« 第969回勝つのはハープスターかレッドリヴェール | トップページ | 第971回混戦の皐月賞 »

2014年4月15日 (火)

第970回切れたハープスター

201404130911
201404120611
201404120911

 今年の桜花賞で単勝1.2倍という圧倒的な支持を受けたのは川田騎手のハープスターだった。無敗で阪神JFを制して、最優秀2歳牝馬に選出された2番人気レッドリヴェールの単勝7.4倍と比べると、その人気のすごさがわかる。

 大逃げを打ったフクノドリームの脚が止まったのが、直線の半ば。一団となって襲いかかるその馬群の最後方から、ハープスターが一気呵成に交わしていく。最後はレッドリヴェールと馬体を合わせるような形になって、クビ差の勝利だったが、まだ余力は十分に見えた。ハープスターの上がりタイムは32秒9と最速。

 大逃げを打ったフクノドリームのペースは平均的なものだったが、後続馬たちにとってはスローペースの流れだっただろう。それを最後方から、32秒9の上がりの脚で難なく差し切ってしまうのだから、その差し脚の鋭さには驚くばかりだ。ハープスターの差し脚の鋭さは同世代牝馬ナンバー1であることに間違いないだろう。しかし、逃げたのがフクノドリームではなくて、もう少し力のある馬だったら、どうだっただろう。スローペースではないレースで、どれくらいの差し脚を使えるのかも、ぜひ見てみたい。
 2着にレッドリヴェール、3着は5番人気ヌーヴォレコルト。3連単は2540円という堅い配当で、指数上も(A-B-C)という前走指数上位馬の決着だった。

 中山の3歳マイル重賞・ニュージーランドTは、3着までにNHKマイルカップの優先出走権が与えられる。後方から追い込んだショウナンアチーヴがハナ差で勝ち、中段待機のショウナンワダチが惜しい2着。先行して粘ったベルルミエールが3着を占めて、NHKマイルカップの優先出走権を手にした。それぞれ1、4、8番人気だったが、指数上は(A-c-A)というランク馬の決着で、3連単は2万5680円だった。

 ただ、結果として、それほど高い指数にはならず、NHKマイルカップでミッキーアイルをしのぐ活躍を期待できるレベルとはみえない。

 阪神牝馬Sは例年、指数の上位馬が圧倒的に強いが、今年は(Ad-D-□)の決着だった。勝ったのは1番人気のスマートレイア-、2着に3番人気のウリウリ、3着は9番人気ローブティサージュ。3連単は1万2150円。
 中段からのレースだろうと思っていたスマートレイア-が、大きく出遅れて最後方。しかし、そこでじっと動かず、直線一気に駆け上がってきての重賞初制覇だった。出遅れたわけではなかったが、以前、秋華賞でも後方から2着に上がってきており、そんなレースの方が合っているのかもしれない。

 中山で気になったのは、悪天候に加え、バーチドレンを使ってのエアレーション作業でかなり時計がかかっていた先週までに比べて、今週の芝コースはかなり速くなっていること。天候に問題がなければ、皐月賞の馬場は、そこそこ「速い」と想定した方が良いだろう。

|

« 第969回勝つのはハープスターかレッドリヴェール | トップページ | 第971回混戦の皐月賞 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/59474568

この記事へのトラックバック一覧です: 第970回切れたハープスター:

« 第969回勝つのはハープスターかレッドリヴェール | トップページ | 第971回混戦の皐月賞 »