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2014年6月10日 (火)

第986回ハナ差の勝負強さ

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 木曜日から降り続いた激しい雨は日曜日の午前中まで続いた。しかし、東京コースは水はけがよく、日曜日は不良のままとはいえ、泥んこの馬場状態にはならなかった。

 今年の安田記念は3歳馬ミッキーアイルの逃げで始まった。馬場状態を考えれば、ハイペースといえる流れ。単勝1.7倍の断然の1番人気ジャスタウェイは中段から駒を進める。横一線の直線なかばで逃げていたミッキーアイルが失速すると、代わって2番手を進んでいたダノンシャークが馬場の真ん中から先頭に立つ。残り200メートル、中段待機のグランプリボスが勢いよく追い込んでダノンシャークを交わして先頭に躍り出る。グランプリボスは勢いの違いを見せ、さらに他馬を引き離していく。しかし、残り100メートル、ジャスタウェイがグランプリボスの内をついて馬体を合わせにかかる。すぐそこがゴール。もう届かないかもしれないと思わされたが、そこからぐんぐん差を詰め、わずかにハナ差だけ抜け出したところが栄光のゴールだった。きわどい勝利だったが、さすがに世界ナンバーワンを思わせ、勝負強さを感じさせるレースだった。

 直線はどの馬も不良馬場に脚を取られて差し脚の切れを発揮できず、上がりタイムはジャスタウェイの37秒1が最速だった。

 2着に16番人気のグランプリボス、3着は10番人気のショウナンマイティ。3連単は37万3470円。今年も波乱の高配当になったが、指数上は(AXa-c-Y)というランク馬同士の決着だった。

 ナビグラフで見ると、AXaのジャスタウェイは別にしても、3着のショウナンマイティは過去3走前、5走前に+17、+19という上がり指数が目を引く馬だったし、2着のグランプリボスは5走前、スタミナを感じさせる高いペース指数を示していた。

 鳴尾記念は、直線、1番人気のエアソミュールが差し切り勝ち。2着に9番人気アドマイヤタイシ、3着は10番人気のフラガラッハ。ともに上がり指数で上位といえる馬たちだった。安田記念同様、鳴尾記念も(C-Xa-b)という指数ランク馬の決着で、3連単は10万を超す高配当になった。

 長く続いた春のG1シリーズも安田記念でひと区切り。

 桜 花 賞     A  -B  -C b 
 皐 月 賞     □  -D  - X 
 天皇賞 春      Xa- Yd-□
 NHKマイルC   DYc-B  -CZ
 ヴィクトリアマイル   d-  d- Xb
 オークス        c-DY -AX
 ダービー      CZa-A a-□
 安田記念      AXa-  c- Y

 春のG1シリーズでランク外の馬が連に絡んだのは1頭だけ、3着まで広げても3頭だけだった。NHKマイルCの3連単68万や、ヴィクトリアマイルの40万、安田記念の37万など、比較的ランク馬同士の決着で高配当が多かった。

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