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2014年7月 3日 (木)

第993回難解なハンデ戦

 夏の福島開幕週の重賞は3歳限定のハンデ戦・ラジオNIKKEI賞。
 06年からハンデ戦になったが、それ以降、1番人気馬は2着が1度あるだけ。トップハンデ馬も同様、2着が1回だけだ。3連単は過去8年の内5年で10万を超す高配当が出ており、波乱の多いレースといえそうだ。
 指数上は8年の内5年で連対している平均指数上位馬が中心とはいえ、勝っているのはランク外の馬が多く、難解なハンデ戦だ。

(ラジオNIKKEI賞)
       1着    2着    3着
06年      c   -     -
07年    -      Z     Z
08年    -      Xb   -
09年    -     -     B d
10年    C     -     AYb
11年(中山)A b    Yc    Xa
12年    -      Yc   -
13年    -     A d   -

 今年は、ピオネロ、ミヤビジャスパー、ハドソンヤード、メドウヒルズ、クラリティシチー、ウインマーレライ、ショウナンワダチ、ウインフェニックスなどが、指数の上位馬たちだ。
 トップハンデはニュージーランドT2着で56キロを背負うショウナンワダチだが、後方から脚を伸ばす脚質だけに少し苦しいだろう。
 春の重賞戦線で上位に食い込んだ実績からは、スプリングS3着のクラリティシチー、青葉賞5着のピオネロ、京都新聞杯5着のミヤビジャスパーなどが上がってくる。ハンデはともに55キロを背負うが、順当なら彼らが中心になるのではないか。
 ペースが速くなることは考えにくく、スローペース気味の流れなら先行馬に有利のはずで、その点からも、先行して差し脚を使えるクラリティシチーやピオネロ、ミヤビジャスパーなどに展開も向くのではないか。なかでも1800の距離で好成績をあげてきたピオネロの安定した差し脚が連軸向きだろう。
 しかし、これまでの波乱の傾向から、力があるといってもすんなりといかないのがこのレースの難しいところだ。
 先行力があり、差し脚も水準以上に評価でき、さらに軽ハンデで浮上してきそうなのは53キロのベストドリーム、54キロのラリングクライ、52キロのオウケンブラックなどだろう。3戦2勝とまだ底を見せていないラリングクライにもチャンスはあるはずだ。

 中京競馬場もハンデ戦のCBC賞。芝1200メートル戦。
 今年の指数上位はワキノブレイブ、ルナフォンターナ、リアルヴィーナス、ニンジャ、マヤノリュウジン、エピセアローム、スギノエンデバー、サクラアドニスなど。トップハンデは57キロのスギノエンデバーだ。
 中京の芝コースはタフさが求められる。昨年、一昨年と、このレースを連勝したマジンプロスパーは2、3番手で先行して差し切るレースだった。先行馬に力のある馬がいれば押し切ってしまうのが重賞のペースの厳しさだ。
 スタミナがあり、先行して粘れそうなのは、エピセアローム、マヤノリュウジン、ブルーデジャブ、スイートジュエリーなどだろう。ここは1200で3勝をあげているエピセアロームに期待したいところだ。
 今年は目下3連勝と勢いに乗るルナフォンターナがハンデも55キロと恵まれ、人気を集めそうだ。元来、軽いスピードタイプの馬で、差し脚は鋭いが、スタミナがあるようには見えない。近走は出遅れて後方からのレースが続いており、先行馬が粘る中京でも力を発揮できるかどうか。少し気になるところだ。他に、上がりの脚で鋭いのはニンジャ、マコトナワラタナ、カイシュウコロンボなど。前がつぶれるペースなら、ルナフォンターナとともに、一気の浮上もありそう。

(CBC賞) 1着    2着    3着
06年    -      Z      b
07年    -     D c   -
08年    -     A       a
09年    -     A     B
10年(京都) Yb   -     -
11年(阪神)CYa   B       c
12年    A c   C     A b
13年    CXa   A       d

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