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2014年2月27日 (木)

第957回 逃げ切り

 大雪に泣かされた東京開催が終わり、今週から、関東は中山、関西は阪神での開催が始まる。週末はもう3月。春はすぐそこにある。
 中山の開幕週は、芝1800メートル戦の中山記念がメイン。過去10年をみると、平均指数の上位馬を中心に、比較的、指数上位馬たちが活躍しているレースだ。

(中山記念) 1着    2着    3着
04年    -      Yb    Xa
05年     Xa   -     -
06年     Yc   B a   -
07年      c   A d   C a
08年    CZa   C     -
09年     Xc    Xd   A b
10年      d   -     -
11年      b   BY    CYd
12年    -      Y     Y
13年    B     C d    Xd

 今年は、ジャスタウェイ、ダイワファルコン、カレンミロティック、マイネルラクリマなどが前走指数の上位馬で、過去の指数ではロゴタイプ、トウケイヘイロー、ダークシャドウが上位。他に平均指数でダイワマッジョーレが上がってくる。
 実績では昨秋の天皇賞を高指数で圧勝したジャスタウェイ、皐月賞を勝ったロゴタイプの2頭が上位だ。
 ジャスタウェイは秋の天皇賞以来のレース。調教には全く問題はないようだ。ただ、軽いスピードが持ち味の馬で、比較的、パワーのいる中山の芝が合うかどうか。後方一気の脚質も東京コース向きのはずで、この点からも中山が合うとは思いにくい。
 方や、ロゴタイプは朝日杯、スプリングS、皐月賞と、中山での重賞を3連勝しており、コース適性は高い。成長も期待できる4歳馬で、連軸の有力候補だろう。 
 しかし、今年は先行指数の平均値が高く、荒れるかもしれない。波乱があるとすると逃げ、先行馬の前残りだ。この点からピックアップできるのは逃げるトウケイヘイロー、2番手でもレースができるカレンミロティックだが、2頭の比較なら、前走、香港Cでも2着に逃げ粘ったトウケイヘイローのスタミナに期待したいところだ。逃げて連に絡めなかったのは東京コースの天皇賞秋と京王杯スプリングCだけで、コーナーが4つあり息が入れやすい中山の1800メートル戦は合うのではないか。

 阪急杯は阪神内回りの1400メートル戦。前走指数の上位馬たちの成績がよい。
 今年は、エピセアローム、ガルボ、ダノンシャーク、レッドオーヴァルなどの前走指数が高く、他にカレンブラックヒル、ラトルスネークの過去指数が上位だ。
 短距離戦としては、さほどペースが速くはならないようで、先行力があり、差し脚もあるエピセアローム、ダノンシャーク、ガルボなどに流れが向きそうだ。
 前走、G1マイルCSで3着に好走しているが、鋭い瞬発力をみるかぎり、マイルよりは1400あたりの距離の方が合いそうなダノンシャークに期待したい。

(阪急杯)  1着    2着    3着
06年    -     B     A a
07年    CZa 同着C     BXb
08年    D      Ya   -
09年    CYa    Yc   A
10年    AY    -       b
11年    B d   DYb   B
12年    -     -     AYa
13年    AYb   C     -

 3歳重賞アーリントンカップは、ミッキーアイル、タガノグランパ、タガノブルグ、グッドスピリッツ、アドマイヤメテオ、フェルメッツァなどが指数の上位だ。
 注目は高指数で3連勝中のミッキーアイル。スピードの違いでいずれも逃げ切り勝ちを収めているが、無茶なハイペースで飛ばしているわけではなく、おおむねペースは平均的。そのペースで逃げても、直線まだ余力があるようで、ここも逃げ切りの公算が高い。
 阪神の外回りのマイル戦はスローペースの上がり勝負になりがち。ミッキーアイルに対抗できるのは、長く良い脚を使えるタガノブルグが筆頭だろう。次いでエイシンブルズアイ、グッドスピリッツ、タガノグランパなどが有力だろう。

(アーリントンC)
       1着    2着    3着
07年    DZb   AXc    Y
08年    -       c   -
09年    CXc   -     C
10年    AXc   D      Xa
11年    -     -      Zb
12年    D       c    Z
13年    AYa   BXd   C
(スローペース調整-20/-10)

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2014年2月26日 (水)

第956回強かったコパノリッキー

201402230511
201402240511
201402220511
201402231011

 フェブラリーSは16頭立ての16番人気、最低人気だった4歳馬コパノリッキーが勝った。単勝配当は2万7210円、G1歴代2番目の高配当だった。

 コパノリッキーは好スタートから終始2番手を進み、直線、残り400メートルで先頭に立つと、そのまま押し切る強いレース内容だった。直線なかば、2番人気ホッコータルマエが必死に追ってコパノリッキーに迫ってきたが、コパノリッキーの脚色は衰えることはなかった。1番人気のベルシャザールは中段の後方から脚を伸ばしてきたものの、前を行く2頭をとらえることはできず、離された3着がやっと。スタートでの出負けに加え、スローペース気味の流れも向かなかったようだ。

 コパノリッキーはこれでダート戦ばかり、8戦4勝、3着1回。最近の2走、オープン特別で10着、9着では人気になりようもなかったが、昨年、3歳の2月、3月時には83、81という3歳馬としては高いスピード指数を示していたことからから考えると、もともと素質は高かったのだろう。今回、最低人気でのG1制覇だったとはいえ、スピード指数もしっかりとしており、フロックでの勝利ではないはず。これからの活躍も期待できるだろう。

 雪で仕切り直しになった共同通信杯は、超スローペースになった。直線、先に抜けだした2番人気サトノアラジンを1番人気のイスラボニータが余裕で差し切り、内から追いすがる3番人気のベルキャニオンをも抑え込んでの圧勝劇だった。これで5戦4勝。超スローペースのため指数に伸びがなかったのは残念だが、昨年11月以来久々のレースにもかかわらず、他馬より1キロ重い負担重量を背負って楽々差し切るあたりは、大器の風格すら感じさせる。この後、皐月賞からダービーへと向かうようだが、クラシック戦線でも有力候補の筆頭にあげられるだろう。

 ダイヤモンドSは、スタートで立ち後れた1番人気の4歳馬フェイムゲームが、最後の直線で早めに先頭に立つと、他馬を寄せ付けずに完勝。2着にトップハンデの8歳馬セイクリッドバレー、3着は7歳馬タニノボレット。長距離路線は古豪の活躍が目立つ。

 ハンデ戦の小倉大賞典は、1番人気の4歳馬ラストインパクトが勝利。向正面で後方からまくって3コーナーでは早くも先頭に立ち、そのまま圧勝したが、スタミナと長く使える自慢の差し脚が生きたレースだった。

 最近は前走指数の上位馬が活躍する傾向が強いようだ。先週の日曜日は、東京、京都、小倉の開催だったが、午前中から6レースまで(新馬戦、障害戦を除く)14レース連続、全てのレースでA馬が勝つか、A馬が2着にくいこんでいた。前の週の京都記念を単勝3430円の人気薄で勝ったデスペラードもA馬だった。もともと春先は前走指数上位馬が強い傾向がある。参考まで。

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2014年2月20日 (木)

第955回2強をおびやかすのは

 大雪とオリンピックのせいか、競馬は少し影が薄いが、今週は今年最初のG1、フェブラリーSがメイン。過去のデータからは、前走指数の上位馬が強い傾向がみてとれる。指数でランク外だった馬が勝ったのは09年のサクセスブロッケンだけで、連軸候補の有力馬は、前走指数の上位馬や平均指数の上位馬たちだろう。また、勝ち馬は4、5、6歳で占められており、7歳以上の勝利はない。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
04年    AXa     c   -
05年    AZb   -     -
06年    D     A a   -
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc
09年    -       a   AYa
10年    AXb   -      Xb
11年    DYc     b   -
12年    C     C       c
13年    DZ    CXa   A c
(公営競馬や海外の成績を減戦処理して集計)

 今年はニホンピロアワーズ、ベルシャザール、ワンダーアキュート、ホッコータルマエ、ノーザンリバー、アドマイヤロイヤル、ベストウォーリアなどが指数の上位馬だ。
 指数上位馬の中で、過去10年、勝ち馬を出していない7歳馬以上を除くと、勝ち馬の条件を備えているのは、ベルシャザール、ホッコータルマエ、ノーザンリバー、ベストウォーリアだけだ。
 ベルシャザールは昨年5月、ダートに戦線を移して6戦4勝。前走はジャパンカップダートを制して目下3連勝と最も勢いがある。ジャパンカップダートでは後方から徐々に押し上げて、直線に向くところで先行集団に取り付くと、そのまま押し切って勝った。長く良い脚を使えるのが特徴で、東京コースも合うだろう。
 ホッコータルマエはジャパンカップダートで1番人気に支持されたが、直線差し切られて3着。そのあと、大井の東京大賞典、川崎の川崎記念を連勝している。
 実績はもちろん、指数上でもベルシャザール、ホッコータルマエが2強といえそうで、勝利に最も近い2頭だろう。
 2頭を脅かすとしたら4歳馬ベストウォーリアだ。古馬との初対戦だった武蔵野Sでは3着だったが、直線で包まれて出し所がなく、追い出しが遅れたのが敗因だったのではないか。前が開いてからのスピード、瞬発力は最も光っており、勝ったベルシャザールに比べても力差はなかった。前走は1400戦のオープン特別をレコードタイムで圧勝しており、直線の瞬発力で2強をしのぐスピードがあるのではないか。
 他に、古豪ニホンピロアワーズ、ワンダーアキュート、アドマイヤロイヤル、ゴールスキー、シルクフォーチュンなどもあなどれず、上位に押さえておきたい。

 ダイヤモンドSは芝3400メートルの長距離のハンデ戦。トップハンデは56キロのセイクリッドバレー。長距離戦とはいえ、長距離で実績のある馬は不在。距離を考えても当然、スローペース必至で、軸馬は長く良い脚を使える差し馬からが基本だろう。ここはアドマイヤバラード、ラブラドライト、フェイムゲーム、セイクリッドバレー、サイモントルナーレなどを上位に評価したい。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
04年    -     A     BZb
05年    B     DZ     Z
06年    D d   D     C d
07年    CXa   -     A
08年     Za    Xb   B
09年    -     -     C
10年    AZc   -     -
11年    -      Y    A a
12年    -     -     BYc
13年    C c    Xa   A

 ハンデ戦の小倉大賞典は、10年で7勝を上げている過去の指数が高いXYZ馬や、平均指数の上位馬が活躍している。今年はラストインパクト、ラブイズブーシェ、カフナなどがXYZ馬。他にブレイズアトレイル、スマートギアは前走指数の上位馬だ。
 差し脚の鋭いのは菊花賞4着の4歳馬ラストインパクトだろう。スタミナもあり、スローペースにも対応できる長く使える差し脚が魅力だ。他にこの距離での瞬発力が鋭いアロマティコや、距離短縮で切れる脚が使えそうなシャトーブランシュなどが連軸候補だ。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
04年    B     -       d
05年     Xa   -      -
06年     X    B      Xa
07年      a   C c    X
08年     Ya    Zc    Xb
09年     Yd   B a   A
10年(中京)-     D     -
11年     Xc    Za    Yd
12年     Z    A d    X
13年    AXc   A     -

 雪で仕切り直しになった3歳牡馬の重賞・共同通信杯。
 前走指数の上位馬が10年連続して連軸の中心。
 今年はベルキャニオン、ピオネロ、イスラボニータ、ハギノハイブリッド、ネオヴァロンなどが前走指数の上位馬で、サトノアラジン、ガリバルディなどが過去の指数や平均指数での上位馬だ。
 注目は4戦3勝のイスラボニータだ。前走は東スポ杯2歳Sでプレイアンドリアルと叩き合って制した。そのスピード指数は、その時点での世代最高指数で、さらに直線の瞬発力も鋭かった。2着のプレイアンドリアルはその後、京成杯を高指数で勝っており、東スポ杯2歳Sのレベルの高さをうかがわせる。

(共同通信杯)1着    2着    3着
04年    D b   AXa    Z
05年    AXb   -      Xc
06年    DY    AXa   D b
07年    -     AXb   C b
08年    B b   C c   DY
09年      d   AXb   C
10年    AZc   A     -
11年    AYa   C      X
02年    BX    D     A
13年    B     A a   A
(スローペース調整値-20/-10)

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2014年2月19日 (水)

休載のお知らせ

降雪の影響による変則開催のため、先週(15、16、17、18日)の重賞回顧はお休みさせていただきます。ご了承ください。

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2014年2月13日 (木)

第954回3歳重賞は指数上位馬から

 3歳牡馬の重賞・共同通信杯は、前走指数の上位馬が10年連続して連軸の中心。
 今年はピオネロ、イスラボニータ、ガリバルディ、アポロスターズなどが前走指数の上位馬で、他にサトノアラジン、ショウナンワダチ、レッドオラシオンなどが過去の指数や平均指数での上位馬だ。
 注目は4戦3勝のイスラボニータだ。前走は東スポ杯2歳Sでプレイアンドリアルと叩き合って制した。そのスピード指数は、その時点での世代最高指数で、さらに直線の瞬発力も鋭かった。2着のプレイアンドリアルはその後、京成杯を高指数で勝っており、東スポ杯2歳Sのレベルの高さをうかがわせる。
 他では、安定した指数の高さがあるピオネロ、アポロスターズに、スローペースで長く良い脚を見せているガリバルディ、ラインカグラ、サトノアラジン、ローハイドなどが有力だろう。

(共同通信杯)1着    2着    3着
04年    D b   AXa    Z
05年    AXb   -      Xc
06年    DY    AXa   D b
07年    -     AXb   C b
08年    B b   C c   DY
09年      d   AXb   C
10年    AZc   A     -
11年    AYa   C      X
02年    BX    D     A
13年    B     A a   A
(スローペース調整値-20/-10)

 3歳牝馬のクイーンカップも、前走指数上位馬たちが中心になっている。
 今年は、フォーエバーモア、マジックタイム、フリュクティドール、プレミアステイタス、サクラパリュールなどの前走指数が高く、グリサージュ、ニシノアカツキは過去の指数や平均指数での上位馬だ。
 マイル戦とはいえスローペース必至のメンバーで、鋭い上がりの脚は必須条件だ。スローペースの上がりの脚はデルフィーノ、マジックタイム、セレナビアンカなどが鋭く、なかでも指数の高さも併せ持つマジックタイムが中心になるのではないか。前走は阪神JFで6着だったが、スピードのでる新潟のマイル戦を、33秒台の上がりタイムで2勝しており、絶対的なスピードが持ち味だ。ただ、東京の週末は雨、雪予報がででおり、馬場が悪化するようならスタミナと先行力のあるフォーエバーモアからの手もありそうだ。

(クイーンC)1着    2着    3着
05年    DXc   -     -
06年    B d    Z    -
07年     Xc   C b   AZc
08年    DXb   -       c
09年    CYb   B b   -
10年    B a   A a   DXa
11年    -      Z    -
12年      d   AX    -
13年    B b   D     B
(スローペース調整-20/-10)   

 京都記念は、平均指数の上位馬が10年連続で連対中。
 今年はジェンティルドンナ、トーセンラー、ヒットザターゲット、アンコイルドなどが平均指数の上位馬で、他にデスペラード、コウエイオトメ、コスモロビンなどが前走指数の上位馬たちだ。
 例年、2000メートル以上の距離で、上がりの脚が鋭い馬たちが中心になっており、条件の合うジェンティルドンナ、アンコイルド、コスモロビンなどが有力馬として上がってくる。実績ではジャパンカップ2勝を始めとして、近走、牡馬とのG1戦で4戦して(1210)と他を圧倒しているジェンティルドンナが中心になるのだろう。
 しかし、ジェンティルドンナが常に33秒台の上がりの脚を使えるとはいえ、上がりの脚だけなら他の馬もまったく差はなく、ペースによっては案外もつれるレースになりそうな気配がする。波乱の主役に推したいのは前走、有馬記念で7着だったデスペラード。有馬記念は直線、内で詰まって脚を余しており、ここは一気の浮上があるかもしれない。

(京都記念) 1着    2着    3着
04年    A      Xb   Y
05年     Zb   -     -
06年    DZb   -     B
07年    D     A c   AZ
08年    B     C a   -
09年     Za   BYa   -
10年    A       c   AXa
11年    -       d   A
12年    C     AXa    Xb
13年    B      Yc   A a

 雪による中止で月曜日に代替開催となった東京新聞杯。再登録され、一部メンバーが変わった。
 前走指数上位馬は、コディーノ、エキストラエンド、レイカーラ、クラレント、コスモセンサーなど。ショウナンマイティ、サクラゴスペルは過去の指数の上位馬だ。
 過去10年、休み明けや、58キロ以上の負担重量の馬たちに好走例はない。順調に使われている指数上位馬の中で、マイルの適性が高いのはサトノギャラント(4100)、エキストラエンド(1000)だが、前走、初のマイル戦だった京都金杯を後方から馬群を割って差し切り勝ちのエキストラエンドに期待したい。

(東京新聞杯)1着    2着    3着
04年    -     C     AXb
05年    -     -     B
06年    D      Yb   A a 
07年    AYa    Yd   -
08年    -     -     -
09年    -     -     -
10年    AYa   D b   A
11年    BYa   D     -
12年    -     A     -
13年    C     -     -

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2014年2月12日 (水)

第953回期待は120%

201402090811

 30センチを越える積雪で、東京は土日とも開催が中止になった。雪により2日連続で中止になったのは2001年1月以来13年ぶりのこと。競馬も雪には弱い。個人的には相変わらず、朝からほとんどのレースの馬券を買っているから、今週から3場開催になって馬券を買うのも忙しいと思っていたところ、東京が中止になったおかげで、ゆっくりと馬券が買えたのは好都合だった。

 クラシックを目指す注目の3歳戦。きさらぎ賞は2戦2勝のバンドワゴンとトーセンスターダムが人気を集めた。1番人気のバンドワゴンが逃げきりを計るところ、ゴール前、2番人気トーセンスターダムがきっちり差し切って勝った。3着はトーセンスターダムとともに上がってきた6番人気のエイシンエルヴィン。3連単は3310円と、堅い配当だった。
 ナビグラフでは、勝ったトーセンスターダムの上がりの脚が最上位で、平均ペースでも対応できる差し脚にみえる。今後、クラシック戦線に向けて期待もふくらむ。
 方や、バンドワゴンはマイペースで逃げて2戦2勝だったが、ナビグラフで見ても、差し脚は水準のレベルにあった。これまでは成り行きで逃げてきたのかもしれないが、今後も逃げる戦法をとるなら、もう少しペースをあげて、我慢できるだけのスタミナを身につけないと苦しいだろう。もちろん今後も逃げる一手ならということだが、上がりの脚は水準以上にあるわけで、むしろ逃げないで脚をためた方が、差し脚の良さが生かせるのではないか。

 ソチでの冬のオリンピックも始まった。こちらは日本選手への過大な評価と期待ばかりが大きく、現実の結果とのギャップに、落胆することが多い。まるで競馬の予想のようだが、競馬予想なら大穴もあるはず。期待度120パーセントで応援しよう。

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2014年2月 6日 (木)

第952回強い2戦2勝馬

 きさらぎ賞はクラシックを目指す3歳戦だけに、指数上位馬が活躍する傾向が強い。過去10年は前走指数の上位馬たちが中心になっているが、前哨戦にスローペースが多く、指数は低くても鋭い差し脚のある馬たちの浮上もあるレースだ。

(きさらぎ賞)1着    2着    3着
04年    DXb   BY    -
05年    AZa   BYc   D
06年    -     CXb    Zc
07年     Xa    Yc   -
08年    -     BYa    Xc
09年    AXa   -      Y
10年    -     A a   -
11年    B b   -     A a
12年    -     -     -
13年    A a   DZc   C c
(スローペース調整-20/-10)   

 今年はブラックカイト、セセリ、オールステイ、サトノルパン、ピークトラムが指数の上位馬たちだが、1勝馬ばかり。ここはむしろ、マイペースで逃げて2連勝中のバンドワゴン、前走、後方一気の差し脚を見せて新馬、オープンを連勝しているトーセンスターダムの方が能力は高いだろう。
 指数上は全く差がない2頭だ。ペースによってはバンドワゴンの逃げ切りもありそうだが、オールステイがハナを主張して逃げるなら、無理してまでは行かないだろう。いずれにしてもスローペースは必至。差し脚の勝負になりそうで、前走、京都2歳Sで前残りのスローペースを、後方から大外を回って33秒6の上がりタイムで差し切って勝ったトーセンスターダムに分があるのではないか。
 2強に割ってはいるのがブラックカイト、セセリなどの指数上位馬という構図だろう。

 東京新聞杯の指数上位馬は、コディーノ、エキストラエンド、ブレイズアトレイル、ダノンシャーク、ショウナンマイティ、サトノギャラントなど。
 過去10年、休み明けや、58キロ以上の負担重量の馬たちに好走例はないので、指数上位で人気になりそうなコディーノや、58キロを背負うダノンシャークは連軸にはとりにくい。
 順調に使われている指数上位馬の中で、マイルの適性が高いのはサトノギャラント(4100)、エキストラエンド(1000)だが、前走、初のマイル戦だった京都金杯を後方から馬群を割って差し切り勝ちのエキストラエンドに期待したい。

(東京新聞杯)1着    2着    3着
04年    -     C     AXb
05年    -     -     B
06年    D      Yb   A a 
07年    AYa    Yd   -
08年    -     -     -
09年    -     -     -
10年    AYa   D b   A
11年    BYa   D     -
12年    -     A     -
13年    C     -     -

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2014年2月 4日 (火)

第951回新境地を開く挑戦

201402020511
201402020811

 節分の昨日、東京は春の暖かさだったが、今日は一転してすごく寒い。とうとう3時過ぎから雪になった。今週から冬のオリンピックも始まるようで、寝不足で風邪を引かないようにしよう。

 根岸Sは4番人気のゴールスキーが鮮やかな差し切り勝ちを収めた。好スタートを決めたスリーボストンの逃げで、平均的な流れだと思ったが、直線一気に脚を伸ばしたのは後方待機の馬たちだった。勝ったゴールスキー、3着のシルクフォーチュンは最後方から、2着のノーザンリバーも中段から差し脚を伸ばした。先行馬ではブライトラインが4着に残っただけで、前に行った馬たちには少し苦しいペースだったのだろう。
 ナビグラフを見ても、勝ったゴールスキー、3着のシルクフォーチュンは上がりの脚で最上位の2頭だった。
 勝ったゴールスキーは昨年夏からダートに路線を移して戦ってきた。芝では重賞のタイトルを手にすることはできなかったが、ダートに移ってからはこれで6戦3勝。とうとう重賞タイトルも手にした。遅咲きの7歳馬ながら、自ら新境地を開きつつある。いくつになっても、新しい自分の世界を広げる挑戦は忘れないようにと思う。
 1番人気のブライトラインは出負けして、先行集団に取り付くのに無理に脚を使った印象。直線粘りきれなかった原因になったのではないか。それでも差のない4着に粘っており、底力は示したといえそう。
 2着のノーザンリバーは8番人気、3着のシルクフォーチュンは5番人気で、3連単は15万円を超す好配当になった。

 京都のシルクロードSは短距離のハンデ戦。
 逃げるレディオブオペラを見ながら2番手でレースを進めたストレイトガールが、ゴール前で鋭い差し脚を繰り出して、2馬身2分の1の差で圧勝した。これで昨年の6月以降8戦6勝、2着2回。500万条件2着から一気に重賞タイトルまで手にした。この後はG1高松宮記念に向かうようだが、頂点まで上り詰めるのだろうか。
 2着は逃げたレディオブオペラ。1.6倍の圧倒的1番人気におされたが、直線、いつもの軽快さがなく、勝ち馬にはあっさり交わされてしまった。3着は中段からきわどく迫ったリトルゲルダ。結果的にハンデの楽な牝馬が1、2、3を決めた。
 勝ったストレイトガールは2番人気、2着のレディオブオペラは1番人気、リトルゲルダが13番人気で、3連単は4万6380円。好配当になった。

 

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