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2014年3月18日 (火)

第962回運不運のフィリーズR

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 3着までに桜花賞の優先出走権が与えられるフィリーズレビューは、2番人気のベルカントが勝った。これまでの4戦はすべて逃げてきた馬だ。ここも1番枠を利して逃げるだろうと思ったが、好スタートから4、5番手に控えるレースだった。直線、内ラチのギリギリ1頭分のスペースを突き抜ける、鮮やかな差し切り勝ちだった。ただ、逃げていたニホンピロアンバーが内ラチを締めていたら、どうだっただろう。鮮やかな勝利も、運不運と隣り合わせのように見える。もちろん、運が良かったから勝てた訳ではない。勝利は能力があってのことで、運が悪くなくて良かった勝利なのだろう。

 不運だったのは、スタートでつまずいて最後方からのレースになった3番人気ヤマノフェアリーだろうか。3コーナー手前から動いて、最速の上がりタイムを示したが8着がやっとだった。先行力が持ち味の馬だけに、スタートのつまずきは致命的だった。

 1番人気に支持されたホウライアキコは控えて直線に懸けるレース。道中は勝ったベルカントの外、同じような位置にいたが、追い出しにかかる直線で反応がにぶく、切れる脚は見せられないまま5着。1400の距離が長かったせいだとは思わないが、とすると気が向かなかったからなのか、あるいは早熟タイプだったのか。

 2着は13番人気の人気薄ニホンピロアンバーが逃げ粘り、3着は好位から伸びた6番人気エスメラルディーナ。3連単は175万超の高配当になった。人気のなかったニホンピロアンバーだが、ナビグラフ上では上がりの脚に見所がある馬だったことが分かる。

 ハンデ戦の中山牝馬Sは、1番人気のフーラブライドが軽快な脚どりで中山の急坂を駆け上がってきて圧勝した。中山牝馬Sで1番人気の馬が勝ったのは06年以来のこと。53キロのハンデも恵まれたのだろう。2着はケイアイエレガント、キャトルフィーユが同着だった。

 それにしてもフーラブライドは芝に戦線を移して1、1、1、3、1着と大変身。この勝利で重賞は2勝目になった。つい6戦前、去年の夏はダートの500万条件で4着だった馬だ。芝からダートに移して活躍する馬はそこそこいるが、ダートから芝に切り替えてこれほど変わった馬を私は知らない。

 中日新聞杯もハンデ戦だった。新しくなった中京の芝コースは差し馬が強い傾向で、スローペース気味の流れになったこのレースでも、傾向に変わりはなく、勝ったのは後方から脚を伸ばした10番人気のマーティンボロだった。ナビグラフでみると、マーティンボロは上がり指数で上位に位置しており、2着も上がり指数上位のラキシス。3着はラブリーデイだった。

 東京は今日やっと春一番が吹いた。桜の芽もあっという間にほころびるだろう。

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