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2014年6月 5日 (木)

第985回強いジャスタウェイ

 春のマイル王を決める安田記念。ワールドホースランキングで現役馬世界ナンバー1の評価を得たジャスタウェイが出走するとあって、注目が集まる。
 指数上は、10年の内8年で連対している前走指数の上位馬たちが安定した好成績をあげている。1番人気は09年のウオッカ、昨年のロードカナロアが勝っているだけで、2、3着はない。加えて人気薄の激走もあって、波乱度の高い、難しいレースだ。今年はジャスタウェイが1番人気になるはずだが、どうだろうか。

(安田記念) 1着    2着    3着
04年      a   AXa    Zd
05年    C c   -     外
06年    C外     Zb   外
07年     Yd   A     -
08年    -     外     AX
09年    BXa   AZb   -
10年    -       d   -
11年    A     -      Zd
12年    CYb   -     -
13年    AZ      a   D d

 今年の前走指数の上位馬は、ジャスタウェイ、レッドスパーダ、グランデッツァ、クラレントなど。他に過去の指数などでショウナンマイティ、ダノンシャーク、グランプリボス、トーセンラーなども指数上位馬として上がってくる。
 以前の安田記念では、上がりよりも先行力やスタミナが問われることが多かったが、最近は、近走で上がり指数が+15以上の馬たちが活躍する傾向が強いようだ。とすると、ジャスタウェイ、ショウナンマイティ、ホエールキャプチャ、トーセンラーなどが有力馬として上がってくる。
 しかし、何といっても注目はジャスタウェイだ。昨年の秋の天皇賞では後方から差し脚を伸ばし、2着のジェンティルドンナに直線の残り200メートルだけで4馬身の差をつけて圧勝。指数も昨年度の最高指数にあたる驚異の103をマークした。その後は今年3月の中山記念に続き、ドバイのG1ドバイデューティフリーも6馬身差で圧勝。それまでは3歳重賞での勝利や、古馬重賞でも惜しい2着続きはあったが、なかなか勝ちきれず2勝のままだった。それがまるで馬が変わったような大きな成長で、ついにワールドホースランキングで現役馬世界ナンバー1の評価も得るまでになった。指数の高さだけでなく、差し脚の鋭さもあり、ここは強い馬は強いと、素直に評価するしかないだろう。東京コースは得意だし、マイル戦も5戦2勝、2着2回と適性も高い。雨で馬場が渋っても苦にしないはずで、いまのところ死角が見あたらない。強いてあげれば、上がり指数が最上位ではないということか。マイル戦だけに、スローペースはないと思うが、もしペースが落ち着いてしまった場合、一瞬の切れで後れを取る可能性がないわけではないがーー。
 ジャスタウェイの相手になりそうなのは、水準以上の上がり指数があるショウナンマイティ、ホエールキャプチャ、トーセンラーに、3歳馬ミッキーアイルも押さえておきたいところ。さらに、前走、大きな変わり身を見せたグランデッツァ、レッドスパーダなどにも要注意だ。特に、皐月賞5着、ダービー11着の実績もあるグランデッツァが面白い存在だろう。馬場が渋るとよくないと思うが、そのスピードは上々だ。他にカレンブラックヒル、クラレント、グランプリボスなども気に掛かる。

 鳴尾記念は、宝塚記念の前哨戦として位置づけられ、2012年から距離が2000メートルに変更され、この時期の開催になった。
 今年の指数上位はトウカイパラダイス、カレンミロティック、エックスマーク、エアソミュール、アドマイヤタイシ、フラガラッハ、サクラアルディートなど。
 梅雨時だけに雨は気になるが、スタミナがあり、先行して粘る差し脚もあるトウカイパラダイス、カレンミロティックなどが中心だろう。ここは、前走、大阪杯でキズナの2着に粘ったトウカイパラダイスのしぶとさを上位に評価したい。ペースによっては、中段からの瞬発力でまさるアドマイヤタイシ、エックスマーク、シゲルササグリなどの一発もありそうだ。

(鳴尾記念) 1着    2着    3着
12年    DXa     c    CZd
13年    -      Y      b

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