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2014年3月19日 (水)

第963回ゴールドシップはどうか

 今週は、金曜日から日曜日まで、変則的な3日間開催になった。
 阪神大賞典は前走指数上位馬を中心に、全体として指数上位馬たちが圧倒的に強いレースだ。過去10年、指数ランク外の馬が勝ったのは2頭だけで、2着馬まで広げてもランク外の馬で連対したのは3頭にすぎない。1番人気馬は過去10年で3勝、2着4回。連軸としての役割は果たしている。

(阪神大賞典)
       1着    2着    3着
04年    AYa   DYc   BXb
05年    B d     c   AXa
06年    DXa   C      Yd
07年    AZa   D     Bx
08年    -      Xa   AZb
09年    BYc   D     D
10年    CZc   -     A d
11年    A     D      Yd
12年    -     CXa   A
13年    AXa   D     C d

 今年は、サトノノブレス、ゴールドシップ、タマモベストプレイ、バンデ、ヒットザターゲットなどが指数の上位馬だ。
 断然の実績が光るゴールドシップに注目が集まる。ゴールドシップは皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念とG1を4勝して、昨年のこの阪神大賞典も1番人気に推されて勝っている。他の馬ではヒットザターゲット、サトノノブレスのG2勝ちはあるものの、実績の点ではゴールドシップに並ぶものはいない。
 ただ、今年も格の違いを見せて勝てるかというと、それはまた別の問題だろう。
 気になるのは菊花賞の2、3着馬、サトノノブレスとバンデだ。ともに前走のレースを勝って好調は間違いない。バンデは1600万条件戦だったが、楽々、大差の逃げ切り。サトノノブレスはスローペースのG2日経新春杯を、ペース判断良く早々と先頭に立ってそのまま逃げ切って勝った。ともにスタミナもあり、距離に不安もないはず。また、ゴールドシップの58キロと比べるとバンデ55キロ、サトノノブレス56キロの負担重量はいかにも楽だろう。長距離戦だけに、軽量を利して楽に先行できれば、そのまま、「行った行った」のケースもあるかもしれない。
 展開だけを根拠に、ゴールドシップの評価を下げるつもりはないし、実績は実績として高く評価すべきだが、強い相手だったとはいえ、昨年の秋以降3戦続けて取りこぼしており、期待にこたえていないのは気にかかるところだ。ここは勢いのあるサトノノブレスとバンデの4歳馬を中心に取ったほうが良いかもしれない。個人的にはバンデが好きなのだが。

 3着までに皐月賞の優先出走権が与えられるスプリングS。
 スローペースで指数を下げている馬には注意がいるが、今年の指数上位はアジアエクスプレス、ウインマーレライ、モーリス、サクラエール、ベルキャニオン、クラリティシチー、ネオヴァロンなどだ。
 唯一頭の3戦3勝馬は、アジアエクスプレス。ダート戦を大差で2戦2勝の後、芝のG1朝日杯では、直線1頭だけ違う脚色で駆け抜けて圧勝した。力のいる中山の芝も合うようで、朝日杯の差し脚の鋭さを見る限り、1800に距離が伸びるのもむしろ好材料だろう。しかし、極端なスローペースもありそうなメンバー構成だけに、その超スローペースに対応ができるかどうかが課題になりそうだ。
 超スローペースなら、ベルキャニオン、マイネルアウラート、クラリティシチー、ナスノアオバ、ダノンアンビシャスなど、先行馬たちの差し脚が生きる展開になるのかもしれない。

(スプリングS)
       1着    2着    3着
04年    B a     d   -
05年    -     -     -
06年    AYb   CXa   B
07年    -     B      X
08年    -     -     BYb
09年    C     -      Z
10年    -     -     AZa
11年(阪神)CZ     Xa   -
12年    CYd   -      Yc
13年    A c    Yb    Zd
(スローペース調整-15/-5)

 3歳牝馬のフラワーカップの指数上位は、バウンスシャッセ、マイネオーラム、マイネグレヴィル、ヴィータアレグリア、クリスマスなど。2勝馬はクリスマス、バウンスシャッセ、マイネオーラムの3頭だけで、あとはすべて1勝馬たち。少し手薄なメンバー構成になった。
 軸馬になりそうなのはG1阪神JFで4着だったクリスマスを筆頭に、差し脚上位のニシノアカツキ、リーサルウェポン、ショウナンパンドラなどが有力候補だろう。
 スローペースは必至のメンバーだけに、マイネオーラム、マイネグレヴィル、バウンスシャッセなどの先行馬の前残りにも要注意だ。

(フラワーC)
       1着    2着    3着
04年    A a   Bz     Yc
05年    C     ダ     -
06年    D c   BYd   ダ
07年    A a   -     C
08年    A a   C c   A b
09年    -      Yb   -
10年    BXa   C c   -
11年(阪神)-     B c   -
12年     Xa   -      Xc
13年    -     C     -
(スローペース調整-20/-10)

 中京競馬場の3歳重賞ファルコンSは、中京の馬場改造に合わせ、1昨年前から芝の1400メートル戦になった。
 今年はネロ、タガノグランパ、サトノルパン、タガノブルグ、シゲルカガ、アルマエルナトなどが指数の上位馬だ。中京の芝コースは差し馬に流れが向くことが多く、上がりの脚が切れるサトノルパン、タガノブルグ、タガノグランパ、キタサンラブコールなどが連軸の中心になりそうだ。

 (ファルコンS)
       1着    2着    3着
12年      d    Xa   D
13年    -       b    Xb
(スローペース調整-20/-10)

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