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2014年4月10日 (木)

第969回勝つのはハープスターかレッドリヴェール

 今週は桜花賞。いよいよ春のクラシック戦線も本番を迎える。
 3歳クラシックは基本的に指数上位馬が中心で、牝馬の桜花賞も例外ではない。過去10年の連対馬をみると、前走指数上位のA、B馬、過去の指数上位のX、Y馬が連軸の中心になっている。ただ、ランク外の馬も食い込んでおり、スローペースで指数の低い馬たちを忘れずに、連下の相手はできるだけ手広く押さえるべきだろう。

(桜花賞)  1着    2着    3着
04年    AZc   -     -
05年    AXb   -     A
06年    A a   A     -
----------------------
07年    A b   AXa   -
08年    -     -     B b
09年     Xa   -     -
10年    B       a   B
11年    B b   -       c
12年    DXa   -     BZ
13年    -      Yb   -
(スローペース調整-20/-10)

 今年の前走指数上位馬は、ハープスター、レッドリヴェール、ヌーヴォレコルト、リラヴァティなど。過去の指数や平均指数の上位馬は、フクノドリーム、ホウライアキコ、ベルカント、フォーエバーモアなどだ。
 阪神の外回りコースのマイル戦で、スローペース気味の流れになる傾向が強く、鋭い上がりの脚は必須条件だ。特に、阪神コースが新しくなった07年以降、過去の桜花賞の勝ち馬は、近3走内のマイル戦で+10以上の上がり指数がある馬たちだった。今年その条件をクリアするのはハープスター、レッドリヴェール、ヌーヴォレコルトの3頭だけで、とりわけ、上がり指数が抜けているのはハープスターだ。
 ハープスターは4戦3勝、2着1回。唯一負けたのは、後方から馬群を割って伸びたものの、わずかに届かず惜しい2着だった阪神JFだけだ。前走は、阪神のマイル戦チューリップ賞を直線一気の差し脚で完勝している。絶対的なスピードに優っており、上がりタイムも新馬戦以外、近3戦で32秒台、33秒台の上がりタイムを記録している。上がりの勝負になりやすい良馬場の阪神のマイル戦の適性は高いだろう。
 そのハープスターを抑え込んだのがレッドリヴェール。阪神JFを勝って3戦3勝、最優秀2歳牝馬にも選出された。桜花賞は12月の阪神JF以来、久々のレースになるが、小柄な牝馬に無理をかけないため、あえてゆったりとしたスケジュールを組んだという。不良馬場の函館で行われた札幌2歳Sを、後方からただ1頭だけ追い込んで勝っておりスタミナはありそう。底力ではハープスターをしのぐものがあるのではないか。
 ヌーヴォレコルトはハープスターが勝ったチューリップ賞の2着馬。2強には差があるものの、スローペースなら遜色のない脚を使えるだろう。
 阪神の外回りのマイル戦だけに、スローペース気味の流れを想定すると、指数上位で上がり指数でも最上位のハープスターが、連軸の中心になるのだろう。ただ、後方一気の脚質だけに、思わぬ不利を受ける可能性がないとも限らない。ならば、スタミナがあり、ハープスターよりは前々でレースができるレッドリヴェールを軸にとる手もあるのではないか。2頭に差はないし、勝つのはハープスターかレッドリヴェール。どちらかだろう。

 中山の3歳マイル重賞・ニュージーランドTはアルマエルナト、ショウナンアチーヴ、ベルルミエール、カラダレジェンド、ウインフェニックス、ショウナンワダチなどが指数の上位馬だ。
 指数上位馬のなかでは、中山のG1朝日杯で2着だったショウナンアチーヴが実績も上位だろう。前走ファルコンSは休み明けもあってか、先行できず6着に負けたが、ここはひと叩きされての巻き返しに期待したい。また、ウインフェニックスは8戦の内7戦で3着内という堅実さが光る馬で、今の力のいる中山の芝にも適性があり、少し気になる存在にみえる。ただ、ともに先行力で押し切る脚質で、上がりの脚の鋭さには少し物足りなさが残る。ここは上がりの脚のあるショウナンワダチ、マイネルディアベル、キタサンラブコールなどに分があるかもしれない。

(ニュージーランドT)
       1着    2着    3着
04年    -     -     CXb
05年    DYb   B     -
06年    BXa    Z    CYa
07年    -     -     C d
08年    -       c   DXb
09年      d   CZa   -
10年    CX    -      X
11年(阪神)-     -     BX
12年    -     AZ    BZb
13年    CY    -     -
(スローペース調整-15/-5)

 阪神牝馬Sは指数の上位馬が圧倒的に強い。
 今年はスマートレイア-、ウイングザムーン、ミナレット、ウリウリなどの前走指数が高く、過去の指数などでエピセアローム、ヴィルシーナ、アミカブルナンバー、トーホウアマポーラなどがピックアップされる。
 阪神の内回りの芝1400メートルは先行力が生きる流れになりやすい。先行力ではサマールナ、エピセアローム、ウイングザムーン、スマートレイアー、トーホウアマポーラなどが上位だが、指数上位で差し脚も使えるエピセアローム、スマートレイアーが有力候補だろう。
 上がりの脚はウリウリ、アミカブルナンバーが鋭く、逆転もある。

(阪神牝馬S)1着    2着    3着
06年    AXa   DY    C
07年    DZb   C     AXa
08年    -      Xa    Yb
09年    DXb     a   D c
10年    C      Z     Xb
11年    BZb    Z    A a
12年    -     DYb   AZ
13年    A     D b   -

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