞典5着、ジャパンカップ15着と精彩を欠くレースが続いている。力のある馬には違いないから、乗れているムーア騎手に乗り替わって、有馬記念で復活の圧勝劇があるかもしれない。しかし、目下7戦連続連対中のオルフェーヴルと比べると成績にムラが多く、軸馬としては信頼しにくい。
 好成績が続く3歳馬はタマモベストプレイ、ラブリーデイ、テイエムイナズマの3頭が参戦しているが、ダービー6着のテイエムイナズマが最上位では心許ない。
 有馬記念の勝ち馬の多くは、近走の3走内に上がり指数が+15以上を示していた馬たちで、今年その条件を満たすのはオルフェーヴルとラブリーデイのみ。
 こうしてみていくと、人気でも実績でも、指数上も、上がりの脚でも、オルフェーヴルの中心は揺るがない。ここは素直にオルフェーヴルに期待することにしよう。
 ただ、有馬記念は2、3着馬に紛れが多い。金鯱賞の勝ち馬カレンミロティック、ステイヤーズSの勝ち馬デスペラード、春の天皇賞3着馬ウインバリアシオンなど、スタミナの下地がある馬たちを上位に評価したい。

 ラジオNIKKEI杯2歳Sは、サトノアラジン、ワンアンドオンリー、アズマシャトル、デリッツァリモーネ、マイネルフロスト、タガノグランパなどが指数の上位馬だ。ただ、スローペース必至で、指数上位といってもペースが合わないかもしれない。ここは指数が低くてもスローペースで鋭い差し脚をみせたシンガン、ストロベリーキング、モンドシャルナ、ミヤビジャスパー、セセリ、ビップレボルシオンなどからの組み立てがセオリーだろう。

(ラジオNIKKEI杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年    -     -     DXd
07年    CXb   -     -
08年    B b   AYa   -
09年    -     A a   -
10年    D d   A a    Xb
11年    -     D     AXb
12年    C     AXa   C
(スローペース調整値-20/-10)

 今年、最後を締めくくる重賞は阪神カップ。前走指数上位馬が6連勝中のレースだ。今年はダイワマッジョーレ、サダムパテック、コパノリチャード、マジンプロスパー、スギノエンデバーなどが前走指数の上位馬たちで、他にラトルスネーク、ガルボなども過去指数でピックアップできる。
 コパノリチャードが平均ペースで逃げることになりそうで、そのまま逃げ残りもありそうだが、基本的には1400メートル戦で差し脚のある指数上位馬が有利のはず。サダムパテック、ラトルスネーク、ダイワマッジョーレなどが連軸向きだろう。ランク外だが、スローペースで切れる上がりの脚のあるプリンセスメモリーの大駆けに要注意だ。

(阪神C)
       1着    2着    3着
06年    -      Z    D
07年    AXa   -     -
08年    BZ    A b   -
09年    C d  (Aa、-)2着同着
10年    B a     a   -
11年    C     -     -
12年    B a    Y    D d

 有馬記念でのご健闘、ご幸運を、心よりお祈り申し上げます。
 GOOD LUCK!!!

(お知らせ)12月2日より、「新基準タイム28版」の販売を開始しました。今年も抽選で有馬記念グッズのプレゼントもあります。
 お申し込みはこちらから。お早めにお申し込みください。

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