« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

2014年1月30日 (木)

第950回新星たちの舞台

 今週の重賞・根岸SはG1フェブラリーSの前哨戦。今年から1着馬にG1フェブラリーSの優先出走権が与えられることになった。ダートの短距離戦だけに、比較的指数の上位馬が活躍しており、なかでも過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心だろう。ただし、ここ3年、2、3着はランク外の馬たちが多く要注意だ。

(根岸S)  1着    2着    3着
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -
12年      a   -     -
13年      d   -     -
(地方競馬の成績は減戦して集計)

 今年の平均指数上位馬はテスタマッタ、アドマイヤロイヤル、ダノンカモン、ブライトラインなど。他にゴールスキー、スノードラゴン、セイクリムズン、スリーボストンなどが前走指数や過去の指数での上位馬たちだ。
 根岸Sはダート1400メートル戦だけにペースは厳しくなりがちだが、多少ペースが厳しくても、先行して押し切るスタミナがなければ勝機はないはず。ここは先行できて直線も粘る差し脚がある馬を中心に取りたい。
 今年の平均指数の上位馬で、先行して差し脚もよいのはブライトライン、アドマイヤロイヤル、ダノンカモンなどだ。(過去10年、負担重量が58キロの馬は勝ったことがないどころか2着もないことを考えると、58キロを背負うテスタマッタ、エーシントップは軸馬には取りにくい)。
 近走、ダートに路線を移して素質開花を感じさせるのは5歳馬ブライトラインだ。昨年春のダート転向後は(3021)。前走はジャパンカップ・ダートでも強豪相手に先行して、4着に好走している。近走のスピード指数は安定して90以上を示しており、安定感も抜群で、ダートの適性は高い。「行く馬がいないようなら行ってもいい」という陣営のコメントがあったが、東京のダート1400は5走前に90の高指数で逃げ切り勝ちをした舞台でもあり、展開や距離に問題はないだろう。

 シルクロードSは京都の芝1200メートルのハンデ戦。ハンデ戦の割には指数の上位馬たちが健闘しており、10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心になりそうだ。
 今年はマジンプロスパー、スギノエンデバー、レディオブオペラ、ストレイトガールなどが平均指数の上位馬たちで、他にレオンビスティー、テイエムオオタカは前走指数の上位馬だ。
 注目は目下4連勝中の4歳牝馬レディオブオペラだ。ここまで逃げ先行で勝利を積み重ねてきたが、特徴はテンの速さだけでなく、直線でも脚が衰えないことだ。前走の淀短距離Sでは、前半を33秒8、上がりを33秒6と後半もさらにスピードを上げるペースで逃げ切り、完勝している。ここは重賞初挑戦でも、新ヒロインを中心に推したい。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
04年      d   -      Za
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B
12年    -     AXc   -
13年    B a    Xb   D

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月28日 (火)

第949回馬場の影響

201401260611
201401260711
201401250811

 アメリカJCCは、4コーナーで一団となった馬群の真ん中をついて、中段の後ろにいた2番人気のヴェルデグリーンがぐんぐん伸びてきた。先に抜け出しをはかるレッドレイヴンに馬体を合わせ、叩き合いを制して振り切ると、内で粘るサクラアルディート、フェイムゲームをも競り落として、クビ差で勝利をつかんだ。2着は11番人気のサクラアルディート、3着は6番人気のフェイムゲーム。1番人気のレッドレイヴンは差のない4着。3連単は29万9470円の好配当になった。
 平均ペースの流れにみえたが、力のいる今の中山の馬場状態を考えると、先行馬には少し苦しいペースになったようで、先行した馬たちは直線、馬群に沈んで総崩れ。上位に入線した馬たちはすべて中段から後方に位置していた馬たちだった。
 中山の芝コースは、昨年冬の開催前にバーチドレンによる作業が行われて、全体として柔らかな馬場状態に仕上げられていた。その影響だろうか。昨年12月から1月末までの2開催で、芝戦は78レースあったが、逃げ切って勝ったのは8頭だけ。勝率は10.2%だった。前年同時期、逃げ馬は15.5%の勝率があったから、柔らかくなった今年の馬場状態は、逃げ馬や先行馬には少し厳しい状態だったといえるようだ。

 中京の東海Sは、圧倒的1番人気のニホンピロアワーズが直線あっという間に抜け出して圧勝。G1馬の実績の違い、能力の違いをまざまざと見せつけた。2着は3番人気のグランドシチー、3着は8番人気マイネルバイカ。3連単は1万5380円。

 京都牝馬Sは負担重量で楽な4歳馬が、過去10年で7勝しているレース。今年も勝ったのは4歳馬のウリウリだった。ウリウリは前走で1000万条件を勝ったばかりで、負担重量は52キロと最軽量。ウリウリは2番人気に支持されていた。道中は後方待機策。直線は狭い内に突っ込んで、スペースを割って鋭く伸びた。「内の方が馬場が良い」という浜中騎手の好判断に加え、負担重量の軽さも好材料だったのだろう。2着は1番人気のドナウブルー。3着は5番人気のノーブルジュエリー。3連単は1万1080円。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月23日 (木)

第948回指数上位が強いAJCC

 今週は早くも中山1月開催の最終週。アメリカJCCがメインレースだ。
 アメリカJCCは過去10年、全体として指数上位馬が強い傾向が続いている。前走指数や平均指数の上位馬、過去の指数が高い馬たちが、万遍なく活躍しており、この10年で、指数ランク外の馬が勝ったのは1頭だけだった。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
04年    AXb   -      Z
05年    AYb    Za   CX
06年    -     D     -
07年    D a    Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -

 今年はトゥザグロ-リー、マイネオーチャード、ケイアイチョウサン、ヴェルデグリーン、サダムパテック、フェイムゲーム、フラガラッハなどが指数の上位馬たちだ。
 例年、近走に有馬記念や菊花賞、天皇賞秋、JCなどG1を使ってきた馬が中心になっており、底力が問われるレースだろう。
 中山の芝は力のいる状態が続いており、しっかりとした差し脚で評価できるレッドレイヴン、ヴェルデグリーン、トゥザグローリー、サトノシュレンなどが中心になるのではないか。実績ではトゥザグローリーが断然だが、明け7歳になって、往時の勢いは感じられない。ここは、前走、条件戦を勝ったばかりでも、4歳馬レッドレイヴンの上がりの脚のほうが魅力的に思える。

 京都牝馬Sは、指数ランク外の馬が10年で5勝しているが、すべて明け4歳馬たちだった。この明け4歳馬たちは10年で都合7勝しており、他は5歳馬が2勝、6歳馬が1勝だけ。負担重量も明け4歳馬に有利に働く別定戦で、京都牝馬Sは若さが勝ち馬の条件のひとつになっているようだ。
 指数上はミッドサマーフェア、ノボリディアーナ、ドナウブルー、クラウンロゼ、ローブティサージュなどが前走指数の上位馬たち。他にアドマイヤセプター、エアジェルブロワ、コスモネモシン、ウリウリ、マイネボヌールなども過去の指数などで上位にある馬たちだ。
 上がりの脚はミッドサマーフェア、ゴールデンナンバーが鋭く、ここから馬券を組み立てる手もあると思うが、スローペース必至のレースだけに、後方一気の脚が生きる展開になるかどうか。先行して戦える4歳馬ノボリディアーナ、プリンセスジャック、クラウンロゼなどにもチャンスがありそうな気がする。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
04年    -     D c   DX
05年    D     B c   A b
06年    A b    Z    -  (2着同着)
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb
09年    -     BZ     Ya
10年    -     -     DYb
11年    -     BYc   C
12年    -     BYb   C
13年    C d   -     -

 東海Sは昨年から1月の中京競馬場で行われるようになり、距離も1800メートルに変わった。次週の根岸Sと合わせて、フェブラリーSの前哨戦に位置づけられ、出走馬のレベルは比較的高い。
 指数上位はナムラタイタン、マイネルバイカ、グランドシチー、ソリタリーキング、ヴァンヌーボー、ニホンピロアワーズ、グレープブランデーなどだが、重賞実績はニホンピロアワーズが上位だろう。昨年秋のジャパンカップDは5着だったが、前走、大井の東京大賞典では3着に好走。近9走は(3411)と強豪ばかりを相手に堅実に走ってきた。スピード指数の高さでも一歩リードしており、ここは中心に推せるのではないか。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    X c

今月から、新基準タイム「28版」で馬場指数の計算をしています。ご購入がまだの方はお急ぎください。お申し込みはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月21日 (火)

第947回好騎乗、好判断

201401190611
201401190811

 全国的に、ノロウイルスの感染が広がっているらしい。先週、私も吐き気と悪寒におそわれ、体調がすぐれなかったことがあり、「まさか、ノロ?」と思ったが、単なる食あたりだったようで、ほっとした。

 年明けとともに、3歳クラシック戦線も本格化に向けてのスタートを切った。
 先週のシンザン記念に続いて今週は京成杯が注目のレースだったが、5番人気の公営の星プレイアンドリアルが勝利を手にした。前走、朝日杯では2番人気に推されながら、スタートで引っかかって力を出し切れず7着に負けており、ここは巻き返しを懸けた1番だっただろう。京成杯では好スタートからひかえて中段でしっかりと折り合った。3コーナー手前で後方にいた1番人気キングズオブザサンが仕掛けていく場面でも、一呼吸待つ余裕を見せて、直線、先を行くキングズオブザサンを視界に追い出しにかかる。道中に全く無理がなかった分、上がっていく脚は余力十分で、結局、2着のキングズオブザサンに2馬身差をつける圧勝だった。3着は最後方待機の4番人気アデイインザライフで、3連単は4万3250円と好配当。柴田大知の騎乗も光ったレースだった。
 この京成杯の勝利で、公営馬プレイアンドリアルは皐月賞、ダービーにも出走が可能になり、公営馬として中央のダービーを目指す夢への挑戦も始まる。

 日経新春杯は、ルメール騎手の2番人気サトノノブレスが逃げ切り勝ちを収めた。逃げるつもりはなかったようだが、スローペースと見極めると、2コーナーでハナに立ちそのまま押し切ってしまった。直線では、1番人気のアドマイヤフライトと4番人気フーラブライドが馬場の真ん中から激しく追い込んできたが、サトノノブレスがクビ差、残していた。前走の菊花賞2着で見せたように、スタミナがあり、加えて長く良い脚も使える馬だからこその逃げ切り勝ちだったといえそうで、ルメール騎手の好判断が勝利を呼び込んだのだろう。
 2、1、4番人気の決着で、3連単は7400円と、堅い配当だった。

今月から、新基準タイム「28版」で馬場指数の計算をしています。ご購入がまだの方はお急ぎください。お申し込みはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月16日 (木)

第946回軸は4、5歳馬から

 1月も2週が過ぎて、はや月半ば。日経新春杯はこの季節の伝統のハンデ戦だ。
 日経新春杯はトップハンデが勝てない傾向が顕著なレースで、過去10年、トップハンデ馬が勝ったのは2年前のトゥザグローリー1頭だけだ。

(日経新春杯)1着    2着    3着
04年    -     -     BZa
05年    -     -     -
06年     Y    -     B c
07年    -      Yc   -
08年     Zb   -     -
09年    -     C b   -
10年    -     -     -
11年     Xa   B     -
12年     Xa   B b   -
13年    D     A b    Xc

 今年の指数上位はサトノノブレス、ラブイズブーシェ、ステラウインド、テイエムイナズマ、クラウンレガーロ、ロードオブザリング、アドマイヤフライトなど。
 トップハンデはラブイズブーシェとアドマイヤフライトだが、トップハンデといっても56キロ止まりで、重ハンデとはいえないが、トップハンデ苦戦のジンクスは今年も続くのだろうか。
 世代としては4、5歳馬が活躍する傾向がはっきりみえる。過去10年、6、7歳馬で勝ったのは2頭だけで、後はすべて4、5歳馬だった。連軸も10年連続で4、5歳馬が担っており、中心は4、5歳馬から取りたい。
 過去の傾向をもうひとつあげるとすると、2400メートル以上のレースで上がりの脚がしっかりとしていることだろう。
 トップハンデではない4、5歳馬で、2400メートルの距離適性があり、上がりの脚もある馬を絞り込んでいくと、上がってくるのは4歳馬サトノノブレス、5歳牝馬フーラブライド、5歳馬ステラウインドなどだ。
 サトノノブレスは前走、菊花賞の2着馬。前残りのレースの流れのなか、中段から長く良い脚を使って浮上してきた。上がりタイムも上位の速さで、スタミナだけでなく、スローペースにも対応できる上がりの脚も備えているように見える。今回は心強いルメール騎手が手綱を取ることもプラス材料。連軸の中心に推したいと思っている。
 牝馬のフーラブライドは前走、格下の身ながら愛知杯に参戦、50キロの軽ハンデを生かして見事な差し切り勝ちを収め、目下3連勝中だ。ここもハンデは52キロと軽量だけに、一発があっても不思議ではない。
 また、キズナの帯同馬としてフランスに遠征していたステラウインドも、まだ格下馬ながら気になる存在だ。帰国後は前走、クリスマスCで2着だったが、安定した先行力があり、この時期の力のいる馬場も合うはず。堅実なレースが期待できるのではないか。
 他では、距離の合うアドマイヤフライトと、有馬記念4着は伊達ではないはずのラブイズブーシェ。トップハンデの2頭もあげておきたい。

 京成杯は春のクラシック戦線に向けての前哨戦。
 3歳戦だけに、前走指数の上位馬たちが有力で、今年はエアアンセム、キングズオブザサン、ホルボッシュ、マイネグレヴィルなどの前走指数が高い。
 なかでも、2勝をあげてこのレースに臨む前走指数の最上位馬キングズオブザサンとエアアンセムの2頭が有力に見える。
 キングズオブザサンは前走、芝2000メートルの葉牡丹賞を世代のトップに並ぶ高指数で快勝。直線、馬群から抜け出すスピードは際だっていた。余力も十分ありそうだ。
 エアアンセムは2戦2勝馬。前走は年末の芝2000メートルのホープフルSを、中段からの差し切り勝ち。ある程度メンバーも揃っていたレースでの勝利だけでなく、何より世代トップに並ぶ高指数勝ちは価値が高いはずだ。
 巻き返しがあるとすると、前走、朝日杯で2番人気に推されながら、スタートで引っかかって力を出し切れず7着に負けたプレイアンドリアルだろう。

(京成杯)  1着    2着    3着
04年    AZa   BXb   -
05年    -      Zd   -
06年    A a   D     BYb
07年    AX    -     -
08年    D     CXd   B a
09年     Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
11年    AYa   -     BYb
12年     Yc   BXa   C
13年    D     -     -
(スローペース調整-20/-10)

今月から、新基準タイム「28版」で馬場指数の計算をしています。ご購入がまだの方はお急ぎください。お申し込みはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月15日 (水)

第945回3歳馬の振り分け

201401120811
201401130611

 シンザン記念は1番人気のミッキーアイルが好スタートからハナに立ち、そのまま逃げ切り勝ちを収めた。レース前には、他に逃げる馬がいれば無理に行かなくてもと、ミッキーアイル陣営のコメントがあったが、スタート時のスピードの違いは明らかだった。他の馬が無理に競りかけても自滅するだけだっただろう。ミッキーアイルにとって、スローペース気味の逃げなら直線の余力も十分のはずで、2番手につけた2番人気ウインフルブルームがゴール前で差を詰める場面もあったものの、最後まで余裕を見せての楽勝だった。3着は5番人気のタガノグランパで3連単は2220円という堅い決着だった。
 今回、ミッキーアイルのスピード指数は世代のトップを記録しており、これでマイル戦は4戦3勝、2着1回。今のところマイルではミッキーアイルが世代のなかで一歩リードしている存在だろう。陣営もこのままマイル路線でいくようで、目標はNHKマイルだろう。
 距離を伸ばして持ち味が生きそうなのは、2番手からジリジリと詰め寄った2着ウインフルブルームが良いように見えたが、どうだろうか。今週の3歳重賞・京成杯には葉牡丹賞を高指数で勝ったキングズオブザサンや公営の星プレイアンドリアルなどが出走してくるようだが、3歳クラシックの戦いはこれからが本番だ。今年のクラシック戦線を見通すにはまだ、役者が十分に揃っておらず、これから新星の浮上もあるだろう。

 3歳牝馬のフェアリーSは新馬戦を勝ってこのレースに臨んだ1番人気のオメガハートロックが、直線の外から先行馬たちをまとめて差し切り勝ち。2着はオメガハートロックと一緒に伸びてきた10番人気のニシノアカツキ。3着は先行して粘っていた4番人気リラヴァティ。3連単は13万を超える高配当になった。
 スローペースで差し脚比べのレースだったが、スローペースの割には、どの馬も上がりの脚が物足りない結果で、内容的には評価は低い。もともと1勝馬の戦いで、低調なメンバー構成だっただけに、それも当然だろうか。

今月から、新基準タイム「28版」で馬場指数の計算をしています。ご購入がまだの方はお急ぎください。お申し込みはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月 9日 (木)

第944回3歳馬の王道路線

 明け3歳の重賞戦、シンザン記念は春のクラシックに向けて、素質のある馬たちが出走してくるレースだ。過去の上位馬を見るとジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ダイワスカーレットなど、その後G1馬となった馬も多い。3歳戦だけに、過去10年の連対馬は前走指数の高い馬が中心になっている。

(シンザン記念)
       1着    2着    3着
04年    AYc   B b    Zd
05年    CXa   A d   D
06年      d   -     A a
07年    C     A      Xa
08年    BYb     d   -
09年    A a   -     -
10年    B a   -      Y
11年     Z    -     -
12年    -     -      Z
13年    DX    -     -
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はミッキーアイル、ウインフルブルーム、モーリス、カシノヒカル、タガノグランパなどが指数の上位馬だ。
 注目は中央2勝馬のミッキーアイルにウインフルブルーム、モーリスだろう。
 ミッキーアイルは3戦2勝、2着1回。3戦ともマイル戦を戦い、世代のトップに並ぶ高い指数を示している。前々走、前走と逃げ切り勝ちだったが、直線では後続馬を引き離す一方のレースで、能力の高さを示した。直線でも差し脚に余裕がみえ、無理して逃げなくてもレースになるだろう。
 ウインフルブルームは前走、マイル戦の朝日杯で差のない3着に好走。差し脚比べで少し後れを取っただけで、内容は十分だった。むしろマイル戦は少し距離が短かったのかもしれない。野路菊Sで見せたように、スローペースにも対応できる差し脚が光る。
 モーリスも3戦2勝だが、すべて1400メートル戦でのもの。スローペースになって差し脚比べなら浮上もありそうだが、距離が合うかどうか。
 順当ならミッキーアイルとウインフルブルームの2強の戦いだが、スローペースで差し脚の鋭かったアグネスミニッツ、タガノグランパ、ワイレアワヒネ、ビップレボルシオンなどにも食い込むチャンスがあるかもしれない。

 3歳牝馬の重賞はフェアリーS。本来、指数上位馬が強いはずの3歳戦だが、指数上位でもアテにしづらい牝馬戦で、さらにスローペースになりがち。当然ランク外の馬や超人気薄馬の好走も目につく波乱のレースだ。穴馬は、前走、新馬戦や未勝利戦の勝ち馬たちが多い。
 今年の指数上位馬はグリサージュ、イントロダクション、ルナレディ、ケンタッキーミント、ニシノアカツキ、マユキ、シーロアなど。
 マイル戦とはいえスローペースは必至で、上がりの脚くらべになるだろう。ここはスローペースの新馬戦を勝ったばかりだが、オメガハートロックの瞬発力が鋭く魅力的にみえる。他ではケンタッキーミント、シーロア、マユキ、ホットランナー、リラヴァティなどの差し脚が切れる。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年    A a   -     -
10年     Zc   D     BXa
11年    -     A b    Ya
12年     Z    -     -
13年    -     -     CXd
(スローペース調整値-20/-10)

今週から、新基準タイム「28版」で馬場指数の計算をしています。ご購入がまだの方はお急ぎください。お申し込みはこちらから。有馬記念グッズは、6日に発送しました。そろそろ当選者の皆さんのお手元に届く頃だと思います。今年もよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月 8日 (水)

第943回頑張れ

201401050611
201401050811

 正月は箱根に泊まって、初めて箱根駅伝を見た。
 小涌園の前に陣取って小旗を振る。人が歩道一杯にあふれ、背伸びしないとよく見えない。それでも箱根の急坂を必死に駆け上がってくるランナーを見つけると、名前も分からないまま、ともかく「頑張れ、頑張れ」と応援したくなる。近くにいた他の観客たちも似たようなもの。「いま行ったのはどこの大学でしょうね」、「さあ、黒いランニングでしたね」、という程度の知識しかなくても、ランナーが通り過ぎるたびに、小旗を振り、声をからして必死に声援を送る。駆け上がってくるランナーの精一杯の走りに心打たれるのだろう。観客同士も応援を通して一体になっている気がして、実に楽しかった。

 午年の正月競馬も始まった。
 中山の金杯はトップハンデの5番人気馬オーシャンブルーが最内をついて差し切り勝ちを決めた。大外に回したカルドブレッサが勢いよく追い込んで2着に上がり、3着は馬群を割った1番人気のディサイファ。3連単は5万7180円。
 中山は昨年末から時計のかかる馬場状態が続いており、逃げたドリームヒーローのペースはいかにもハイペースだ。後続馬たちは控えたものの、それでもいまの中山の馬場状態を考えれば、少し厳しかったのだろう。結局、集団の後方にいた馬たちが差し切る展開になった。
 京都の金杯も集団の後方にいた6番人気のエキストラエンドが馬群をさばいて1馬身2分の1の差をつけて圧勝した。マイルは初距離だったが、直線での鋭い差し脚を見るとマイルの距離適性があったのだと想像がつく。2着もエキストラエンドを追うように伸びたオースミナイン。3着はガルボだった。3連単は5万5260円。ナビグラフからは比較的まとめやすいレースで、お年玉替わりの好配当だった。

 中山の金杯はベリー騎手、京都の金杯はルメール騎手が勝利を手にしたが、昨年末の開催から計算すると5重賞のうち、有馬記念以外の平地の重賞はすべて外国人騎手が勝ったことになる。短期免許で来日するのは一流の騎手ばかりだから当然なのかもしれないが、日本人騎手も意地を見せて、頑張ってほしい。
 そして、今年「頑張れ、頑張れ」と素直に応援したくなる馬が出てくることを、心から願いたい。

今週から,新基準タイム「28版」で馬場指数の計算をしています。ご購入がまだの方はお急ぎください。お申し込みはこちらから。有馬記念グッズは、6日に発送しました。そろそろ当選者の皆さんのお手元に届く頃だと思います。今年もよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »