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2014年7月22日 (火)

第998回厳しいペース

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 函館はもう最終週だった。

 ハンデ戦の函館記念は2番人気のラブイズブーシェが差し切り勝ちをおさめた。後方待機策から、3コーナー過ぎに仕掛けていって、直線は他馬を置き去り、並ぶことなく先頭に立つと、そのまま押し切って勝った。長く良い脚をつかって上がりも最速。これが重賞初制覇とは思えないような、実に強い勝ち方だった。有馬記念4着、目黒記念2着の実績は伊達ではなかった。

 2着は外を駆け上がってきたトップハンデの8番人気ダークシャドウ、3着は馬群を割って伸びた7番人気のステラウインドで、3連単は8万5710円。

 勝ったラブイズブーシェなど、上位の馬たちは後方待機組で、トウカイパラダイスをはじめ、グランデッツァ、バウンスシャッセ、ゼロスなどの逃げ先行馬は、すべて直線で失速してしまった。良馬場とはいえ、先週と比べると見た目以上に馬場は重かったようで、それが厳しいペースにつながったのかもしれない。

 個人的には51キロのハンデが魅力的に思えた3歳牝馬バウンスシャッセから馬券を組み立てたが、先行したものの直線は脚があがってしまって、結局、最下位にまで落ちた。3歳牝馬にとっては非常に厳しいペースだったようで、まだまだ、地力不足というか、ハンデが楽というだけでは、勝負にならなかった。

 2歳馬の最初の重賞・函館2歳Sは、好スタートからハナに立った4番人気のアクティブミノルが逃げ切り勝ち。先週、新馬戦を勝ったばかりで、連闘で臨んだこの重賞も堂々の逃げ切り勝ちだった。ラップを見てみると、スタートはゆっくり出して、2ハロン目に10秒台の早いラップがある。その後はペースを落として、平均ペースの逃げに持ち込んでいる。2ハロン目が早いのは函館の芝1200の特徴だが、今週の馬場状態は先週よりも少し重目だったことを考えると、心肺機能に優れている馬であることを想像させる。短距離戦とはいえ厳しいペースに耐えたのが勝因だったのだろう。

 1番人気に推されたマイネルエスパスは、3番手の好位置でレースを進めたが、直線は思ったほど伸びず、5着に後退してしまった。マイネルエスパスに限らず、アクティブミノルを追走した先行馬はいずれも直線伸びきれなかったが、意外とスタミナを消耗する2ハロン目の高速ラップが効いていたのかもしれない。

 中段から差し脚を伸ばした11番人気のタケデンタイガーが2着、2番人気のトウショウピストが3着に上がってきた。2着のタケデンタイガーが人気薄で、3連単は22万円を超す高配当になった。

 きょう、東京も梅雨が明け、いよいよ夏本番。
 福島、中京は今週末が最終週だ。

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