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2014年5月20日 (火)

第980回厳しい経験

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 今年のヴィクトリアマイルは11番人気のヴィルシーナが逃げ切って勝った。ヴィルシーナは昨年に続いての勝利で、ウオッカもブエナビスタも、アパパネもできなかった連覇を達成した。近走は10、7、11、11着と不振続きだったため、人気を落としていたが、見事な復活劇だった。内田騎手は、今の東京の芝は馬場が良く、逃げ粘れる、と踏んでの戦法だったようだが、まさに作戦勝ちといえそう。

 2着に3番人気メイショウマンボ、3着に6番人気のストレイトガールが入って、3連単は40万円を超す高配当になった。1番人気に推されたスマートレイアーは8着、2番人気のホエールキャプチャは4着までだった。
 レース後、ヴィルシーナの手綱を取った内田騎手がパドックでインタビューを受けていた。私は、うどんを食べながらしばらくながめていたが、内田騎手はまだ、興奮冷めやらぬ様子で、非常に明るく、そして饒舌に思えた。よほど嬉しかったのだろう。

 土曜日の京王杯スプリングCは、逃げたコパノリチャードを2、3番手で追走した馬たちが、直線の叩き合いでコパノリチャードを振り落として1、2着。勝ったのはレッドスパーダ、2着にクラレント、3着はエールブリーズ。10番人気、2番人気、7番人気の順で、3連単は16万を超す好配当になった。

 勝ったレッドスパーダは昨年8月の関屋記念以来の勝利になった。近走は良かったり悪かったりの繰り返しで、成績が安定しなかったが、ナビグラフでみると(過去には上がり指数で+16という数値はあるものの)、スタミナのウェイトが高いことがわかる。それが今回、ハイペースを先行しての粘りにつながったのだろう。

 ヴィルシーナもレッドスパーダも、前走、当該レースの距離より短いレースで戦ってきた馬だった。当然、ペースが速く、息が持たずにずるずる後退するというレース内容でも似ている。しかし、結果的にそれが良かったのだろう。

 人も馬も、少し厳しい経験をさせた方が、変わり身につながりやすい。

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