« 第975回人気馬集結 | トップページ | 第977回逃げ切れるか »

2014年5月 6日 (火)

第976回距離適性

201405040811
201405030511

 今年の天皇賞(春)は4強の戦いと目されて、1番人気はキズナ、2番人気がゴールドシップ、3番人気はウインバリアシオン、4番人気がフェノーメノという人気順だった。しかし、1番人気のキズナは1.7倍、4番人気のフェノーメノは11.5倍の単勝人気で、4強とはいえ、人気の上では大きな差がついていた。

 結果は、世間の期待とは逆になって、4番人気のフェノーメノが直線、中段から抜け出し、後続の追撃をしのいで春の天皇賞を連覇する快挙を成し遂げた。2着は3番人気のウインバリアシオン。12番人気のホッコーブレーヴが猛然と追い込んで3着を確保。3連単は21万を超す高配当になった。

 1番人気のキズナはいつものように後方に構えて、直線、大外から追い込んできたが、前を行くフェノーメノ、ウインバリアシオンを捕らえられず、しかも遅れて追い込んできたホッコーブレーヴに差されて4着だった。直線はいつもの切れが見られず、「やっぱり距離が」というのが、戦いの後の巷間の評価のようだ。たしかにキズナは2400メートルまでの距離しか経験がない。上位を占めた3頭は、近走、2500メートル以上の距離で、+10以上の上がり指数がある馬たちだった。2400と2500。この100メートルの差が距離適性を分ける分岐点だったのだろうか。

 キズナの距離適性については、ディープインパクト産駒馬が芝3000メートル以上の距離でまだ1頭も勝利していないことも含め、もっとも懸念されていた材料だった。それでもキズナなら克服できるのではないかと思っていたのだが、「現実は甘くはなかった」というべきなのだろうか。

 しかし、距離適性が合わないレースで負けたことは、逆に、距離が合うレースなら断然に強いということ。次走、宝塚記念に期待しよう。

 ダービーの優先出走権を争う青葉賞は、後方待機策の10番人気ショウナンラグーンが直線、鋭く脚を伸ばし、1番人気のワールドインパクトを差し切って勝った。スローペースもあって、勝ち馬ショウナンラグーンの上がりタイムは33秒8。本来なら前残りのレースを、後方から差し切ったスピードは上々のレベルといえそうだ。

 私は期待を込めて1勝馬のアドミラルシップにかけてみたが、2番手で先行したものの直線はずるずる後退して、結果17着に大敗。2000までの距離経験しかなかったことも災いしたのだろうか。ナビグラフ上でみると、芝2200メートル以上のレースで、上がり指数が+10以上の馬たちが上位を占めたレースだった。

|

« 第975回人気馬集結 | トップページ | 第977回逃げ切れるか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/59595819

この記事へのトラックバック一覧です: 第976回距離適性:

« 第975回人気馬集結 | トップページ | 第977回逃げ切れるか »