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2014年4月24日 (木)

第973回差し脚が問われる

 今週から、東京と京都の開催が始まる。
 オークスの出走権を争うフローラSが、東京開幕週のメインレースだ。
 3歳牝馬の重賞で、基本的に前走指数が上位のABC馬が中心になっている。牝馬の前哨戦はスローペースが多く、指数が低くても上がりの脚がある馬たちには注意が必要だ。

(フローラS)1着    2着    3着
04年    AXa   -     -
05年    AZa   B b   -
06年    -     B a   -
07年    CY    -     AXa
08年    AY     Z    -
09年     Zc   D     -
10年    -     -     CZc
11年    -     AYb   DYc
12年    A b   -     -
13年    C     -     A a
(スローペース調整-20/-10)

 今年の指数の前走指数の上位馬は、サングレアル、イサベル、ハピネスダンサー、ヤマニンアリエッタなど。ただ、前走はスローペースが多く、指数上は低調といわざるを得ない。過去の指数などでは、マイネグレヴィル、マイネオーラム、マジックタイム、ブランネージュ、スペランツァデーア、シャドウカラーズなどが上位で、指数の高さでは前走指数上位の馬たちをしのぐレベルにある。
 直線の長い東京の2000メートル戦だけに、スローペースは必至だろう。過去の勝ち馬は上がり指数で+15以上を示したことがある馬が多く、直線の鋭い差し脚は必須条件だ。今年、この条件からは、マジックタイム、サングレアル、デルフィーノ、ハピネスダンサーなどが有力馬に浮上してくる。
 注目はマジックタイムだ。前走は2月中旬、東京のデイリー杯クイーンCで2着だったが、直線で前が詰まる不利があってのこと。内容は上々だった。スタミナもありそうで、長く良い脚が使えるから、距離が伸びるのは好材料だ。
 間隔が開いたが、サングレアルの差し脚も切れる。ここは要注意だ。

 京都開幕週のメインレースは読売マイラーズC。1昨年から京都での開催になった。
 今年の指数上位はアドマイヤドバイ、フィエロ、エキストラエンド、ラトルスネーク、ワールドエース、サンカルロなどだ。
 近走、中京、京都、阪神のマイル戦を3連勝して絶好調を思わせるのはフィエロだ。前走は重馬場の阪神で、後方から追い込んで圧勝している。5歳馬だが、デビューからここまでまだ8戦。(5111)の成績からみても、これから大きな成長が望める逸材だろう。この2走はスピード指数も安定して高く、重賞制覇に不足はないレベルだ。
 上がりの脚で見所十分のワールドエースは、2年前の皐月賞で2着、ダービーでも4着だった実力馬。久々だった前走では1番人気も5着に負けた。ここは復調次第だが、順調なら当然、勝ち負けになるだろう。

(マイラーズC)
       1着    2着    3着
04年(阪神)CZc   AXa   D
05年(阪神) Ya   BZc   -
06年(阪神)BXa   A     -
07年(阪神)-     -      Xa
08年(阪神)AYa   -     B c
09年(阪神)CZb   DXb   D
10年(阪神) Z    -      Y
11年(阪神)-     -     BXa
----------------------
12年    A     -     D d
13年    AXa   -      Za

 福島牝馬Sは10年の内9年で連軸の中心になっている前走指数の上位馬が有力だ。
 今年はトーセンアルニカ、アロマティコ、レイカーラ、フロアクラフトなどの前走指数が高く、他に過去の指数などで、ミッドサマーフェア、アグネスワルツ、セキショウ、ケイアイエレガントなども上がってくる。
 上がりの脚はトーセンアルニカ、サトノジュピター、アロマティコ、ミッドサマーフェアなどが鋭い。
 なかでもエリザベス女王杯で4着だった4歳馬トーセンアルニカの差し脚が上位だろう。1000万条件を勝って以降、なかなか勝てないが、指数上は全く差がないし、近走は2000メートル、2500メートル戦を使っているが、距離が短くなるのはむしろ好材料ではないか。
 一瞬の鋭い切れの脚ではミッドサマーフェア、アロマティコが魅力的で、ここからの組み立てもあるかもしれない。

(福島牝馬S)1着    2着    3着
04年    AXa   -     DY
05年    -      Ya    Ya
06年    A d   -     AXa
07年    -     B     C d
08年    D     B     A
09年    -     D c   -
10年    A     C b   C
11年(新潟)-     D b   -
12年    B     AZ     Yb
13年    D b    X    BYc

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